えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
吉祥寺のMANDA-LA2にて『今宵、あの人を想う 19』というコンサートを見ました。ピアノの渋谷毅さんとロケット・マツさん、ボーカルの金子マリさんと小川美潮さんという豪華なラインナップに惹かれたのです。
ライブバーに行ってみれば『今宵、あの人を想う』の「あの人」とは高田渡さんでありました。4月16日は高田渡さんの命日で、今年で19年目であるらしいのです。渋谷毅さんは体調不良でお休みでしたが、いろんな人の素晴らしいパフォーマンスで高田渡さんの曲を聴けて、とてもよかったです。それから、みなさまのオリジナル曲も個性的で素晴らしい。もちろん、渋谷毅さんの復調とライブの復帰も願ってやみません。
若いシンガーも出演していて、高田渡さんの歌が引き継がれていっていることが、ぼくにはとても嬉しく感じられました。
四月十六日、新宿末廣亭での令和八年四月中席昼の部です。見た演目を記します。前座の桂伸球くんの「弥二郎」、二ツ目の三遊亭こと馬さんの「初天神」、今度、二ツ目昇進する笑福亭ちづ光さんの「野ざらし」、きょうこさんの日本の手品、和妻、橘ノ圓満師匠の「道灌」、三遊亭遊喜師匠の「加賀の千代」、国分健二さんの漫談、三遊亭夢楽師匠の「浮世床」、春風亭柳太郎師匠の「結婚式風景」、東京ボーイズのお二人の歌謡漫才、桂歌春師匠の「垂乳根」、三遊亭遊之介師匠の「青菜 」でお仲入りです。二ツ目の三遊亭仁馬くんの「真田小僧」、ピー介プー子のお二人の漫才、春風亭昇吉師匠の「五銭の遊び」、三笑亭夢花師匠の「転宅」、林家今丸師匠の紙切り、主任は三遊亭圓馬師匠の「鰻の幇間」でした。
とくに印象に残った演目であります。きょうこさんの和妻には見るたびに惹かれてしまいます。語り口と手品の合わさった妙ですな。お馴染みの噺ですが、三遊亭夢楽師匠の「浮世床」と三笑亭夢花師匠の「転宅」に大爆笑。三遊亭圓馬師匠の「鰻の幇間」は古典落語の滑稽噺の真髄を見るようでした。
暗いこの世のつらさ忘れ、寄席は心のオアシスです。
深川江戸資料館小劇場にて『二ツ目の春 一花・美馬二人会』を見ました。二ツ目の春風亭一花さんと鈴々舎美馬さんの二人会です。一花さんは今年の秋に5人抜きの抜擢真打ちであります。おめでとうございます。
見た演目を記します。前座の柳亭市助くんの「饅頭怖い」、二ツ目の鈴々舎美馬さんの「磯の鮑」、二ツ目の春風亭一花さんの「三方一両損」で仲入りとなりました。春風亭一花さんの「コンビニ参観」、主任は鈴々舎美馬さんの「昭和 平成 令和を飛べ」でした。仲入り前は定番の古典落語、仲入り後は新作落語となっていました。
その新作落語、一花さんのの「コンビニ参観」は弁財天和泉師匠の作による新作落語で、大爆笑ものでありました。ぼくもよく笑いました。美馬さんの「昭和 平成 令和を飛べ」は美馬さん自身の新作落語で鹿児島県知覧の神風特攻隊員が特攻決行の前日に現代にタイム・スリップし、また戻ってくるという、文明批評も含んだ笑えるシュールな噺でした。
知覧を舞台にした落語といえば、その昔、桂竹丸師匠の赤羽礼子さんと石井宏さんの共著をもとにした「ホタル帰る」が素晴らしかった。小説では棟田博の著した「サイパンから来た列車」なども思い出します。「昭和 平成 令和を飛べ」も滑稽噺ながら素晴らしかった。のほほんと平和に生きてこそ何よりだ、とぼくは思います。それは「昭和 平成 令和を飛べ」にもある思いらしく、といのうも、その落ちもしくは下げを聞いて、その思いを同じくしているのを感じたのであります。
二十年後、一花、美馬のお二人は江戸落語の屋台骨の一翼を背負っていることでしょう。
前期と後期の展示替えがあるというので、東京国立近代美術館の『下村観山展』に来ました。前期ほと混んではおりませんでした。後期のみの展示の『鵜』が素晴らしい。東京国立近代美術館の公式Facebookでは、この『鵜』について、このようにコメントしております。
「無限の空間に飛び去ろうとする鳥と絶叫するかのように岩上で見送る鵜。そこには38歳の若さで他界した学友の菱田春草(ひしだしゅんそう)に対する観山の悲痛なる哀悼の辞が込められいます」
大きくて大胆な構図の美しくも新しい日本の屏風絵。これを見るだけでも来てよかったです。
この「鵜」は写真撮影禁止でありましたので、所蔵している東京国立博物館の該当のページを紹介いたします。
https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/A-10514
道志川を西洋式毛鉤釣りで釣行。魚影を見ず、なかなか釣れない。
途中で狸か、狐か、ハクビシンか、テンか、カワウソこのような後ろ脚の傷ついた野生の生きものがいる。捕まえて動物病院に連れていこうか、とも思ったが、ぼくに捕まえるための何がしかもなく、野生のものは野生のままにしておいて、そこを静かに立ち去ったのが、心の痛みがやまない。小さな動物の回復と無事、安寧を祈るばかり。
さらに川瀬を歩けば、その先に魚の溜まり場のようなところを発見。手を変え、品を変えして、試すが、結局、釣れない。今日はボーズ(一匹も釣れないこと)とあいなった。
その後、道志村の道の駅で食事。道志村の桜の花盛りに目も嬉しい。さらに車を走らせ、「石割りの湯」で気持ちのいい湯浴み。山中湖の富士山を愛でて帰ってまいりました。
小林よしのりさんの『愛子天皇論3』が面白く、『愛子天皇論』も読んでみた。『愛子天皇論3』が2025年7月の出版で、『愛子天皇論』は2023年6月の出版であった。今、男子男系論によって天皇制の危機であることをぼくはよく了解した。
あるインタビューで小林よしのりさんは私的な公にはされない天皇陛下との懇親会だか食事会に呼ばれることがあり、そこに国会議員のつじもと清美さんがいたそうで、小林さんはつじもとさんを、どうしてお前がここにいるんじゃ、と怒鳴りつけたそうです。その懇親会で小林さんとつじもとさんは打ち解け、天皇制に関して、意見を同じくしているそうです。それ以来、つじもとさんは小林さんに国会及び国会議員の動き連絡してくるという。今では男子男系論に反対する国会議員はまったくの少数派で、天皇制の危機は実際に進行中ということであります。古典芸能を愛好するぼくにとって、それはゆゆしき問題であります。共和制の日本ねー、どうだろう? という感じなのであります。
2010年に『新天皇論』を出版し、女性・女系天皇公認論を唱えるてから今まで、小林よしのりさんの孤立した戦いに、今のぼくは敬意を表すものであります。血統などと競走馬のようなことを言っていると、文化としての天皇は廃滅するのではないか、とぼくも危惧するものであります。三島由紀夫が生きていれば、なんと嘆くことだろう? ここで『愛子天皇論』にもとりあげられている上皇天皇の決定的なお言葉を引用します。
「始めにも述べましたように,憲法の下,天皇は国政に関する権能を有しません。そうした中で,このたび我が国の長い天皇の歴史を改めて振り返りつつ,これからも皇室がどのような時にも国民と共にあり,相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう,そして象徴天皇の務めが常に途切れることなく,安定的に続いていくことをひとえに念じ,ここに私の気持ちをお話しいたしました。」
何の自己決定権もなく、自分で自分の人生や運命も決められない天皇だからこそ、お世継ぎだけは皇室内で決められるように皇室典範を改訂できないだろうか? それから統一教会に洗脳された国の首長のもとに皇室の未来が議論されることに暗澹たる思いもつのります。
閑話休題、『愛子天皇論』にもどり、男系男子論者のもっとも許せないことが2つあるのです。「第19章 雅子皇后への眼差しの変化」で書かれている皇室の女性への男子を産めという陰湿で因習的で時代錯誤なパッシングと虐待、「第21章 男系カルトと統一教会」で書かれている男系男子論の論客の天皇・皇族を人間扱いせずに、血統書付きの犬猫か、競走馬みたいなものとしか思っていない、そのありさま、非人間的な醜さ。もともと伝統として続いてきた政治に利用されない文化としての天皇制の存続を願う人は『愛子天皇論』か『愛子天皇論3』をぜひ読んでみてください。ぼくは『愛子天皇論2』も読みたく存じます。
ゴーマニズム宣言SPECIAL 愛子天皇論|書籍詳細
ジャン=ピエール・ダルデンヌさんとジャック・ダルデンヌさんの共同監督による『そして彼女たちは』を見ました。ベルギーとフランスの合同映画です。
ドキュメンタリー・タッチのフィクションにぼくは是枝裕和監督の映画を思い出したりしました。十代の母親たちのための支援施設を背景にハンディーカメラでとったようなシーンのつらい場面がつづく群像劇です。ラストのシーンにのみ誰も置いてきぼりにしないヒューマニティーの淡い希望の一筋が見えるようです。
ところで、フランス語、オランダ語、ドイツ語の公用語をもつベルギーではギヨーム・アポリネールの詩を小学校二年生で習うのですね。さすが、『青い鳥』のモーリス・メーテルリンクや画家のルネ・マグリットやジェームズ・アンソールを生んだ文化の国でもあるベルギー、かっこいいなぁ。
五人の主人公の少女たちの演技とは思えない生々しさに驚嘆します。映画の中の何の演出もない赤ちゃんたちがかわいかった。
ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督最新作『そして彼女たちは』公式サイト | 3.27 Fri.公開
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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