えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

初めてこのアルバムを買った時は、ジャケット写真を見て、乞食のおじさんがブルースを歌っているのか、すごいなーと思って買ったのだけど、ジャケット写真の主とこのアルバムのハーモニカを吹きブルーズを歌うSonny Boy Williamsonは全く関係のない別人物であった。
Sonnyは出生名はAleck Millerであって、いくつもの芸名、Rice Miller、Little Boy Blue、Sonny Boy WilliamsonⅡを持っていて、多くのブルースマンのご多分にもれず、放浪の人でミシシッピうやアーカンソーを旅して生きた。1940年代はアメリカ南部の広い地域をカバーするラジオ局KFFAの人気番組「キング・ビスケット・タイム」の歌ってハーモニカを吹く人気パーソナリティだったという。
1950年代後半にシカゴのチェスレーベルで新進のシカゴ・ブルース・マンと吹き込んだアルバムが"Sings down AND out BLUES"。1959年リリース。そのスタジオミュージシャンの中には、ラジオ番組時代からの盟友ギタリスト、Robert Jr. Lockwoodもいた。このアルバムは、頂点のようなシカゴブルースで、もちろんそのシカゴの列車の線路はミシシッピの農場のジュークジョイント(安酒場)まで続いている。Sonnyはこのアルバムで一躍、有名になり、のちにヨーロッパなどへもツアーするのだけど、御年六十歳で遅咲きの人であった。1965年には逝ってしまう。残るのは心をかきむしるブルース・ハープの響きと歌。
おいらにバーボンを一杯おくれよ。おやすみZZZzzz.....
Sonny Boy Williamson rare video
http://www.youtube.com/watch?v=cNzEXJTPS0U


David BowieとIggy Popが作った名作アルバム2枚の"The Idiot"と"Lust For Life"。Stoogesを解散して薬びたりの廃人になりかけていたIggyにBowieが「そんなことやめて、いっしょにロックンロールをやろうぜ」と声をかけたといういい話も残っています。
"Lust For Life"が表なら"The Idiot"が裏で、"The Idiot"が真夜中なら"Lust For Life"が明け方、空の白み始める未明というよう感じで、2枚とも甲乙付けがたい強烈な魅力を持っている。
やっぱ、IggyはPUNKのルーツで、すこぶるいかれたかっちょいいロックンローラーで、BowieはIggyのことを「アメリカのアンダーグラウンドを知りたければIggyのロックンロールを聴くべきだ」と言っていました。"Sister Midnight"のリリックスなどは日本ならば放送禁止だろうな。


明日の夜、小田急相模原の駅のそばのスクールオブロックでemricoさん、七條春道さんらとともに歌っています。チャージなしです。
information
2011年2月20日(日)
start about 20:00
出演者 emrico、七條春道、えいちゃん(<-わし)
チャージ \0
場所 バー スクールオブロック
住所 神奈川県相模原市南区松が枝町19-8メロンハイム103
電話番号 042-815-2569
スクールオブロックのページ
http://blog.goo.ne.jp/ryusisekine
(来てね)
information
2011年2月20日(日)
start about 20:00
出演者 emrico、七條春道、えいちゃん(<-わし)
チャージ \0
場所 バー スクールオブロック
住所 神奈川県相模原市南区松が枝町19-8メロンハイム103
電話番号 042-815-2569
スクールオブロックのページ
http://blog.goo.ne.jp/ryusisekine
(来てね)


毎月の第2火曜日と第4火曜日は町田のライブハウス、ウェスト・ボックスでセッションを行っていて、会社帰りに歌いに行ったり、ブルースハープを吹いたりする。今夜は人は少なめだったけど、何か充実感のある楽しさだった。
ぼくは、何と、"Taj Mahal"という禁じ手のオリジナルを歌ったりした。悲恋をテーマにしたこのオリジナルを歌い、歌い終わったあと、近ごろの若い人たちは、恋も失恋もしなくて、こんな歌は通じないのかもしれないなどと、思ってしまうのは、思い過ごしならばよいのだけど、どうだろうか?
2回も歌う機会をもらえて、2回目は、Elmore Jamesのブルース"Cry For Me Baby"をアコースティックぽい、ゆっくりしたテンポの演奏をしてもらい、ぼくは歌った。これも失恋の歌で、夜も身悶え、眠れないというような歌で、ブルースだ。恋も失恋も世界から無くなれば、歌も物語も消えてしまわないだろうか?
ラストでぼくが聴いた"Georgia On My Mind"は本当に良かった。渾然一体となったバンド演奏のみんなが素晴らしい。この歌について、バーでアメリカ人に尋ねたことがるのだけど、そのアメリカ人は、これは失恋の歌だよ、ジョージアという女性に見果てぬ夢と憧れを見ているのだと、そっけなく言っていた。ぼくの1番好きな"Georgia On My Mind"はThe Bandが演奏した"Georgia On My Mind"でRichad Manuelのボーカルは涙なしには聞けない。そして、今夜の"Georgia On My Mind"は2番目かもしれないさ。
町田 west vox プレゼンツ 「what’s going on session」
http://voxsession.web.fc2.com/index.html
The Band / Richard Manuel - Georgia on my Mind - FULL HQ VIDEO
http://www.youtube.com/watch?v=KM_ZqESUuFU
ぼくは、何と、"Taj Mahal"という禁じ手のオリジナルを歌ったりした。悲恋をテーマにしたこのオリジナルを歌い、歌い終わったあと、近ごろの若い人たちは、恋も失恋もしなくて、こんな歌は通じないのかもしれないなどと、思ってしまうのは、思い過ごしならばよいのだけど、どうだろうか?
2回も歌う機会をもらえて、2回目は、Elmore Jamesのブルース"Cry For Me Baby"をアコースティックぽい、ゆっくりしたテンポの演奏をしてもらい、ぼくは歌った。これも失恋の歌で、夜も身悶え、眠れないというような歌で、ブルースだ。恋も失恋も世界から無くなれば、歌も物語も消えてしまわないだろうか?
ラストでぼくが聴いた"Georgia On My Mind"は本当に良かった。渾然一体となったバンド演奏のみんなが素晴らしい。この歌について、バーでアメリカ人に尋ねたことがるのだけど、そのアメリカ人は、これは失恋の歌だよ、ジョージアという女性に見果てぬ夢と憧れを見ているのだと、そっけなく言っていた。ぼくの1番好きな"Georgia On My Mind"はThe Bandが演奏した"Georgia On My Mind"でRichad Manuelのボーカルは涙なしには聞けない。そして、今夜の"Georgia On My Mind"は2番目かもしれないさ。
町田 west vox プレゼンツ 「what’s going on session」
http://voxsession.web.fc2.com/index.html
The Band / Richard Manuel - Georgia on my Mind - FULL HQ VIDEO
http://www.youtube.com/watch?v=KM_ZqESUuFU


世界中の若い衆よ、チェニジアに続けなどと、思ってしまう。今、FUNKADELICのアルバム"One Nation Under Groove"を聞きながら、フライヤーなんぞを作っているからなのでしょうか?
来週の土曜(2011年1月29日)の夜、小田急相模原のバー『スクールオブロック』で歌っています。出演者が3人から5人になったみたいです。にぎやかな楽しい夜になりそうですな~。フライヤーを作り直しました。
スクールオブロックのホームページ
http://blog.goo.ne.jp/ryusisekine


昼の用を終え、友だちトンネルさんにメールをもらったオトアソビというイベントに町田のカーバンクルに行ってみました。もうトンネルさんのライブは始まっていて、今までのトンネルさんとは違い、演劇のような要素は無く、音楽を純粋に聞かそうというような姿勢で、改めてトンネルさんの音楽の魅力にも気づいてしまったのであります。
次々にいろんな人やらユニットやらを聴いたのでしたが、司会をしていたお兄さんがギターを持って登場。B.D.Badgeというバンドでロック魂を感じたよ。ぼくはあまり知らないのだが、サザンオールスターズのパーカッショニスト、ケガニさんをゲストに呼び、おれとこいつは日大五号館をバリケード封鎖した仲なんだと紹介。なんと全共闘世代のロッカーでもあるらしい。この前、イーグルスをNHKの「ソングス」って番組で放送していて、「ホテル・カルフォルニア」でイーグルスは1969年の酒(精神)はここ、ホテル・カリフォルニアにはありませんと皮肉まじりに歌っていたのだけど、その反抗の津波は1969年に日本にも押し寄せていたことは知っていた。あの忌野清志郎は自分のバンド名に「リメインダーズ・オブ・ザ・クローバー」と名づけたのだけど、それはクローバーの残党という意味で、ぼくが今夜見たのは驚くべき1969年の残党の生きてる音であったように思い、ロックとは1969年に頂点を迎え、終わってしまったものではないとも思い、ぼく自身もその残党であるとも思う。その残党がいたるところで形を変え、子孫すら生み、秘密結社のように1969年の後も40年以上続いているのかもしれない。
それで、ロクさん、リュウシさん、すまぬ。風邪ひきで調子が悪く、見れずに、すぐ帰ってしまった。またの機会に遊ぼう。だって、ロックもソウルもブルーズもまだ死んでいないべ。
次々にいろんな人やらユニットやらを聴いたのでしたが、司会をしていたお兄さんがギターを持って登場。B.D.Badgeというバンドでロック魂を感じたよ。ぼくはあまり知らないのだが、サザンオールスターズのパーカッショニスト、ケガニさんをゲストに呼び、おれとこいつは日大五号館をバリケード封鎖した仲なんだと紹介。なんと全共闘世代のロッカーでもあるらしい。この前、イーグルスをNHKの「ソングス」って番組で放送していて、「ホテル・カルフォルニア」でイーグルスは1969年の酒(精神)はここ、ホテル・カリフォルニアにはありませんと皮肉まじりに歌っていたのだけど、その反抗の津波は1969年に日本にも押し寄せていたことは知っていた。あの忌野清志郎は自分のバンド名に「リメインダーズ・オブ・ザ・クローバー」と名づけたのだけど、それはクローバーの残党という意味で、ぼくが今夜見たのは驚くべき1969年の残党の生きてる音であったように思い、ロックとは1969年に頂点を迎え、終わってしまったものではないとも思い、ぼく自身もその残党であるとも思う。その残党がいたるところで形を変え、子孫すら生み、秘密結社のように1969年の後も40年以上続いているのかもしれない。
それで、ロクさん、リュウシさん、すまぬ。風邪ひきで調子が悪く、見れずに、すぐ帰ってしまった。またの機会に遊ぼう。だって、ロックもソウルもブルーズもまだ死んでいないべ。


来る2011年1月29日(土)に小田急相模原駅近くのバー、スクールオブロックでライブをするのですが、フライヤーを作ってみました。今回のライブはブルース色濃くなる予感もします。来てね。
スクールオブロックのページ
http://blog.goo.ne.jp/ryusisekine
