えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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東京ドームでTaylor Swiftのライブを見ました。Taylor Swiftのコンサートというよりも、Taylor Swift Musical Showでした。何せ、Taylor Swiftというとアメリカの大統領選にも影響を与える大スターで、当代稀有のスペキタクルなアメリカのエンターテイメントの最高峰を見た気がします。なんだか、昔、見た、メトロポリタン歌劇場でオペラ「ポギーとベス」をドキュメンタリーとして撮った映画を思い出しもします。そのようなスケールで、舞台の右端と左端にバンドの演奏するオーケストラボックスらしきものもあるのです。

オーディエンスのほとんどが10代から20代の女子。客席からの涙をためての彼女たちのコーラスが止まりません。すべてが感動的です。TaylorさんはMCで「ARIGATOUGOZAIMASU」と言っておられました。ぼくは心の中で「KOTCIRAKOSO ARIGATOU」。
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新宿末廣亭二月期上席昼の部です。林家正楽さんの亡き後、若き林家八楽さんが体を揺らしながら紙を切る所作に伝わってゆく何かを感じ、とてもよかったですぞ。その後、初めて聴く桂扇生師匠で、滑稽噺の「強情灸」に大爆笑。古今亭菊之丞師匠の「初天神」の子どもがかわいらしい。三増万太郎さんの曲独楽。中入り前の柳家権太楼師匠の「代書屋」。蝶花楼桃花師匠の「味噌豆」。おしどりの針金細工とアコーディオンの漫談。金原亭馬の助師匠の「権兵衛狸」、柳家さん喬師匠の「替わり目」と古典落語で笑い、柳家小菊さんの江戸風情の粋曲。主任は柳家小ゑん師匠で新作「すて奥」は滑稽噺転じて人情の世界に行きました。寄席パラダイス。
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今日は立春だということで、出雲大社相模分祠に行ってみました。なんかお祭りのようで、よい人の賑わいが楽しくもあります。神社の周りの木立はすべて植樹により自然の林を再生したものだそうで、すばらしい気に満ちております。御神籤をひくと大吉。

「第三十八番 大吉

 新しき年の
  初日の
   輝きて
 松の緑の
  彌(いや)まさり
   けり

   運勢
 総(すべ)ては始(はじ)めが大切です
 初心を忘れねば
 松の緑が日に増すように
 生き生きとした運勢が展(ひら)け安心できる大運です
 他人を恨(うら)まず
 日々を大切にし
 信心をこめて本業(ほんぎょう)を大事に励(はげ)みなさい」

ゆめゆめうたがふことなかれ
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相模大野のアコパで野口亜妃子さんのワンマンライブ。情熱的な歌じゃった。ホイットニー・ヒューストンか何かのとても難しそうな転調する歌を歌っていた。ぼくは後で、何オクターブ、声がでるんですかと、アコさんに聞いてみました。歌や声の出し方を教えておられるアコさんは、誰でも3オクターブ半は出せるようになりますよ、と答えておられた。本当か? どんなジャンルでも飛び越えて、楽しいライブでありました。
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絶対に見ようと思っていた奈良美智さんの青森県立美術館での展覧会『奈良美智: The Beginning Place ここから』を見に、青森を旅しました。

一番寒い、雪の季節にこの展覧会ひ見てほしいと美智さんはインタビューでおっしゃっていて、行けば、粉雪舞う僥倖でごさいます。

奈良さんの最新作「Midnight Tears」に胸をえぐられるような感動をおぼえました。奈良美智さんについて、ぼくは好きだとか、ファンというよりも、同時代を同じような気持ちで生きてきたかのような、並走者、同伴者のごときシンパシーすらすごく感じてしまいます。そうか、奈良美智さんは、ぼくより四つ年上なのか。青森に手作りで建てたというロック喫茶が美術館に再現されていて、その再現された喫茶店もしかしてバーでもあるその店に入ると、ぼくも若かりし頃にひとっ飛びするかのようなのです。

夜は古い居酒屋に行ったりもしました。津軽鉄道で乗り鉄もしました。夜は、テレビとかあまり見ずに、太宰治の「津軽」とかを読んでいました。

旅は楽しい。読んだ句、八つ。

 バス走る吹雪舞えども滑りもせず

 粉雪や白い広場で深呼吸

 粉雪を舞い上げ進む列車なり

 雪原に変わりし田圃にまた積もり

 林檎の木々吹雪に負けじと立っている

 真っ白だ吹雪で見えぬ真っ白だ

 広きけり津軽平野は鈍色の下

 雪道のしばれるに心清められ
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ガッサーン・カナファーニーの著した小説『ハイファに戻って/太陽の男たち』を読む。この小説を始めて読んだのは高校生のころで、昨今のガザでのこともあり再読した。ガッサーン・カナファーニーはパレスチナ人であり、1972年に36才で車に仕掛けられた爆弾により殺された。

この小説集の中に生涯の最後となる中編『ハイファに戻って』を読み、そのラストの展開にヒューマニティと同時に戦慄のようなものをおぼえ、東大全共闘に対話を求めバリケードに乗り込んで行った後期の三島由紀夫のようだとも思った。小説『ハイファに戻って』のラストで、「祖国というのはね、このようなすべてのことが起ってはいけないところことなのだよ」につづき、パレスチナ人の苦しみと同時に、きっぱりと美しく、「パレスチナよ、永遠なれ」の言葉がこだまするかのようなのだ。感動した。

ハイファに戻って/太陽の男たち :ガッサーン・カナファーニー
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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