えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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ぼくは、フォークシンガーの時代から時も過ぎ、パンクに急接近した「東京ワッショイ」のころにエンケンさんに目覚めたような世代で、東京12チャンエルの番組で「東京ワッショイ」を見て、びっくりしたものだけど、あまた多い遠藤賢司さんのアルバムで、21世紀になって発売されたこの「君にふにゃふにゃ」が一番好きかもしれない。

ピュアなラブ・ソングばかりのアルバムは、今の季節にぴったりの草が芽吹き、いろんな花の咲き始めた春の色とその香りがします。そして、荒井良二さんおジャケットの絵も最高なのです。

一部の曲で細野晴臣さん、林立夫さん、鈴木茂さんの日本のロックのパイオニアたちも再会して、参加しているのもうれしい。

名盤です。

エンケンさん、いまごろ、天国から地に向けて、春だよって口笛を吹いている。




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大工哲弘さんの「ブルー ヤイマ」。涙ものの名盤です。大工哲弘さんとその合いの手の苗子さんの歌のブルーは海と空の青。悲しみの歴史とそこから立ち上がった八重山の人たちの心もどこかにこもっている。かの久保田麻琴さんがプロデュースし、音楽のすばらしさが一枚に。ロケット・マツさん、伊藤大地さんら、ミュージシャンたちの控えめで渋いバッキングにもかっこいいとうなってしまう。



大工哲弘 南風ぬイヤリィ - 八重山民謡の第一人者、大工哲弘の公式ページ





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Pink Floydの1stアルバム"The Piper At The Gates Of Dawn"でのリーダーはギターを弾き歌を歌い作詞作曲をするSyd Barrettだった。サイケデリックなロンドンで一等輝くスターだったのに、たった一枚のアルバムを残し、Sydは幻覚性の薬物の乱用によってさまざまな問題を抱え、バンドを去ってしまう。もしくはベーシストのRoger Watersがバンドを追い出したという噂もあるのだけど。

その後、Sydの後釜にDavid Gilmourを加え、Roger Watersを中心にシンセサイザーとクラシック・ミュージックのような管楽器を加えたシンフォニー中心の所謂プログレッシブ・ロックというジャンルで少しづつキャリアを積んでいく。そしてアルバム"The Dark Side Of The Moon"でロング・ランの爆発的なヒットとなり、欧米では、一家に一枚はPink Floydの"The Dark Side Of The Moon"があるとも言われた。

驚異的なヒットにとまどいながら、メンバーは次のアルバムのレコーディングに入った。Roger WatersはSyd Barrettについて歌った歌を数曲、書きためていた。そして、そのスタジオに見慣れない男が入って来て、Roger Watersにこう言ったという。

「おれはどこでギターを弾けばいいんだい?」

Syd Barrettだった。けれど、ギターは持って来ていないようだった。Roger Watersはやんわりとこう答えたらしい。

「すまない、Syd、ギターのパートはすべて録り終えてしまったよ」

その夜、Rogerは朝まで、はるか魂の向こう側まで行ってしまった古い友だちを思って、ベッドの上で泣いていたのではなかろうか? このアルバム"Wish You Were Here"を聴くと、Rogerのすすり泣きが聞こえるようだ。このアルバムの中から"Shine On You Crazy Diamond"を意訳してみました。

♪♪♪
若いころを思い出すと、きみは太陽のように輝いていた
狂ったダイヤモンドがきみに輝いている
今、きみの瞳を見ると、まるで空にあいた黒い穴のようだ
狂ったダイヤモンドがきみに輝いている
重なっていく少年期の炎やスターの地位にきみは囚われ、鉄の熱風に吹き飛ばされ
遠くで笑いものにするやつらに狙いをさだめ、異端と伝説と殉教に輝け!

もうすぐ秘密にも近づき、きみは月に向かって泣き叫ぶ
狂ったダイヤモンドがきみに輝いている
夜の影が怖い、それで光ですべてを曝せ
狂ったダイヤモンドがきみに輝いている
すりきれたばらばらになった精密さで鉄の熱風に馬乗りになって
熱狂し、幻を見つめ、絵を塗りたくり、口笛を吹き、囚われ、輝け!

だれもきみがどんなに近くにいようが、遠くにいようが知らない
狂ったダイヤモンドがきみに輝いている
幾層にも積み重なったそこでぼくはきみとつながりたい
狂ったダイヤモンドがきみに輝いている
昨日の勝利の影にうたたねをし
鉄の熱風を航海し
きみは子どもで、勝利者にして敗者
知られざる真実と幻滅と輝き♪♪♪

そして、"Wish You Were Here"。意訳してみました。おやすみZZZzzz.....

♪♪♪
きみは天国と地獄の違いがわかると言っていたね、痛みと青い空を分かつもののこととか
それで、緑の大地と冷たい鉄の線路の違いがわかるかい?
笑顔と見せかけの違いとか
ぼくに話しておくれよ

きみのヒーローを幽霊たちととりかえっこしよう
熱い灰と森をとりかえっこしよう
冷めてしまった慰めはどうかな
戦場での行軍と檻の中のリーダーはどうかな

どんなにかぼくはきみがここにいてほしかった
ぼくたちは魂をなくして水槽で力なく泳いでいるみたいなんだよ
同じところをぐるぐる走りまわって
ぼくたちは何を見つけたのだろう?
あいも変わらぬ恐れがあって
ぼくはきみがただここにいてほしい♪♪♪












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民謡クルセイダーズのアルバム「エコーズ・オブ・ジャパン」を聴いております。ラテンのポリリズムに乗り、民謡を聞かそうという新進のバンドです。会社から疲れて帰って来ても、嫌なことがあった夜もこれを聴けば元気になってしいそう。そして、民謡って日本生まれのブルースだなって思う。

腕達者な管楽器やパーカッションも入ったバンド・メンバーが自由にまとまって、ライブ感たっぷり。ミックスダウンがレゲエDJの巨匠、内田直之さん。フレディー塚本さんやメグさんの唄がおらび声をあげている。それに、古友だちのモエちゃんのキーボードの絶妙なスパイスです。

また、ライブ、見に行って、踊りたい!





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秋ですなぁ。未明に目が覚めて聴いているのは"Chat Baker sings and plays"。昔、見たチェっと・ベイカー映画"Let's Get Lost"は衝撃的だった。何かが崩壊してしまった人間が、美しい音楽を奏でているのが不思議ですらあった。そのドキュメンタリー映画の撮影の最中にチェットはパリのホテルから飛び降りて自殺してしまい、映画は彼の人生とともに唐突に終わってしまう。写真家が本業である美しくフォトジェニックな映画"Let's Get Lost"の映画監督、ブルース・ウェバーが最も愛したアルバムがChat Baker sings and plays"でその中でもその一曲目に入っていた"Let's Get Lost"なのだという。その詞のようにブルースの目の前からチェットはいなくなったわけさ。いまごろ、天国で、秋に聞くおれの音楽は最高だろうと、トランペットを吹き、歌を歌っているのだろう。"Let's Get Lost"を意訳してみました。

♪♪♪
消えてしまおう
ぼくたち二人の腕の中に
いなくなろう
目覚まし時計は切って

二人が怠け者といわれたら
二人の見ている狂った夢の話を彼らにしてあげたらいい
わからない物語の霧の中を氷はとけていく
誰のノートにももうぼくたちは載っていない
二人で見つけた夜に祝福し
消えてしまおう

空想の霧の中、氷はとけていく
だれかのメモに書かれた二人の名前を消して
二人の見つけた夜を祝福し
いなくなってしまおう♪♪♪








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ぼくの中でアナログ・レコードが復活してしまった。この二枚はぜひともレコードで聴きたい。ディスク・ユニオンで見つけて、秋の夜長に素敵な名盤「イパネマの娘/バーデン・パウエルの偉大な世界 第1集 BADEN POWELL A VONTADE」と「トリステーザ/バーデン・パウエルの偉大な世界 第2集 O SOM DE BADEN POWELL」を聴きまする。「第1集」が「バーデン・パウエル伝」の趣ならば、「第2集」は「バーデン・パウエル外伝」。いわゆる「白盤」と「赤盤」などとも呼ばれているらしい。それから、「第2集」の内ジャケのイラストがかっこよすぎてしまうなぁ。
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季節の変わり目にいつも聴きたくなるアルバムがあります。荒井由実の「ひこうき雲と」と「MISSLIM」。

彼女のファースト・アルバムとセカンド・アルバムでピアノを弾きながら歌うデビューした美術大学の学生のバックで演奏するのはキャラメル・ママの面々、鈴木茂のギター、松任谷正隆のキーボード、細野晴臣のベース、林立夫のドラムスで、その演奏とアレンジは完璧。1973年と1974年に発売された二枚を通して名曲ばかり、捨て曲なし。あやういようなユーミンの歌は彼女にしか、やっぱ歌えない。エヴァー・グリーンな名盤です。

昭和のあの時代にもどりたい。



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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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