えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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ぼくはこのアルバムの中でテリー・キャスが歌う、彼の人生の最後の中でそれこそ最後の歌ともなった"Hope For Love"を聴きたいがために、何度もターンテーブルにのせてしまう。テリーってのはロシアン・ルーレットで自ら逝ってしまったとってもばかでいいやつさ。意訳してみるのだけど、あぁ、絶望のようななくした大切なもののための悲しみが希望であるようなことってあるのだろうか? それは、やっぱりわからない、わからない。今はテリーのように泣いていようか? 永遠に残る名曲は永遠に残るテリー・キャスの歌でもあるようなのだから。

またおれは行こうとしようか
どうしていまだに愛の亡霊がおれをつかまえるのか
もうすでに十分にこれまで泣いてきたはずなのに
ずっとずっといつでも泣きくれていたはずなのに
そう、もうこれまで、すべてを泣いてきたはずなのに
いたるところにそれはいて
すすり泣くのが聞こえている
あの時、おまえが言ったことを思ってはだめだ
あの時、おまえが言ったことを考えてもだめだ
あの時、おまえが見たことを心に思い浮かべてもだめだ
おれにはわからない
いいや、わからない
おれは知らない
知らないはずさ
知らない
それが愛かどうかもわからない
本当の愛はもっといいものなのか
けれど、ずっと泣いてきたよ
そして、もう少しは、これからも泣いていることにする
もう一度だけ、愛の希望のために
もう一度だけ、愛の希望のために








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最近、昔、作った歌がよみがえってきて、ぼくにもう一度、歌ってよと言っているみたいで、しかも、今の自分の気持ちになぜかしっくりきたりして、少しだけ歌詞を今の自分のためにに変えて歌ったりします。この詞は"One Love, One Heart"という歌で、昨日の午後、エルトピートで歌いました。きっと、いつも歌う歌になりそうで、今度、どこかで会った時にこのラブ・ソングを歌ってあげますね。

こんなにたくさん 涙が あふれでるから
ぼくの汚れた 顔を ぬぐっておくれ
たった一つの 心だけど
いいかたは いろいろあるのさ
One love, one heart
One love, love, love, love, love

山を越えて 来ておくれ
川を渡って 会いにいくよ
きみがドアを たたいてくれたら
ほんとにたくさん涙があふれでる
たったひとつの 心だけど
溢れ出る熱い涙
One love, one heart
One love, love, love, love, love
One love, one heart
One love, love, love, love, love

One love, one heart
One love, love, love, love, love
One love, one heart
One love, love, love, love, love
One love, one heart
One love, love, love, love, love
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このスタジオアルバム"Extension Of A Man"を残して、ダニー・ハザウェイは自らの意志で天国に旅立った。音楽ということでいえば、たった4年間の活動期間であった。ぼくは、自らこの世界からひっそりと退場していく心やさしい人を、それが多くの人を傷つけることになろうとしても、決してとがめることはできない、と思う。

ダニーは音楽大学ではクラシックを学び、作曲を志し、ドビュッシーを尊敬していたという。その成果が1曲目の"I Love The Lord; He Heard Me Cry (Parts I & II)"だろうか。そして2曲目の自由への賛歌のようなどこまでも空を翔けていくかのような"Someday We'll All Be Free"。

ダニーはイエス・キリストについてたくさんの歌を歌ったけれど、それは黒人のゴスペルというより、もっとユニヴァ―サルな讃美歌のようにもぼくには聞こえる。

ぼくはこのアルバムを聴くといつも、さよなら、ダニーと、心の中で小さく手をふり、光に打たれたかのように泣いてしまう。

Live unreleased










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スミ☆アヤコちゃんの路上ライブえお町田の駅前に見に行きました。ラストの「ハッピー・クリスマス」ではうるっと来て涙が出そうになりました。最近、よわっちくなって困りもののぼくです。

スミちゃんとも10年ぐらいの友だちでいるのかな。ぼくがとても不調でだめな時、スミちゃんの歌やなにげなくしゃばった言葉って、ぼくの中に入ってきて、何か大切なものをもらった、そんなことが何度もあるんです。ありがとう。本当に素敵な人です。

セカンド・アルバムも出るということ。とても楽しみです。

ムーヴィーはスミちゃんがラストに歌ったJohn Lennonの"Happy Christmas"。そして昔のアフロのころのスミちゃんの写真、かっこいいです。

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ノーム・チョムスキーの上智大学や東京大学での講演やこの本の翻訳者であり言語学者でもある福井直樹さんと辻井美保子さんからのインタビューをまとめた「我々はどのような生き物なのか ソフィア・レクチャーズ」を読んだ。

20世紀から21世紀に」かけて最も需要な言語学者、哲学者、社会論者と呼ばれて、2005年には投票で「世界最高の論客」に選ばれ、文化論における巨魁とも称される。彼の言語学における「生成言語」と呼ばれる功績は、言語学という分野にノーベル章があれば三度はそれを受賞しただろうといわれる。日本では言語学者というよりも2001年9月11日以降は、その歯に衣着せぬ率直なこの社会への不正義を告発する批判家としてむしろ有名となった。

「我々はどのような生き物なのか」はその社会批評家としての部分は全体の半分以下で、多くを言語学の分野に割いていて、読んでいてとても難しい。彼の理論は1950年代に言語認識に革命をもたらし、言語が人間の中に発動される第一の目的は、他者へのコミニケーションではなしに、人が世界を認識するためのものであり、ぼくなりに翻意すれば、人間の言葉はその縦の糸と横の糸に無限の綾をなすものということだろうか? でも、言語についての論はほとんど何を書いているのかわからないのだけれどもね。

この本はぼくにとって背伸びしすぎかしら?




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昨夜は、万象房で3曲、歌いました。

1曲目はクリスマスの歌、2曲目はラブ・ソングかな? 3曲目はは何を歌っているのだろう、自分でもよくわからないのだけど、解説なんかいらないとも思う。3曲目の後にカーペンターズの"We've Only Just Begun"を少しだけ歌ったのは、「バイバイ」という詞で終わりたくなかったのです。

ぼくがもっと若かったころ、三木卓や白石かずこの詩が好きで、くりかえし読み返していたけれど、100人の詞や詩を読む人がいるのならば、100通りの感じ方があると思う。

詞とか詩なんか簡単で、きみにもできると思うよ。もしかして、好きな人や好きな世界にラブ・レターを書くようなものかもしれません。やっぱり難しいかな?

今日の午後もあるところのプライヴェートなパーティーで1曲、歌います。

これは昨夜の歌ったぼくが作った3曲の詞とカーペンターズの"We've Only Just Begun"の詞なのです。

- クリスマスプレゼント -

クリスマス・イブの夜
雪の降り積もったこの町に
たくさんの星が降ってきて
僕の長靴に入ってきたのさ
僕は空飛ぶブーツをもらったよ
世界中の星空かけぬけて
泣きべそかいている子どもたちのために
プレゼントをしに出かけよう

僕の古い長靴は
いくつかの星屑をすいこみ
今や 空飛ぶブーツになった
僕の正しい願いをかなえるときさ
広がりはじめた暗い雲をふりはらって
満天に星空を輝かせ
泣きべそかいている子どもたちのために
この声だけを胸に響かせよう


- God Made Love -

宇宙は無と無限の間にあるのさ
無限も無も神様しか知らなくて
まばたきひとつですべては終わってしまうけど

その宇宙のどこかに銀河があって
銀河のかたすみに太陽があって
そのまわりをまわっているのが地球なのさ

その地球のどこかに僕がいて
その地球のどこかに君がいた
僕は君の名前をまだ知らないけど

Baby、君はとってもきれいさ
金星の道をドライブしよう
木星あたりで恋におちて
土星のわっかでかくれんぼしよう

Baby、君はとってもきれいさ
天王星で結婚しよう
海王星で子どもを育てて
冥王星で年老いていこう

God Made Love
God Made Love
God Made Love


- おはよう、こんにちは、こんばんは -

千人もの目覚めた人たちが
千人もの光をはなっている
ヒマラヤの雲の高みにはいなくて
カルカッタの人ゴミのなかで
僕は君の吸う空気なんだ
君の踏みつける赤い土なんだ

千人もの目覚めた人たちが
千人もの誓いをたてている
キリマンジャロの空の高みにはいなくて
アフリカのサバンナの草の上で
僕は君の吸う空気なんだ
君の踏みつける、焼けた石ころなんだ

おはよう、こんにちは、こんばんは
さよなら、バイバイ、ごきげんよう
おはよう、こんにちは、こんばんは
さよなら、バイバイ、ごきげんよう
僕は君を傷つけたね
僕は君を傷つけたね

バイバイ、バイバイ、バイバイ
バイバイ、バイバイ、バイバイ


- We've Only Just Begun -

We've only just begun to live
White lace and promises
A kiss for luck and we're on our way
We've only live begun

Before the risin' sun, we fly
So many roads to choose
We'll start out walkin' and learn to run
And yes, we've just begun

Sharing horizons that are new to us
Watching the signs along the way
Talkin' it over, just the two of us
Workin' together day to day
Together

And when the evening comes, we smile
So much of life ahead
We'll find a place where there's room to grow
And yes, we've just begun
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今夜の万象房、とても楽しかった。とてもよかった。何人かの人にぼくの歌もよかったと言われて、とても光栄だし、うれしかったです。そして、メインアクトの日倉士歳朗さんはぼくの日本でもっとも尊敬するミュージシャンです。そして、APPLE GEETAの"Love Me do"って何かとてもいい歌なんですね。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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