えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
十一月五日、新宿末廣亭にて令和七年十一月上席昼の部です。見た演目を書き出してみます。前座の神田紫天くんの講談「仙台の鬼夫婦」、二つ目の桂小右治くんの新作「ぜんざい公社」、昔昔亭A太郎師匠の新作「罪と罰」、おせつときょうたのお二人の漫才、古今亭今輔師匠の新作「釣りの酒」、立川談四楼師匠の「熊の皮」、瞳ナナさんの奇術、瀧川鯉朝師匠の「平林」、桂三若師匠の新作「妻の旅行」、宮田陽さんと宮田昇さんのお二人の漫才、桂幸丸師匠の新作「幸丸流吉田茂伝」、柳家蝠丸師匠の「義眼」でお仲入りです。瀧川鯉斗師匠の「強情灸」、ナオユキさんのスタンダップコメディー 、三遊亭遊雀師匠の「四段目」、三笑亭可龍師匠の「七段目」、ボンボンブラザースのお二人の曲芸 、主任は桂枝太郎師匠の「中村仲蔵」でした。
特に印象に残った演目です。立川談四楼師匠の「熊の皮」は江戸の正統の落とし噺にほれぼれとします。桂三若師匠の「妻の旅行」は、柳家はん治師匠の高座でよく聞いておりましたが、もともとは桂文枝師匠の噺で、上方の関西弁となるとこうなるのか、と感心いたしました。宮田陽さんと宮田昇さんの漫才で大爆笑。桂幸丸師匠の「幸丸流吉田茂伝」もよかった、よかった。瀧川鯉斗師匠の「強情灸」は意地っ張りの粋な江戸の風がさわやかに吹いておりました。ナオユキさんのスタンダップコメディーでクスクス笑いも楽しい。三遊亭遊雀師匠の「四段目」と三笑亭可龍師匠の「七段目」は、歌舞伎の芝居を題材とした滑稽噺でとても楽しゅう笑わせていただきました。そして、ついに、ボンボンブラザースのお二人の曲芸では、ぼくは帽子を投げるという大役を仰せつかったのでこざます。うまくできなかったけれどこれも楽しかった。主任の桂枝太郎師匠の「中村仲蔵」は、ついこの前、見た柳家さん喬師匠の「中村仲蔵」も思い出してしまいます。桂枝太郎師匠の「中村仲蔵」は初々しくも、緊張しているのがつたわってくるようでした。客席からは指先の動きすらよく見えるのでごさいます。芸の道は果てしなく長い、というのをエールとしてお送りしたい、と存じます。
暗いこの世のつらさ忘れ、寄席は心のオアシスです。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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