えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

こんな夢を見た。ぼくは東北に向けて旅立つ。各駅列車とバスを乗り継ぎ、旅をしている。何もないような山間に大きなほたって小屋がぽつんと建っている。中に人がいる気配がしてぼくはそのほたって小屋に入っていくと、そこにはたくさんの人たちがいて、楽しくおしゃべりしていて、その中にはもう会わなくなったぼくの友だちもいる。その友だちに何か気後れしてぼくは声をかけず、その小屋を出る。すると、そこには富士山がある。目の前に雪をかぶった雄大な富士山があり、ぼくは、東北を旅しているかと思ったら、そこは山梨だったのかと思う。あたりはやはり何もない平原で、こんなところでぼくは宿を探さないといけないなと思う。こんなところに宿はあるのだろうかと少し不安になる。
そこで目が覚めた。富士山は日本一の山で、美しく気持ちよい。ところで、夢の中のぼくに宿が見つかっただろうか? 多分、「溶岩温泉」という鄙びた宿が見つかるのです。そこで、ほったて小屋で見た古い友だちと再会するでしょう。大吉夢。
そこで目が覚めた。富士山は日本一の山で、美しく気持ちよい。ところで、夢の中のぼくに宿が見つかっただろうか? 多分、「溶岩温泉」という鄙びた宿が見つかるのです。そこで、ほったて小屋で見た古い友だちと再会するでしょう。大吉夢。


こんな夢を見た。ぼくはとある山間の地下道のような山道を歩いている。とても歩きにくい半分地下であるような歩道を歩いていくと、湖に面した公園に出る、松の木、梅の木、桜の木がたくさん植わっているけれど、梅も、桜も咲いていない。小さな茅葺屋根の茶屋もある。そこでぼくは一人で、山の中の静まった湖を眺めている。数日が過ぎ、ぼくは再びその湖のある山間に訪れる。知っている半分地下の道を進んで、湖のほとりの公園に行こうとする。雨の降った後のその道はぬかるんで、壁となる土からは水がしたたっていて、崩れた土砂が行き止まりになっている。ぼくは道を引き返し、半地下の道の入り口あたりから湖を眺めている。すると、一人の女子が半地下ではない道なき道、湖のほとりの葭の原を、植物をかき分けて歩いて行くのが見える。その女子は、背筋を伸ばし、公園のところまで歩いていき、その湖のほとりで裸になり、まだ春も来ていない水に飛び込み、泳ぎ始める。彼女は自由に気持ちよさそうに、すいすいと泳いでいるのを、ぼくは眺めている。
そこで目が覚めた。今度、湖で彼女が泳いでいるのを見たなら、ぼくも泳いでみようと思うのです。そして、湖はぼくの心のことかもしれず、そこで誰かが自由に泳いでいるのです。
そこで目が覚めた。今度、湖で彼女が泳いでいるのを見たなら、ぼくも泳いでみようと思うのです。そして、湖はぼくの心のことかもしれず、そこで誰かが自由に泳いでいるのです。


こんな夢を見た。ぼくの家の隣に大きな広場があって、そこを歩いていると、包丁を持ったある男に襲われる。ぼくはその襲いかかってくる包丁を振り落とし、無言でその場から去って行く。夜になり家に帰る途中、隣の広場の襲われた場所に寄ってみると、ぼくを襲った包丁が落ちていて、それを、拾い上げる。明日の朝、この包丁とともに警察に訴えようと思う。次の日、広場に行くとぼくを襲った男が歩いていて、ぼくは広場の隣にある倉庫に身を隠す。その男の動静を見守りながら、携帯で警察に昨日あったことの一部始終と男が広場に来ていることを話す。しばらくすると、広場に刑事らしき人が数人到着し、ぼくも倉庫を出て広場に歩いて行く。広場ではいろんな人がスポーツをしたり、散歩をしていたりして、その中であの男がぼくをにらみつけながら近付いて来る。ぼくが、刑事さん、あの男ですと言うと、後ろに控えていた二人の刑事が前に出てきて、聞きたい話がある、署まで来てもらおうかと言い、あの男を連行する。ぼくはやっと解決したと安堵する。
そこで目が覚めた。怖い夢でした。けれど、悪夢がただの夢に変わる時というのもあるものなんですね。
そこで目が覚めた。怖い夢でした。けれど、悪夢がただの夢に変わる時というのもあるものなんですね。


こんな夢を見た。ぼくは船に乗っている。それはヘミングウェイの小説に出てくるかのような小さめのボートかヨットで、同じ船に乗っているのは知らない男と知らない少女。知らない男は、ヘミングウェイのような髭をはやし、海軍の提督のような制服を着て、両手にはつかまえたウミヘビを持っている。そのウミヘビはメスのウミヘビで猛毒を持っている。ぼくは、男がそのウミヘビをどうするのか、まさか殺してしまうのではないかと危惧している。しばらくは、男はウミヘビをつかまえて手に持ったままだったのだけれど、甲板の端に寄り、海の水にそっとウミヘビを持っていき、放す。ウミヘビは、ありがとうというように、首をもたげ二回か三回、会釈するようなそぶりを見せ、水の向こうに消えていく。ぼくはほっと安堵し、ふと振り向くと、少女がよかったねと微笑んでいる。
そこで目が覚めた。しばらくすると、ウミヘビを放った髭の男も、微笑んだ少女も、もちろん、それを見ていたぼくも、実はぼく自身であるような気がしてきた。ただ、あのウミヘビだけはぼくではなく、海の向こうへ消えていってしまったのかな? これは大好きなジャン・コクトーの詩です。
私の耳は貝のから
海の響きを懐かしむ
そこで目が覚めた。しばらくすると、ウミヘビを放った髭の男も、微笑んだ少女も、もちろん、それを見ていたぼくも、実はぼく自身であるような気がしてきた。ただ、あのウミヘビだけはぼくではなく、海の向こうへ消えていってしまったのかな? これは大好きなジャン・コクトーの詩です。
私の耳は貝のから
海の響きを懐かしむ


こんな夢を見た。ぼくは大きな工場か学校のようなところの大きな廊下にいる。その廊下に面してたくさんの食堂がある。ぼくが着ていた緑色のコートを着ていないことに気づく。そういえば、廊下の椅子に、着ていたコートを脱いで、置いた記憶がうっすっらある。広い廊下のいろんな椅子を見てみるが、コートは見つからない。ぼくは隣にいた女の人に、ぼくの着ていた緑色のコートを知りませんかと声をかけてみる。その女の人は、わかったもんじゃないですよ、ここではいろんな人のいろんな物がなくなっているんですからねと答える。ぼくは、それはもしかしてどろぼう? とたずねてみるが、女の人は何かを隠しているかのように答えない。あの緑色のコートはお気に入りのコートだったから、ぼくはその廊下で再びコートを探し始め、食堂の中も探そうかと思案し始める。
そこで目が覚めた。夢だからコートは失くしていないと思い、安堵した。ロシア文学の原点ともいわれるニコライ・ゴーゴリの「外套」ってどんな小説だったかしら? ユーリー・ノルシュテイン監督の短編アニメーション「外套」を紹介します。
そこで目が覚めた。夢だからコートは失くしていないと思い、安堵した。ロシア文学の原点ともいわれるニコライ・ゴーゴリの「外套」ってどんな小説だったかしら? ユーリー・ノルシュテイン監督の短編アニメーション「外套」を紹介します。


こんな夢を見た。ぼくはとあるオフィスに出勤する。席に着こうとすると、ぼくの席の後ろに三枚の通知書が並べられている。一枚はこれから数か月のカレンダーらしく、あとの二枚には何かの指示が書かれているらしい。席に座ると、コンピューターのキーボードがエボニーとアイボリーが入り混じったピアノのキーボードになっている。ぼくはそのピアノのキーボードでセロニアス・モンクの「リフレクションズ」を弾き始める。なにかファンクションがピアノのキーボードの下に並んでいるので、「PF2」と書かれたキーを押してみると、自分の弾いたフレーズの一部が無限ループをし始める。それに乗せて、ぼくはアドリブを弾き始める。楽しい。静まりかえったオフィスにぼくのピアノだけが響いている。
そこで目が覚めた。目が覚めると、かけっぱなしたCD「セロニアス・アローン・イン・サン・フランシスコ」のラストの曲「リフレクションズ」がかかっていた。実際のぼくはピアノを弾けないのです。ピアノって叩けば音は出るけどね。ましてや難曲のセロニアス・モンクの曲なんてとてもとても。なんか、気持ちのいい清らかな夢でした。そして、ぼくの愛するセロニアス・モンク。
そこで目が覚めた。目が覚めると、かけっぱなしたCD「セロニアス・アローン・イン・サン・フランシスコ」のラストの曲「リフレクションズ」がかかっていた。実際のぼくはピアノを弾けないのです。ピアノって叩けば音は出るけどね。ましてや難曲のセロニアス・モンクの曲なんてとてもとても。なんか、気持ちのいい清らかな夢でした。そして、ぼくの愛するセロニアス・モンク。


こんな夢を見た。ぼくは、近所の公民館らしきところに何かの届け出をしに出かける。公民館の前は大きな広場になっていて、そこにすでに数十人の人が並んでいて、ぼくもそこに並ぶ。ぼくの後ろ、左に並んでいる女子に、今日は届け出にきたのですかと声をかけられる。ぼくは、そですよと答え、どこかでお会いしましたっけ、とその女子に質問ををする。女子は、何度も会っていますよ、名前はまだ知りませんけれどと答える。あー、そうですか、携帯のメールアドレスの交換をしまませんかと尋ねる。女子はいいですよと答える。ぼくはリュックの中に入っているはずのスマート・フォンを取り出そうとするが、入っていなし。探しても見つからない。あっ、家にスマフォを忘れてきたみたいだと、取りに帰って、また戻って来ますねと言い、家に戻る道を歩き始める。
そこで目が覚めた。目が覚めてスマート・フォンはどうしたんだろうと思案し、夢だったんだと思った。ぼくは、これからはいい夢ならばもう決して目覚めることはない、目覚めてはいけないと思うのでした。
そこで目が覚めた。目が覚めてスマート・フォンはどうしたんだろうと思案し、夢だったんだと思った。ぼくは、これからはいい夢ならばもう決して目覚めることはない、目覚めてはいけないと思うのでした。
