えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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ぼくの中でアナログ・レコードが復活してしまった。この二枚はぜひともレコードで聴きたい。ディスク・ユニオンで見つけて、秋の夜長に素敵な名盤「イパネマの娘/バーデン・パウエルの偉大な世界 第1集 BADEN POWELL A VONTADE」と「トリステーザ/バーデン・パウエルの偉大な世界 第2集 O SOM DE BADEN POWELL」を聴きまする。「第1集」が「バーデン・パウエル伝」の趣ならば、「第2集」は「バーデン・パウエル外伝」。いわゆる「白盤」と「赤盤」などとも呼ばれているらしい。それから、「第2集」の内ジャケのイラストがかっこよすぎてしまうなぁ。
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季節の変わり目にいつも聴きたくなるアルバムがあります。荒井由実の「ひこうき雲と」と「MISSLIM」。

彼女のファースト・アルバムとセカンド・アルバムでピアノを弾きながら歌うデビューした美術大学の学生のバックで演奏するのはキャラメル・ママの面々、鈴木茂のギター、松任谷正隆のキーボード、細野晴臣のベース、林立夫のドラムスで、その演奏とアレンジは完璧。1973年と1974年に発売された二枚を通して名曲ばかり、捨て曲なし。あやういようなユーミンの歌は彼女にしか、やっぱ歌えない。エヴァー・グリーンな名盤です。

昭和のあの時代にもどりたい。



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昨日、8月16日がRobert Johnsonの誕生日だったんだ。高校生のころ、Robert Johnsonの"King Of The Delta Blues Singers"を聴いて、衝撃を受けて、常にこのミシシッピの放浪するブルースがぼくの頭から去ったことはない。その後、"King Of The Delta Blues Singers Vol.Ⅱ"も買って、高校生のぼくは、毎日、日本語の訳詞を見ながら、聴いていたものです。

Robert Johnsonは29曲の歌を(レコーディングされた記録として)残した。そうか、ぼくはあのブルーズ・マンより1曲多い30曲を残すぞ。







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よく思い出したように2枚のアンプラグドのアルバムを聴いてしまう。大好きなのです。

ほとんどピンでやって、この豊かな空気感と世界観はすごい。山口冨士夫の"PRIVATE CASSETTE"とJoao Gilbertoの所謂"Aguas de Marco"と呼ばれているアルバム、日本語では「三月の水」です。

あこがれてしまうんだな。いつか、自分のギターとヴォーカルでこんなアルバムを作ろうと思って、そんでさ、おいらいつでもちゃくちゃく準備しているってフジオちゃんみたいに歌ってしまう。

ブラジルと日本、ボサ・ノヴァとロックンロール、ふたりに共通するのはグルーヴするリズムと歌心。それから、Joao Gilbertoのバックでひかえめにパーカッションを鳴らすSonny Carrもすばらしいけれど、山口冨士夫のバックで聞こえるチコ・ヒゲのボンゴも最高です。






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酒浸りになり、レコーディング・スタジオに来なくなっていたギャビーがもどってきた。そんな喜びと楽しさがたくさん音になって、さわいでいる、そんなアルバムです。

ギャビー・パヒヌイのヴォーカルとギター、エディー・カマエとモア・ケアレのウクレレ、ジョー・マーシャルのベース、デヴィッド・ロジャースのスティール・ギター、巨匠が五人もそろって、みんなでごきげんなパーティーをしています。

そして、そんな歌と楽器の音のまにまに、海の潮の満ち引きのさざなみも聞こえてくるようでもあるのです。音楽の不思議。

ハワイの音楽を何か一枚と問われると、ぼくはこのハッピーなアルバムをさし出そう。





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あまりにも世の中がすさんでしまったような気がして、最近はとても憂鬱で、その憂鬱がぬけません。ぼくのまわりにも、遠い海の向こうにもいい人だってたくさんいるのは、わかっているのだけど、誰かの粗野な呪いのどなり声すら聞こえてくるみたいで、気がめいります。

羅針盤のように北と南を指ししめしてくれるような音楽が聴きたくて、1970年のジョン・レノンのソロ・アルバムをCDプレイヤーのターン・テーブルにのせました。ジョン・レノンってさ、女を殴っていたティーン・エイジャーでさ、それが、世界一やさしい男になったという気もするのです。

このアルバムの中から"Isolation"を意訳してみました。

♪♪♪
人びとはぼくたちがうまくやっているというけれど
ぼくたちがきみをこんな怖がっているのを知らないのだろうか?
そう、孤立しているよ

ぼくたちは一人になるのが怖い
誰もが家に帰らなきゃいけない
そう、孤立している

小さな男の子と小さな女の子だけが
この大きな世界を変えようとしている
彼らも孤立している

世界は小さな町で
誰もがぼくたちの気を滅入らせる
だから、孤立しているよ

おまえににわかって欲しいなんて望まない
おまえははおれに大きな痛みをくれた、何度でも
けれども、それでもおまえは責められはしない
なぜなら、おまえは人間らしくて、ひとつの狂気の犠牲者だ

ぼくたちはみんなが怖い
太陽が怖い
孤立している

太陽は消えないだろう
けれど、世界は数年ももたないかもしれない
孤立♪♪♪



そして、希望に一筋も欲しくて、同じアルバムから"Hold On"を意訳してみました。

♪♪♪
もちこらえろよ、ジョン、ジョン、もちこたえろ
うまくいくさ
おまえは戦いに勝つんだ

もちこたえろよ、ヨーコ、ヨーコ、もちこたえろ
うまくいくさ
飛べるんだ

おまえがおまえ自身の時
ほかの誰でもない時
自分に言ってみるだけでいい
がんばれって

もちこたえろ、世界、世界よ、もちこたえろ
うまくいくさ
希望が見えるんだ

おまえが一つの時
ほんとうに一つになる時
いままでになかったようなことも
できるようになるさ
だから、もちこたえろ♪♪♪



ラストにこの"Look At Me"も意訳してみたのです。

♪♪♪
ぼくを見て
ぼくがどうなればいい?
ぼくがどうなればいい?
ぼくを見て
ぼくがどうなればいい?
ぼくがどうなればいい?
ぼくを見て
愛おしい人、愛おしい人

ぼくはここにいる
ぼくはどうすればいい?
ぼくはどうすればいい?
ぼくを見て
ぼくがどうなればいい?
ぼくがどうなればいい?
ぼくはここにいる
愛おしい人、愛おしい人
ぼくはここにいる
愛おしい人、愛おしい人
ぼくを見て、お願いだからぼくを見て、愛おしい人
ぼくはここにいる、愛おしい人

ぼくは誰?
だれも知らなくても、ぼくだけが知っている
だれも知らなくても、ぼくだけが知っている
ぼくは誰?
誰もわからない
きみとぼくにしか
ぼくたちは誰?
愛おしい人、愛おしい人♪♪♪



では、おやすみZZZzzz.....









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これは、"Be Bop"と呼ばれる、のちに"Modern Jazz"となる新しいジャズとそのギター奏法が生まれつつある、その瞬間の真夜中のセッションに立ち会うことのできる名盤です。

ここでのチャーリー・クリスチャンの自由に解き放たれたフレーズのギターを聴いていると、チャー―リー・パーカーでもディジー・ガレスピーでもセロニアス・モンクでもなく、この翌年に25歳で天国に召されてしまうギタリストが、ビ・バップを発明したのではないかと思ってしまう。

そして、ハイライトはホギー・カーマイケルのスウィング期のぼくの大好きな美しい名曲の二つのバージョン、"Stardust"と"Stardust Ⅱ"なのです。







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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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