えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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相模大野のアコパで井上智資さんとよしだよしこさんの弾き語りライブを見ました。プライベートな歌の力を見せてもらったというような気がしております。井上智資さんの北朝鮮を旅したときの歌やら、とくに13分以上にもおよぶよしだよしこさんが歌った外国から日本にやってきて、まっとうな生活をしつつも、日本の政府から不法入国者とされてしまった友だちの歌は圧巻で、強いメッセージが心に強く響きました。
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伊勢原ぺんぺん食堂で「ただいまおかえりが聞こえる場所 PART2」とタイトルされたライブを見ました。パワフルで誠実な、いのうえりょうたさんの歌、暗い世間であっても、ぼくの頭を前に向かせるかのような内藤タイトさんの面白い歌で十分に場が暖まったあと、輪さんの登場です。今は石垣島にいる輪さんの故郷への凱旋ライブです。輪さんは世界中を旅をして、歌をうたって生きてきたのだなと、ぼくは思う。その旅の気持ちのいい、涼しい風が歌にのってふいておりました。
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浅草の木馬亭で『ウチナージンタ1994-2024』と称されたインディーレーベル「off note」30周年記念のコンサートを見ました。出演したミュージシャンを失礼にも敬称略でご紹介します。大工哲弘(唄, 三絃)・大工苗子(箏, 囃子)・梅津和時(saxophone, clarinet)・大熊ワタル(clarinet, accordion)・中尾勘二(saxophone, klarinette)・関島岳郎(tuba)・向島ゆり子(violin)・石川浩司(percussion)。素晴らしい歌と演奏でした。客先は何か、ぼくの同世代の同胞たち、同志たちの同窓会のような空気にあふれておりました。みんな、よく生きのびてきたよ。ミュージシャンたちにレスペクト。「off note」の主催者の神谷一義さんにもレスペクト。ぼくらの第二章の始まりだ。
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紀尾井ホールでパソナグループ「夢オーケストラ」のコンサートを見ました。夢オーケストラは、昼間はパソナグループで働いているプロのクラシックミュージシャンではない人たちの集団で、ぼくはその力量と技術に驚いてしまうのですが、そこにプロの指揮者である曽我大介さんが入り、ラストの曲にゲストのプロのピアニストの小原孝さんが入っておりました。曽我大介さんの立ちふるまいのオーラにも圧倒されてしまいます。

「音楽で巡る世界のExpo」というテーマで選曲され、一曲目に演奏された曲はシュトラウスの『美しき青きドナウ』で、その美しい音楽の響きにぼくは眠くなってしまう。2曲目が「ゴジラ」のテーマ曲を作った伊福部昭の『シンフォニア・タプカーラ』。「タプカーラ」とはアイヌ語で「立って踊る」という意味で、その土俗とすら感じさせる現代音楽のような異様な旋律も含み、めったに聴くことのできないこの曲に胸の高鳴る面白さを感じました。20分の休憩をはさんでエルガーのおなじみの『威風堂々』の第一楽章。次にラヴェルの組曲『マ・メール・ロワ』で、その中の「パゴダの女王レドロネット」が細野晴臣さんの作る中華風ポップスメロディーを思い出させ、面白かった。ラストはいつかオーケストラのライブで聴いてみたいと思っていたガーシュインのピアノ協奏曲『ラプソディ・イン・ブルー』を小原孝さんのピアノが加わり、堪能しました。

素晴らしいコンサートの、前から4列目という素晴らしい席のチケットを手配してくれたお友だちに感謝、感謝です。アンケートに要望する曲としてマーラーの五番と書いたぼくだけれど、この戦争の終わらない世界にあって、「子どもと戦争」というテーマでコンサートをしてはくれまいか?
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相模大野のアコパで打田十紀夫さんのライブを見ました。脳出血の後の、さらにリハビリの後の打田さんは元気です。素晴らしい演奏でした。リハビリは、初心者向けの自分自身のフィンガーピッキングの教則本『打田十紀夫 フィンガースタイル・ギター・メソッド』を読んで、行ったということですが、ぼくも買ってしまいましたよ。

不謹慎ながらも、ぼくはかっこよくブルースやラグタイム、オリジナルを弾く打田さんを見ながら、ジャンゴ・ラインハルトというヨーロッパの天才ギタリストを思い出してしまう。ジャンゴは自分の暮らしていた馬車のキャラバンの火事で、左手に大怪我を負い、そこから自分の奏法を編み出したという。打田十紀夫さんもこれからもさらに新たな地平へと進化する予感すら、するではないか。これからも打田十紀夫さんを応援し、ライブを見つづけたいと思うのです。
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渋谷のクラブ・クアトロでStranger Coleを見ました。スカ時代からのジャマイカのシンガーは御歳、82歳にして、元気そのもので、かっこよく、スカやロックスティデイを強烈なパトワ(ジャマイカ訛り)で歌ってくれました。ニャハハとかって笑って、ご機嫌そのもののStranger Coleのパフォーマンスが笑顔満開で最高です。ところでクアトロって、こんなに小さいライブハウスだったっけか? ここでDr. Johonも、Carlton and The ShoesのCarlton Manningも、Sun Ra Archestraも、Cassandra Wilsonも見たことを懐かしく思い出しもします。そんなクアトロに今夜も笑顔とダンスが広がりました。
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日比谷野外音楽堂で琉球フェスティバルを観ました。出演したミュージシャンは、大工哲弘 with 苗子、Cocco from 沖縄のウタ拝、比嘉栄昇が率いる「ヤエヤマ・アッチャーズ・バンド(Y.A.B)」、ネーネーズ(上原渚、小濱凜、狩俣幸奈)、ディアマンテス、パーシャクラブ、琉球國祭り太鼓のみなさんでごさいます。司会はいつものガレッジセール。今のネーネーズの歌にユニゾンの声の圧倒的な力を感じ、Coccoの神がかったパフォーマンスも素晴らしい。大工哲弘さんと苗子さんの古い沖縄の民謡が夜の空ににじんでゆく至福の時。トリのパーシャクラブの「安里屋ユンタ」は「サーユイユイ」と「マタハーリヌ、チンダラカヌシャマヨ」のコール・アンド・レスポンスもある、リズムはニューオーリンズのセカンド・ライン・ファンクで、踊りながらみんなの心がひとつになってゆく。楽しかった。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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