えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
九州熊本在住のお医者さんであり、大学の先生でもある原田正純さんの著した「豊かさと棄民 -水俣学事始め」を読む。水俣病の社会的な考察から他の公害病や企業による公害的犯罪に考えは及び、社会の産業と経済の発展を差別されながら支えた地が九州ではないか、との問題提起がなされる。九州はアメリカ南部のようなところなのであろうか? 公害発生地域をめぐり、カナダでの水俣病発生の地域であるインディアンのリザベーションを訪れ、原田さんは、この本の大きな主張の一つである、公害が差別と貧困を生むのではなく、差別と貧困のあるところに公害は発生させられるのだ、という思いに至る。
この本を読み、福島の原発事故と放射能汚染が、水俣病での経験(病気の少しづつの発症から始まり、人々の抗議行動、その企業と政府、国家機関の不誠実、責任逃れな対応、その他もろもろ)を繰り返しているようで戦慄した。首相官邸や各地の官公庁前、電力会社の前で異議を発しているみなさん、問題は潜行し進み続け、戦いは十年はかかるのかもしれない。この本により、水俣病の発症が1958年に始まり、1968年に政府はやっと工場排水が原因でであることを認めたことを知った。本の帯にある言葉「人を棄てることで成り立った物質的豊かさ」が、今や、夜になると人間のごとくひとり歩きを始め、ダモクレスの剣のように、ぼくに向けられ、ひいては日本人、世界中の人たちにつきつけられてはいるのかもしれない。
この本を読み、福島の原発事故と放射能汚染が、水俣病での経験(病気の少しづつの発症から始まり、人々の抗議行動、その企業と政府、国家機関の不誠実、責任逃れな対応、その他もろもろ)を繰り返しているようで戦慄した。首相官邸や各地の官公庁前、電力会社の前で異議を発しているみなさん、問題は潜行し進み続け、戦いは十年はかかるのかもしれない。この本により、水俣病の発症が1958年に始まり、1968年に政府はやっと工場排水が原因でであることを認めたことを知った。本の帯にある言葉「人を棄てることで成り立った物質的豊かさ」が、今や、夜になると人間のごとくひとり歩きを始め、ダモクレスの剣のように、ぼくに向けられ、ひいては日本人、世界中の人たちにつきつけられてはいるのかもしれない。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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