えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

entry_top_w.png
月に2回発行の「ルパン三世DVDコレクション」のVOL.1からVOL.6までを見て、海外でグリーン・ジャケットと呼ばれる「ルパン三世」の初代シリーズをすべて見てしまった。作画、ストーリーともにスタイリッシュで大人っぽくてかっこいい。山下毅雄の音楽も出色の出来栄え。

半分以上をスタジオ・ジブリの原型、Aプロダクションが制作に関わっていますが、第21話の「じゃじゃ馬娘を助け出せ!」はいかにもジブリ的なのことに気付く。

たった23回、半年間の夢の時でした。後にも先にもこれしかない「ルパン三世」だと思います。

http://www.tms-e.co.jp/search/introduction.php?pdt_no=52
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
六本木のビルボード・ライブ東京でウィリアム・ベルを見た。本当は昨日、土曜の夜に見に行こうと思っていたのだけど、お誘いした人が用があったり、急遽、自分の弾き語りのライブを頼まれたりして、今回はやめておこうかなと思ってしまっていたのが、ネットで昨日のライブの良い感想を見つけたら、むらむらとやっぱり行きたくなり、当日券をネットで予約して足を運んだ。

前置きが長くなってしまったが、行って本当に良かったです。アドリブもまじえて、プリーチするように歌うバラードはまさにディープ・ソウルの世界で、あぁ、これなんだわと感じ入り、ぼくの涙腺は歌にこめられた愛によって爆発しそうになったよ。そうです、ソウル・ミュージックというのは最高の音楽なんだわ。

今夜はウィリアム・ベルの名盤"The Soul Of a Bell"を聴きながらおやすみなさいZZZzzz.....

ホワイト・ハウスで歌うウィリアム・ベル
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png


渋谷のラスト・ワルツというライブ・ハウスにNON BANDを見に行った。

なんて、久しぶりなんだろう。決して昔懐かしいなんてことはないのだけど、心のどこかのかけらがあのころにもどっていく。あのころとは多分、1977年ごろから1982年ぐらいまでのあのころで、東京のライブハウスのミュージック・シーンはなんでもありで燃えていた。ただ型にはまったものは忌避され、みんな、きまりきった何かから抜け出したり、ずれたり、はみ出そうとしたていたのだ。ぼくは、だから、Rock'n' Rollっていうミュージックはとてもいいものだと思ったのだよ。

今、渋谷に屋根裏もないし、西口を出て新大久保に歩いていく途中の地下に新宿ロフトもないのだけど、寂しいとも思わない。二十一世紀にNON BANDを見れて、しかもあのころよりさらにワイルドで、しかもナチュラル。あー、このリズムを聴きと、日本にも昔からお囃子というごきげんな心も体も躍らせるバックビートがあったのだと思う。などど書くと、評論家みたいなこと言ってんじゃねーってあのころみたいにどつかれるな。音楽は頭で聴くもんじゃないっていうのはドラマーの玉垣くんの至言です。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png


相模大野のロックやフォークがかかる酒場、アコパで三上寛さんの弾き語りを見た。三上さんの弾いているギターがアーム付きの赤いグレッチだった。フォークとかロックとか、はたまた演歌ならぬ怨歌だとかと言われることもある三上寛さんの歌は、ジャンルなんか超越していて、まさしく「三上寛の世界」なのだった。放浪は似つかわしくなく、どこにあてっも津軽の恐山を思い出させる三上さんだけど、三上さんの歌は亡き小沢正一さんの言うところの語り芸と呼んでもいいいのかもしれない。

あっ、思い出した。昔、ミュージック・マガジンのインタビューで三上さんはジャニス・ジョップリンについてインタビューで語っていて、ほんものの歌手というのは、人生が歌っている歌そのものになってしまう、みたいなことを言っていた。そういえば、三上さんに"Summertime"をリクエストしたかったな、などと帰りのバスで思い出していた。

それにしても青森県ってすごいところだな。太宰治とか、寺山修司とか、奈良美智さん、そして、三上寛のおやびん。あぁ、酒が進んだよ。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png


町田の万象房でインドの古典音楽を聴いた。演者はシタールの国分あきこさん、同じくシタールの沼沢ゆかりさん、タブラの立岩潤三さん。一部が沼沢ゆかりさんと立岩潤三さんで、二部が国分あきこさんと立岩潤三さん。

昔からレコードやCDで聴いて好きだったのだけど、生でインドの古典音楽を聴くのは始めてでした。一曲、1時間近くもあって、けれど、長くも感じず、以外に眠くなりもせず、あっというまでした。沼沢さんと国分さんのタイプが対照的で、なるほどと思いました。そして、立岩さんのタブラはマジックのようで、そのマジックに国分さんや沼沢さんのシタールが即興のマジックで挑み、音の万華鏡のようです。こういう音楽こそ生演奏なんだなぁ、とも思いました。あぁ、無限の調べだったのです。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
小田急相模原のスクールオブロックで飲んで帰って、テレビを付けると衆議院選で自分の望んだような結果にはなっていないようであることを知った。今日の夕方、電車の中でブレイディみかこさんの著した「ザ・レフト UK左翼セレブ列伝」を読了したのは、偶然を超えた何かの必然のようにも感じてしまう。

ぼくはみかこさんの書くエッセイが大好きなのです。みかこさんはイギリスの生粋の労働者階級の男性と結婚し、一児の母となり、今のブライトンの公営住宅に住み、保育士をしながら、暮らしているという。

みかこさんの文章を読むと、アメリカと並ぶもう一つのリアルなロックン・ロールの母国の自由の振幅は、アメリカすらも超えてしまったのではないか、と思うのだった。

「ザ・レフト UK左翼セレブ列伝」での登場人物は、そうそうたる面子で、あげれば12人、ケン・ローチ、J・K・ローリング、ローワン・アトキンソン、べズ、イアン・マッケラン、ラッセル・ブランド、モリッシー、コートニー・パイン、ダニー・ボイル、ビリー・ブラッグ、ジュリー・バーチル、ジャスティン・ファイシャヌといった面々なのだけど、大概の日本人にはなじみうすいのかもしれない。しかし、これは、パンク・ロック以降のブリティッシュ・ロック好きには、是非の付くお薦め本。

この本からイギリスの生々しい言論の内情を知ると、その昔、一世紀以上も前、ドイツ人のカール・マルクスが、なぜ、ドイツではなくイギリスのロンドンで執筆を続けるのかと問われて、ここ以上に自由なところ、自由にものを考えられるところはない、と答えた、そのロンドンの自由に納得してしまう。

みかこさんも書いているのだけど、その自由を表すもうひとつの言葉として、寛容ということがあり、さらに言えば包摂ということだと思う。かたや、日本には、排外主義を礼賛したような本ばかりを集めたコーナーがどこの本屋にあったりして、おぞましいばかり。そして、ぼくにとっては、永井荷風の「断腸亭日記」のような歌を歌い、文を書きつらねる、そのような時代がやってきつつあるのかもしれないのだけれど。なんというか、今回の選挙結果に暗澹たる気持ちもあるのです。






entry_bottom_w.png
<< 前のページ   HOME   次のページ >>
[46]  [47]  [48]  [49]  [50]  [51]  [52]  [53]  [54]  [55]  [56
plugin_top_w.png
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
えいちゃんのお奨め

ライブのお知らせ

ぼくのTwitter

plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
最新コメント
[12/23 ロンサム・スー]
[07/27 gmail account]
[08/29 えいちゃん]
[08/29 みさき]
[05/18 えいちゃん]
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
ブログ内検索
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
最新トラックバック
plugin_bottom_w.png
Copyright えいちゃん(さかい きよたか) by えいちゃん All Rights Reserved.
Template by テンプレート@忍者ブログ