えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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ぼくは、今、起こっているウクライナでの事態を見て、日本国憲法前文を思い出してしまう。

 日本国民は正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民と協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくものである。われらはこれに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。われらは全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和の内に生存する権利を有することを確認する。
 われらは、いずれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従うことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立とうとする各国の責務であると信ずる。
 日本国民は、国家の名誉にかけて、全力をあげて崇高な理想と目的を達成することを誓う。

ロシアは軍事進攻をやめろ! ロシア人はプーチンを引きずりおろせ! 戦争反対!
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オリンピックは無観客で開催されるそうです。それもいいだろう。ぼくは昔からある日本の祭りは好きなのだけど、オリンピックという西洋起源の近代の祭りは、巨大な暴力のブルトーザーであらゆるよき古きものをなぎ倒し、風景どころか、人の心も変えてしまう、そんな嫌な何かがあるのもずっと感じていた。金子みすゞの「大漁」を思い出し、これを挽歌として小さな声でくちずさみ、終わってゆくオリンピックという祭りに献花したいと思います。

♪♪♪
朝焼け小焼けだ大漁だ
オオバいわしの大漁だ

浜は祭りのようだけど
海の中では何万の
いわしの弔いするだろう♪♪♪
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テニスプレイヤーの大坂なおみさんはチャンピオンだと思う。大江健三郎さんによれば、「チャンピオン」の語義はよく知られた「勝者」以外に、語源をさかのぼれば、「チャンピオン」の定義は、「ある人のために代わって戦う者。」「大切なことを他の人の代わりにやる役目」というようなことでもあるらしい。心貧しくもぼくは大坂なおみさんを応援しております。
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新型コロナウィルス禍の中、ぼくはオリンピックについて、無観客でもやるならばやればいいと思っていましたが、医療の現場の状況がネットや紙媒体のメディアを通して伝えられるにつれ、そうではないのではと考えを改めました。限られた人の命を救うための人的資源の中、オリンピックを開催して、失われなくていい命が失われてしまうのではないか? そのようなことが危惧されて、開催されて、選手も観客の楽しいのか? オリンピックは7月21日に競技が始められ、7月23日が開会式だそうで、始められるまで既に三カ月を切っております。誰かの命の危険をさらしてのオリンピック開催、パラリンピック開催に、なんとも嫌な憂鬱をぼくは感じ始めています。延期か中止を、という心内声が聞こえます。

東京都の緊急事態宣言も神奈川県のまん延防止等重点措置も5月31日まで延期だという。湖畔を自転車で走ってみたく予定していた5月1日から2日にの諏訪湖の旅行をキャンセルして、5月15日から一泊の宿を取り直したのですが、またキャンセルしました。トホホ…
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2021年5月3日の今日で74年目の日本国憲法です。九条もいいと思うが、ぼくは日本国憲法の前文が更に大好きなんです。今、そんなぼくにとって、つらい時代が来つつあるな。
「日本国憲法
 前文

 日本国民は正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民と協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくものである。われらはこれに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。われらは全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和の内に生存する権利を有することを確認する。

われらは、いずれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従うことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立とうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家の名誉にかけて、全力をあげて崇高な理想と目的を達成することを誓う。」

ラップやスポークン・ワードにして歌いたい。
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今のアメリカって南北戦争の時のようだな、とふと思う。南北戦争というのは、奴隷解放を掲げたアメリカ合衆国の北軍が南軍と戦い勝利したのだけれども、その底流には産業の構造の変化、生産様式の変化があって、北と南の間のその亀裂による戦争でもあって、北部は南部の奴隷とされていた黒人の労働力を欲していた、というのは世界史の教科書にも確か載っていた。その上の流れと底流での構造的な変化のあり様が今も昔も変わらない。

日本では、明治維新の後、アメリカの南北戦争をなぞるかのように戊辰戦争から西南戦争が同じように起こり、今、アメリカの白人の特権に異議が唱えられているように、薩摩と長州以外の武士の特権が日本では無くされていった。

21世紀のアメリカでは、国境線にトランプ氏によって壁が築かれてきたのだけれども、国の境を越えてきた彼らは、いっしょに働き、この国を支えている親しい隣人だと思う人もたくさんいるのではなかろうか?

次期大統領とされるバイデン氏は環境問題の対応を重視する新しい産業を興すべく、グリーン・ニューディール政策を主張し、個人の税負担を軽減し、企業への課税を増す考えだそうだ。バイデン氏の次期大統領のニュースを受け、企業増税の政策にも関わらず、アメリカの株式市場の株価は上昇していった。

いまだに原発を稼働すると言っている既得権者がいて、まずは自助だ、共助だ、という政府ではあるのだけれど、あとを追って、日本にも変化の時がやってくるような気もします。
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今日は関東大震災の日であるとともに、当時、植民地であった朝鮮半島から日本に来ていた人たちが、理由もなく殺された日でもあります。小池百合子東京都知事になり、毎年、出されていた都知事から追悼文が止んで、今年も出されないのはどういうことなのか? 小池百合子東京都知事だけのことじゃないぞ。こうして負の歴史が伝わらず、風化していくことが恐ろしい。負の歴史こそ伝え、明日の糧にすることが、日本の未来、世界の未来を開くことではないのか。朝鮮人虐殺を目の当たりにした折口信夫の詩「砂けぶり」を引いて、今年もぼくは追悼したいと思います。

砂けぶり 一

夜になつた―。
また 蝋燭と流言の夜だ。
まつくらな町を 金棒ひいて
夜警に出るとしよう

かはゆい子どもが―
大道で ぴちやぴちやしばいて居た。
あの音―。
不逞帰順民の死骸の―。

おん身らは 誰をころしたと思ふ。
陛下のみ名において―。
おそろしい呪文だ。
陛下万歳 ばあんざあい

砂けぶり 二

焼け原に 芽を出した
ごふつくばりの力芝め
だが きさまが憎めない
たつた 一かたまりの 青々した草だもの

両国の上で、水の色を見よう。
せめてものやすらひに―。
身にしむ水の色だ。
死骸よ。この間、浮き出さずに居れ

水死の女の印象
黒くちゞかんだ藤の葉
よごれ朽つて静かな髪の毛
―あゝ そこにも こゝにも

横浜からあるいて来ました。
疲れきつたからだです―。
そんなに おどろかさないでください。
朝鮮人になつちまひたい気がします

深川だ。
あゝ まつさをな空だ―。
野菜でも作らう。
この青天井のするどさ。

夜になつた―。
また 蝋燭と流言の夜だ。
まつくらな町で金棒ひいて
夜警に出掛けようか

井戸のなかへ
毒を入れてまはると言ふ人々―。
われわれを叱つて下さる
神々のつかはしめだらう

かはゆい子どもが―
大道で しばつて居たつけ―。
あの音―。
帰順民のむくろの―。

命をもつて目賭した
一瞬の芸術
苦痛に陶酔した
涅槃の大恐怖

おん身らは誰をころしたと思ふ。
かの尊い御名において―。
おそろしい呪文だ。
万歳 ばんざあい

我らの死は、
涅槃を無視する―。
擾乱の歓喜と
飽満する痛苦と
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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