えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
四月三十日、新宿末廣亭での令和八年四月下席昼の部にまいりました。見た演目を記します。前座の春風亭らいちくんの「転失気」、二ツ目の林家きよ彦さんの「限界集落」、柳家花いち師匠の「アニバーサリー」、ホンキートンクのお二方の漫才 、三遊亭白鳥師匠の「3年B組はん爺先生」、五明樓玉の輔師匠の「マキシム・ド・のん兵衛」、寒空はだかさんの漫談、三遊亭歌る多師匠の「宗論」、林家鉄平師匠の「佐野山」、江戸家猫八師匠の動物ものまね、八光亭春輔師匠の「蕎麦の殿様」、柳家小満ん師匠の「あちたりこちたり」で仲入りとなりました。弁財亭和泉師匠の「箱の中」、ロケット団のお二方の漫才、橘家圓太郎師匠の「浮世床」、柳家さん遊師匠の「権助提灯」、翁家社中のお三方の太神楽曲芸、主任は蝶花楼桃花師匠で「任侠流山動物園」でした。今日は新作落語と古典落語が半々ぐらいでした。
とくに印象に残った演目です。柳家花いち師匠の「アニバーサリー」が楽しい。ひさしぶりにに見たホンキートンクのお二方の漫才で大爆笑。三遊亭白鳥師匠の「3年B組はん爺先生」も大爆笑です。弁財亭和泉師匠の「箱の中」のあるある話におおいに笑う。橘家圓太郎師匠の「浮世床」は本日の一番笑った演目でした。蝶花楼桃花師匠の「任侠流山動物園」は三遊亭白鳥師匠の作った新作落語にして、登場するのが動物園の動物たちのみで、その動物たちが任侠者という怪作で、どかんと大爆笑をとっておりました。ぼくも大爆笑。
暗いこの世のつらさ忘れ、寄席は心のオアシスです。
横浜美術館に『没後110年 日本画の革命児 今村紫紅』を見に行きました。明治時代から大正時代にかけての日本画家、今村紫紅の展覧会です。
初めは俵屋宗達などの江戸琳派に傾倒し、明るく闊達な美しく、素晴らしい絵を描き、新たな表現も模索し、短すぎる三十五年の生涯の晩年は、自らの生涯を悟り、締めくくるかのような南画で、ありふれた風景に桃源郷を見いだすかのような絵を描いた。
とくに、インドを旅した後に描いた「熱国之巻」は、ぼくを驚かし、現代にも通ずるかのような名作でもあります。
「自由も、新も我にあり」と自尊し、後輩を「暢気に描け」と励ました今村紫紅は偉大な近代日本画の忘れらない人であることは間違いないことを多様な絵を見ながら確信いたしました。
ケン・ローチ監督の『オールド・オーク』を見ました。イギリスの巨匠の最後の映画らしい。まだまだ撮り続けてほしい監督であります。ケン・ローチ監督の映画は左翼のヒューマニティを出しおしみしないところが好きです。英国のミュージャンのロバート・ワイアットのようだともぼくは思う次第です。
『オールド・オーク』は寂れた古い炭鉱町にシリア難民の家族が移住して来ての話。主人公はその町のつぶれかかったパブ・バーで一人きりもりする店主。戦争と差別のはびこった世界、それは世界中のどこでも同じなのか、やはり戦争と差別の話となります。戦争から逃れてきたシリア人の家族は差別され、その家族に心を寄せるパブ・バーの店主はどこか町で孤立してしまうかのようでもあるのです。けれども、ラストでは希望の淡い一筋の光が示されます。『オールド・オーク』にもあるようなケン・ローチの映画のヒューマニティの輝きは美しい。
映画『オールド・オーク』公式サイト
聖蹟桜ヶ丘のLoose Voxのオープンマイクに出演しました。オリジナルの「おれと戦争のブルーズ(渡邊白泉の俳句から)」、「マンボジャンボ」、「メキシコの山」の3曲を歌いました。楽しいオープンマイクでございました。僭越ながら、歌詞を披露させてください。
おれと戦争のブルース(渡辺白泉の俳句より)
戦争が廊下の奥に立っていた
戦争が廊下の奥に立っていた
戦争が人間みたく立っていた
戦争が今じゃ真ん中立っている
戦争が今じゃ真ん中立っている
にやりと笑って立っている
(間奏)
戦争がおれの左手引っ張って
戦争がおれの左手引っ張って
何処に行こうというのかね
守るの攻めるの囁いて、おれを何処かに連れて行く
夢か現か神様か、はたまた怪しの化け物か
死体の山が見えてきた、おれはおっかなくて逃げていた
(間奏)
戦争が廊下の奥に立っていた
マンボジャンボ
マンボジャンボ、マンボジャンボ
マンボジャンボ、マンボジャンボ
子象の行進 パオー
マンボジャンボ、マンボジャンボ
マンボジャンボ、マンボジャンボ
マクンバふりかけな
愛のマントラだ
アジアは純情
アラブの闇夜に
アフリカの呪文だ
(ハナモゲラ語のアフリカの呪文)
マンボジャンボ、象のはな子
マンボジャンボ、象のはな子
子象の行進 パオー
メキシコの山
あの高い山に登れ
あの高い山に登れ
あの高い山に登れ
リュック・サックにブルーズを詰め込んで
てっぺんまで登れ
てっぺんまで登れ
てっぺんまで登れば
ごきげんなものがいっぱいあるぜ
そりゃああの娘はいいやつさ
どこまでもおいらに意地悪するぜ
キリマンジャロを越えて ヒマラヤの峰を渡り
あのメキシコの山の向こうまで行くぜ
おれと戦争のブルース(渡辺白泉の俳句より)
戦争が廊下の奥に立っていた
戦争が廊下の奥に立っていた
戦争が人間みたく立っていた
戦争が今じゃ真ん中立っている
戦争が今じゃ真ん中立っている
にやりと笑って立っている
(間奏)
戦争がおれの左手引っ張って
戦争がおれの左手引っ張って
何処に行こうというのかね
守るの攻めるの囁いて、おれを何処かに連れて行く
夢か現か神様か、はたまた怪しの化け物か
死体の山が見えてきた、おれはおっかなくて逃げていた
(間奏)
戦争が廊下の奥に立っていた
マンボジャンボ
マンボジャンボ、マンボジャンボ
マンボジャンボ、マンボジャンボ
子象の行進 パオー
マンボジャンボ、マンボジャンボ
マンボジャンボ、マンボジャンボ
マクンバふりかけな
愛のマントラだ
アジアは純情
アラブの闇夜に
アフリカの呪文だ
(ハナモゲラ語のアフリカの呪文)
マンボジャンボ、象のはな子
マンボジャンボ、象のはな子
子象の行進 パオー
メキシコの山
あの高い山に登れ
あの高い山に登れ
あの高い山に登れ
リュック・サックにブルーズを詰め込んで
てっぺんまで登れ
てっぺんまで登れ
てっぺんまで登れば
ごきげんなものがいっぱいあるぜ
そりゃああの娘はいいやつさ
どこまでもおいらに意地悪するぜ
キリマンジャロを越えて ヒマラヤの峰を渡り
あのメキシコの山の向こうまで行くぜ