えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
こんな夢を見た。ぼくはツアー会社の山菜採りツアーで知らない山の中にいる。山椒を見つけ、その見つけた山椒の葉で鞄の中をいっぱいにする。山菜採りを終え、観光バスに乗り、何種類もお風呂のある大きな温泉の施設に着き、そこで湯を浴びる。ぼくの名前が呼ばれ、受付に来てくださいとの館内放送を聞く。ぼくが受付に行くと、机の上に書類が広げられ、何人かの人が並んでいる。ぼくの順番になり、家に帰る時間ですよと係の人に言われる。ふと書類を見るとぼくの名前が記され、すい臓癌の疑いありと書かれている。ぼくはシャトルバスに乗せられ、町田駅の前に着く。横浜線の列車に乗ると、その車両はがらがらで、一人の小太りのキャップをかぶった女子がいる。その女子はキャップをとり、ぼくの隣の席に移動して来て、そのキャップを取った頭は高校の野球部の選手みたく丸刈りだ。その女子は、さっき山菜採りにいましたよねと、ぼくに声をかけてくる。ぼくは、こんなにたくさん山椒が採れたよと、その女子に鞄の中を見せてあげる。あっという間に最寄り駅に着き、ぼくは女子に挨拶をし、駅に降りると、その女子もぼくについて来る。あたりを見回すと、田舎のさびれた知らない駅で、駅名を書いた看板や表札もどこにも見当たらない。そして、ぼくを乗せていた車両が駅を出て行くのだが、それは小さな一両編成の小さな黒い貨物列車であった。あんな列車に乗っていたのかとぼくは驚き、この知らない名前もない駅からどうやって帰ろうかと不安になる。
そこで目が覚めた。そうか、昔、美術館で見たポール・デルヴォーの絵に出てくる黒い蒸気機関車は死への欲動なのだと気が付いた。それは、根源がエロスであるところの生と表裏一体の何かなのだ。あの小さな黒い貨物列車はぼくの棺なのかもしれないし、メンフィスのモダン・ブルースマン、Little Junior Parkerの歌う"Mystery Train"のようなものかもしれないのです。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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