えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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今夜も町田のWest Voxのオール・ジャンル・セッション、楽しかったねー。ぼくはHound Dog TaylerになったつもりでElmore Jamesの"The Sun Is Shining"を歌ったよ。今夜、にしやんのDonald Duck Dunnに捧げたOtis Reddingの"Dock Of The Bay"も良かったけど、一番かっこよかったのは、ナカジマちゃんのSheryl Crow、"If It Makes You Happy"かな。
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この前の日曜日の午後、代々木公園で開催されているワン・ラブ・ジャマイカン・フェスティバルにリックル・マイさんを見にいった。時間の都合かもしれないのだけど、たった3曲しか歌ってくれなかった。けれど、その曲順に何やらメッセージみたいなものを感じてしまった。1曲目はボブ・マーレイの"Nice Time"。これは、反語的な歌で、おれたちにはいい時なんかなかったぜ、と繰り返し歌う。次に、リックル・マイのオリジナル日本語詞の「マイ・スウィート・ホーム」という歌で、彼女の故郷に帰った時のことを歌った歌だと思われる。確か、彼女の故郷は岩手の被災地なのであった。ラストは、ドライ・アンド・ヘビー時代の"Love Explosion"。10年前には、ドライ・アンド・ヘビーのボーカリストでこの代々木公園のジャマイカン・フェスティバルで歌った、とMCをしていた。あぁ、そうだったのか、その時も、やはりおれは聴いていたなぁ、あれから10年も経つのか、時と光は速いもんだぜ、と思う。あの時、ギターを弾いていたリキタケくんは元気にしているかなぁ。10年間、負けつづけたおれたちだけど、愛だけはたまったぜ。

リックル・マイ、脱原発のデモでは、サウンド・カーに乗ってラバダブかまして偉いな、と思う。メジャーへ返り咲く、そんな欲もあるだろうに、いや、そんなことは、もはやどうでもいいのかな。ぼくは最近のかっこつけていない真っ直ぐな彼女の歌を聴くと、こんな風に思うのだ。レゲエ、特にルーツと呼ばれるレゲエは彼女の音楽の支えだし、支えているに決まっているのだけど、そこから、どうしてもはみ出してしまう時、しまわざるえない時、何かとてもグレートな音楽が生まれるのではないかしら。そんな風にぼくはリックル・マイの音楽を聴き、同じ時代に同じ場所で生きている人として見つめているのです。

などと言ってホーム・ページを見てみたら、新曲"The Life Is Simple And Beautiful"が大塚製薬のポカリ・スウェットのCMソングになっているのですね。これはこれでめでたいこっちゃ。みんな、彼女の歌を聴いておくれ。おれも大塚製薬のソイ・ジョイはよく食すよ。

リックル・マイさんのホーム・ページ
http://likklemai.com/
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リヴォン・ヘルムが天国に行き、ドナルド・ダック・ダンが旅だった。なんとも寂しい。さらに、嘆きの元となるのは、ロックとソウルが終焉を迎えつつあるのではないか、と思えてしまい、ため息をつく。そして、あの頃のぼくを興奮させ、わくわくさせたような新しい音楽はもう、この世界には表われないのではないか、と思えてしまう。

こんな夜は、高校生の頃、毎晩、聴いていたドアーズを聴く。

ロバート・ジョンソンの魂よ、甦れ!

がんばれ、キース・リチャーズ!
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おれも山口冨士夫やKeith Richardsに負けちゃあいけないと、町田のWest Voxのセッションでおきてやぶりのオリジナル曲「メキシコの山」を歌ってしまった。メキシコの山にはよくUFOが出るそうな。そんなことよか、Rock'n' Roll万歳。ブルースを忘れちゃいけないよ。こんな詞です。では、おやすみZZZzzz.....

あの高い山に登れ
あの高い山に登れ
あの高い山に登れ
リュック・サックにブルーズを詰め込んで

てっぺんまで登れ
てっぺんまで登れ
てっぺんまで登れば
ごきげんなものがいっぱいあるぜ

そりゃああの娘はいいやつさ
どこまでもおいらに意地悪するぜ
キリマンジャロを越えて ヒマラヤの峰を渡り
あのメキシコの山の向こうまで行くぜ



町田 west vox プレゼンツ 「what’s going on session」のページ
http://voxsession.web.fc2.com/index.html
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近況です。





出させてくれたエルトピートさん、ありがとう。おやすみZZZzzz.....

エルトピートのページ
http://el-topito.com/index.html
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旧知の友だちであるトンネルぬけてぇさんから中川五郎さんをむかえて相模大野のオーディオ酒場、アコースティック・パフォーマンス・コレクション(通称:アコパ)でギグをするというので行ってみた。

いつものこわれたような、放送禁止のような、パンキーなトンネルぬけてぇさんの歌に続き、パワフルなバラード歌手、Monchikaさんの歌を堪能する。歌詞に大船という地名が出てきて、なぜかどきりとしたりする。私はトンネルを通っているのではなく、トンネルを何年間も掘っているといMCに、もぐらのようだと思い、自分みたいだなぁと思いました。これはこれで正しい生活と人生ではなかろうか。

そして、ついに、中川五郎さんの登場となり、わくわくする。中川五郎さんというとぼくの中では、パンクの元祖、オールド・パンクと呼ばれた小説家、チャールズ・ブコウスキーの一級の翻訳者だったりするわけで、歌は聴いたことがなかったので、どんな歌を歌うのだろう、と興味深々だったのです。一曲目が伝説のシャンソン歌手、ジャック・ブレルの暗い内容の曲を日本語詞にしたもであった。これで、もうすでに中川ワールドに引きこまれたのでした。まるでライ・クーダーみたいな姿勢の歌い手だなぁ、とも思った。とても魅力的なご自身の曲も歌うのだけど、広い世界の埋もれた名曲を日本語詞で、この夜、ぼくは五郎さんの歌声でたくさん聴いたのです。

ラストは、自身の今の時代を歌ったプロテスト・ソングに続き、ジェリー・ジェフ・ウォーカーの「ミスタ・ボージャングル」、ジャニス・ジョップリンの素晴らしい歌で有名なクリス・クリストファーソンの「ミー・アンド・ボビー・マギー」、この日本語詞にもぐっときた、アンコールの高田渡の「生活の柄」では酒場いっぱいのお客さんの大合唱になったのです。いやぁ、楽しかった。

さて、このライブにさそってくれたトンネルぬけてぇさんの紹介で四月十四日にぼくも、この場所で歌わせてもらうことになりました。うれしい。

帰り道で自転車をこぎながら、歌いつづけることってどんなことだろう、と思う。きっと、とってもいいことなんだ。


中川五郎さんのホームページ
http://www.goronakagawa.com/

相模大野アコパのホームページ
http://www2.tbb.t-com.ne.jp/acoper/
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スティーヴン・スピルバーグ監督の最新作「戦火の馬」を橋本の映画館「ムビックス」で見た。映画館の大きな画面とサラウンドの音響システムで見るべき映画らしい本物の映画であった。スピルバーグが最も尊敬する映画監督が、確か、日本の誇る黒澤明であったことを思い出した。「戦火の馬」は叙事詩的で大いなるヒューマニティに溢れて、そんなことからも黒澤映画を思い出したのであったと思う。

この映画、原題を"War Horse"という。直訳すれば、「戦馬」。青年と馬の友情物語なのかと、見はじめたら、途中から、青年はスクリーンから姿を消し、ひたすらある一頭の馬の第一次世界大戦の戦前と戦中と戦後の人生を追い続けて、ある一頭の馬が描かれる。その一頭の馬は騎馬兵の戦馬として苦役を課され、さまざまな人や事件と出会う。果たして、育ててくれた、戦争によって引き裂かれた、あの青年との再会はあるのかは、映画をご覧下さい。三時間ほどがあっという間に過ぎていきます。

動物が走っている姿って美しくて、好きだなぁ。ラスト・シーンはこの前に見た新藤兼人監督の「一枚のハガキ」のラスト・シーンと共通性があるのかもしれないと感じた。ミレーか何かの一枚の美しい絵画のようだ。死体が積み重なっていく戦争シーンはリアル。起伏に富んだ物語の中で人間が本来持つの深い善性を思い起こさせる。スピルバーグ、最高です。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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