えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
上野の東京文化会館で、演奏会形式ではありますが、昔からいつか見たいと思っていたワーグナーのオペラ『トリスタンとイゾルデ』を鑑賞しました。ぼくもワグネリアンのはしくれのはしくれで、ワーグナーの歌劇は大好きなのです。
恋の始まり、逢瀬、悲劇といった三幕もの。指揮はポーランド出身のマレク・ヤノフスキさん、演奏はNHK交響楽団、トリスタンはオーストラリアからスチュアート・スケルトンさん、イゾルデはノルウェーからビルギッテ・クリステンセンさん、合唱は東京オペラシンガーズという国際的な面々、布陣。舞台セットはしつらえてなかったけれど、ぼくは心の中で劇を想像もする。
その席はなんと前から四列目のほぼ真ん中。バイオリン奏者の譜面をめくる音さえ時々聞こえる。調性のわからないようなメロディー、偽終止、無限旋律で奏でられる物語は、昼よりも夜の優位性、愛、甘美、死、悲劇。素晴らしかった。
恋の媚薬というものをぼくも飲んでみたいと思うが、やっぱやめとくか。
渋谷のO-WESTへ『闇鍋音楽祭 2024』を見に行きました。主催はいわずと知れたソウル・フラワー・ユニオンでゲストは民謡クルセイダーズ。
まずは民謡クルセイダーズが演奏し、オーディエンスはそのラテンのリズムと日本の土に根を生やした民謡のソウルのとぐろを巻くグルーヴに踊りまくる。
その後、ソウル・フラワー・ユニオンが登場し、そのストレートな自由へのメッセージがびしびしと来ます。カザをめぐる新曲は今の世界の暗い絶望を打ち払うかのようだ。カバーした二曲も素晴らしい。中川敬さんの歌った亡きシェイン・マガウアンのポーグスの「A Pair Of Brown Eyes」とリックルマイさんの歌った、ダニー・レイによって書かれ、オリジナルで録音され、クラッシュも演奏した「Revolution Rock」。
今はソウル・フラワー・ユニオンを離れている伊丹英子さんも登場。彼女の発するオーラがとにかく凄い。中川敬さんが作詞し、ヒートウェイヴの山口洋さんと曲を共作した永遠の名曲「満月の夕(ゆうべ)」はヒデボウこと伊丹英子さんがいなければ、できなかったものだと思われます。今は京都にいて、能登半島の震災復興に尽力されているそうで、能登半島に漁業実習に来ているインドネシアの人のためにハラルフードを送ったということ。変わらず素敵な人です。
ラストはソウル・フラワー・ユニオンと民謡クルセイダーズが入り乱れての大団円。あっという間の三時間ちょっとでした。
東京ドームでTaylor Swiftのライブを見ました。Taylor Swiftのコンサートというよりも、Taylor Swift Musical Showでした。何せ、Taylor Swiftというとアメリカの大統領選にも影響を与える大スターで、当代稀有のスペキタクルなアメリカのエンターテイメントの最高峰を見た気がします。なんだか、昔、見た、メトロポリタン歌劇場でオペラ「ポギーとベス」をドキュメンタリーとして撮った映画を思い出しもします。そのようなスケールで、舞台の右端と左端にバンドの演奏するオーケストラボックスらしきものもあるのです。
オーディエンスのほとんどが10代から20代の女子。客席からの涙をためての彼女たちのコーラスが止まりません。すべてが感動的です。TaylorさんはMCで「ARIGATOUGOZAIMASU」と言っておられました。ぼくは心の中で「KOTCIRAKOSO ARIGATOU」。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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