えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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おれは、靖国神社に行って、死んでくれて、ありがとう、などとは口が裂けても言えないな。言えるとしたら、どうか鎮まりたまえ、ということだけだ。人びとが忘れようともし、改竄しようともしているこの時、その皇軍の兵士たちの怒りをもっとも感じているのは、今では祈りつづけている天皇家ではなかろうか? 天皇陛下三代、靖国神社に参っていない。死者の地上に戻る盂蘭盆会に、御霊を確かに感じつつ、これを書く。
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選挙について外国人排斥を主張する極右政党が参院議席でこれだけ伸長することに恐ろしさを感じる。しかし、怖がってばかりもいられない。思い出すのは半世紀前のイギリスの状況。ロックの本場の当時の彼の地では国民戦線(National Front)という極右の政治団体が非常に大きく勢力を伸ばしていたのだが、それに異をとなえ、外国人や移民は決して敵ではない、と声を大きくして歌っていたのがクラッシュのジョー・ストラマーらのパンク・ロック勢であった。クラッシュの「白い暴動(White Riot)」の歌詞の意訳です。

♪♪♪
白い暴動、暴動を起こしたい
白い暴動、おれ自身の暴動
白い暴動、暴動を起こしたい
白い暴動、おれ自身の暴動

黒人は問題をかかえているというが
石を投げるのに躊躇しない
白人は学校に行って
バカになる

誰もがそうして
おれにいう
誰も牢屋には
行きたくねーんだと

白い暴動、暴動を起こしたい
白い暴動、おれ自身の暴動
白い暴動、暴動を起こしたい
白い暴動、おれ自身の暴動

金持ちどもはますます力を得て
何でも買えるという
何も買えないガキどもは
通りをチンケに散歩するだけ

誰もがそうして
おれにいう
誰も牢屋には
行きたくねーんだと

白い暴動、暴動を起こしたい
白い暴動、おれ自身の暴動
白い暴動、暴動を起こしたい
白い暴動、おれ自身の暴動

おまえも列に並んで
著名するのか

白い暴動、暴動を起こしたい
白い暴動、おれ自身の暴動
白い暴動、暴動を起こしたい
白い暴動、おれ自身の暴動♪♪♪


ほかにセックス・ピストルズ、ストラングラーズ、トム・ロビンソン・バンドとかもそうであった。トム・ロビンソン・バンドの「グラッド・トゥ・ビー・ゲイ(Glad to Be Gay)」はライブ録音で、その聴衆のばかでかいコーラスにドキモを抜かれた。詞を意訳。

♪♪♪
この歌は世界保健機構に捧げます
医療に関する歌です
国際基準によりますと302.0番に該当する疾病の歌であります

英国の警察は世界一というが
こんな話を聞いたことがある
何の理由もなく警察はパブに入ってきて
客全員を壁に向かわせ、立たせて
誰かを殴って、殴られたものは崩れ落ち
さらに蹴りあげ、逮捕して
家まで行って、変態と罵り
それはまったく信じられないような話

ゲイであることが楽しけりゃ
みんな、こんなふうに楽しく歌いましょう
ゲイであることが楽しけりゃ
みんな、こんなふうに楽しく歌いましょう

若い女の裸はただの楽しみで
男の裸はプレイボーイにもサンにも、どんな雑誌にも出ていない
すみません、あなたたちは見えない存在なのですよ
ニュース・オブ・ザ・ワールドでもサンデー・エクスプレスでも、猥褻だとどの新聞でも嫌悪され
児童虐待、青少年の堕落
紙の上ではそれは真実に違いない

ゲイであることが楽しけりゃ
みんな、こんなふうに楽しく歌いましょう
ゲイであることが楽しけりゃ
みんな、こんなふうに楽しく歌いましょう

慎重になって、そして、からかわないでくださいね
街を歩く時、あなたの完全な安全のために
はっきりとものごとをいってはなりません
でなけば、暗がりに引っ張り込まれ、いつの間にか殴られ捨てられる
おれのやさしい友だちは歩いているだけで、変態狩りだと、殴られ、歯を折られ
一週間の病院行き

ゲイであることが楽しけりゃ
みんな、こんなふうに楽しく歌いましょう
ゲイであることが楽しけりゃ
みんな、こんなふうに楽しく歌いましょう

クラブで腰掛けているときも気をつけなさい
いつ逮捕されるかもわかってものじゃない
友だちは21 歳以上にしときなさい
そうでなけりゃやられちまう
職場でも友だちにも、どこでも嘘をつき
女王を罵り、同性愛についての冗談をいい
ゲイの自由をからかい、笑いなさい
それが法にはかなうってこと

ゲイであることが楽しけりゃ
みんな、こんなふうに楽しく歌いましょう
ゲイであることが楽しけりゃ
みんな、こんなふうに楽しく歌いましょう♪♪♪


ストラングラーズのジャン・ジャック・バーネルは国民戦線の集会に一人で乱入し、成員を殴り倒していた。ジャムのポール・ウェラーもいたな。アメリカには作家のチャールズ・ブコウスキーもいた。パティ・スミスは現役だ。こうなったら、おれは石破首相がこのまま総理大臣を辞任せず、総理大臣でいればいい、と思う。アメリカにたてつく愛国者は、カルト宗教に毒されたものや、極右よりましだ。おれはOLD PUNKでOLD LEFTなのだ。
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おれは日本国憲法の前文が大好きだ。この前文を思いをいたし、期日前投票はとっくに行いました。高校生のころこの日本国憲法前文を読んで、かっこいい、と思い、その思いは数十年経った今でも変わりません。おれはOLD PUNKで、OLD LEFTなのだ。

「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。」
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また変なの出てきちゃって、いやな世の中になってきましたな。老いた文学青年たるぼくは、夏目漱石、永井荷風、谷崎潤一郎にならって、これからは日々、過ごしていこうかな? それとも熊谷守一のように猫の絵を描こうか? くしゃみを一つ。画像は、戦中は筆を折っていた熊谷守一の「猫」です。
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せめてものネットでのデモをする。今もガザでジェノサイド(大量虐殺)もしくはホロコースト(民俗殲滅)が進行している。子どもの体が爆弾によって切りきざまれたり、子どもが生きたまま焼かれていく。最悪の世界だ。イスラエルはジェノサイドをやめろ。イスラエルはホロコーストをやめろ。
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週刊金曜日での2025/5/9号と2025/5/16号で連続の「象徴天皇制を問う」と題された特集を読んだ。それにつれ、改めて日本国憲法の「第一章 天皇」の第一条から第八条までが天皇に対する規定であることに驚いたりする。ちなみに、それは「第二章 戦争の放棄」の第九条に続く。週刊金曜日を読みながら気づいたのだが、第一条から第八条までの「第一章 天皇」は「第三章 国民の権利及び義務」の第十四条と第十八条に矛盾するように思われる。

第一条 天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。

第二条 皇位は、世襲のものであつて、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する。

第三条 天皇の国事に関するすべての行為には、内閣の助言と承認を必要とし、内閣が、その責任を負ふ。

第四条 天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない。
② 天皇は、法律の定めるところにより、その国事に関する行為を委任することができる。

第五条 皇室典範の定めるところにより摂政を置くときは、摂政は、天皇の名でその国事に関する行為を行ふ。この場合には、前条第一項の規定を準用する。

第六条 天皇は、国会の指名に基いて、内閣総理大臣を任命する。
② 天皇は、内閣の指名に基いて、最高裁判所の長たる裁判官を任命する。

第七条 天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。
一 憲法改正、法律、政令及び条約を公布すること。
二 国会を召集すること。
三 衆議院を解散すること。
四 国会議員の総選挙の施行を公示すること。
五 国務大臣及び法律の定めるその他の官吏の任免並びに全権委任状及び大使及び公使の信任状を認証すること。
六 大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権を認証すること。
七 栄典を授与すること。
八 批准書及び法律の定めるその他の外交文書を認証すること。
九 外国の大使及び公使を接受すること。
十 儀式を行ふこと。

第八条 皇室に財産を譲り渡し、又は皇室が、財産を譲り受け、若しくは賜与することは、国会の議決に基かなければならない。

第十四条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
② 華族その他の貴族の制度は、これを認めない。
③ 栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない。栄典の授与は、現にこれを有し、又は将来これを受ける者の一代に限り、その効力を有する。

第十八条 何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。

東京大学の名誉教授、故・奥平康弘さんは、世襲の天皇制を民主主義の飛び地と呼び、平等な個人を貫徹できなかった、とする。天皇、皇室には、当たり前のように国民が持つ自由はないのだ。そして、この矛盾を整合とするには、天皇は国民ではないとすればいいのだろうか? パンタの歌う「人間もどき(ひともどき)」などを思い出しつつ、なるほどと思った。

天皇は世襲のものであり、その世襲制によって存続の危機がいわれている。男系の天皇制の根拠として、女系になれば、遺伝子の「XY染色体」の「Y染色体」が失われるなどと主張されているけれど、ぼくには気持ちの悪いオカルトのようにも思われる。

皇室として育っていない国民を皇室に復帰させることには、ぼくには抵抗と違和感しかない。しかも、その人は国民としての権利を奪われるのだ。いつか、皇統が途絶えれば、日本人の多くは日本国憲法の第一条から第八条を読み返し、空位となった天皇の存在を嘆き悲しむのだろうか? 読売新聞は社説で女系天皇を肯定するようなことを掲載したが、極右は裏切り者と罵っているのだろう。週刊金曜日の桜井大子さん書いた「 女性・女系の容認では私たちは解放されない」によると女系天皇を肯定する意見は90%にのぼり、天皇制廃止を考える人は9%未満なのだそうだ。女系天皇については、多分、愛子さまを念頭おいた回答なのだろう。

ぼくは、横浜スタジアムに野球を見に行って、国歌斉唱の時間があり、椅子から立ち上がらず、「君が代」を歌わないこともあり、椅子から立ち上がって、「君が代」を歌うこともある。多分、天皇陛下が会場におみえになっていれば、「君が代」を歌うへたれ左翼なのだ。けれど、へたれでもいいではないか。もしも、日本が他国に侵略され、ウクライナのようになれば、ぼくは、誰よりも率先して、「日の丸」を掲揚し、「君が代」を歌うかもしれない。

ところで、近ごろは能楽などの日本の古い芸能や芸術に親しむ機会も多い。すると、それらに皇室ゆかりのものは実にたくさんある。伝統とは何だろう? 伝統とは変わりつつ、変わらない何かであろう。民主主義こそは普遍的なもので、天皇制とは相容れないものだという意見も大きく聞こえつつ、ぼくは、今の時代に合った、日本の日本人らしい民主主義もあっていい、と思うのだった。
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11月25日は三島由紀夫の命日で、1970年の燎原の火のように学生たちの叛乱の広がり、それが少しづつおさまりつつあった時の切腹による自害だった。本当は、三島はその叛乱に治安部隊の先頭の私兵の隊のそのまた先頭で、叛乱する無数な学生たちに突入し、無数の角材にめった打ちにされ、三島の愛するイタリアのファシスト、詩人、作家、劇作家、ガブリエーレ・ダンヌンツィオの「聖セバスチャンの殉教」よろしく、「天皇陛下万歳」とのたまいながら、殺され、散華し、自らの霊を前の大戦で死した無念の仲間らのもとへ走らせたかったのではないか?

時は経ち、1990年ぐらいの瀬戸内寂聴さんのインタビューで、この三島由紀夫に懇意にしていた女流の大作家にして僧侶は、こんな時代になっちゃって、三島さん、死なない方がよかったんじゃないのって思うのよ、と答えていた。時はバブル景気と「Japan as Number 1」のころであった。もしも、その後も生きていれば、大谷崎のように奇怪、変態な小説をたくさん書いて、三島由紀夫は谷崎潤一郎と並ぶ、気持ちの悪い大作家、世界的文豪となっていたのじゃないかしら? 残念でならない。言葉は剣よりも強し。ぼくは三島由紀夫が死者を忘れていく戦後を、その腐臭に鼻をつまみながらも、忘れることのできない無念の死者とともに、生きていって、書いてくれていったならと思ったりするのです。
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えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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