えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

entry_top_w.png

上野の鈴本演芸場へ令和六年四月下席昼の部を見に行きました。見た演目を書き出してみました。前座の三遊亭歌ん太くんの「狸札」、二つ目の鈴々舎美馬さんの「ん廻し」、桂文雀師匠の「悋気の独楽」、春風亭勢朝師匠の漫談、江戸家猫八師匠の動物ものまね、三遊亭志う歌師匠の「やかん」、春風亭一之輔師匠の「松山鏡」、のだゆきさんのピアニカ漫談、むかし家令松師匠の「天狗裁き」、春風亭小朝師匠の「鰍沢」、ロケット団の漫才、柳家小満ん師匠の「寝床」。印象に残った演目をいくつか。相模原の噺家の星、鈴々舎美馬さんの「ん廻し」はこの呑気な感じがいいなぁ。春風亭一之輔師匠の「松山鏡」の大爆笑しながらのしみじみとした感じ。のだゆきさんのピアニカ漫談のシュールさは大好きです。


夕方に横浜スタジアムに移動し、フレーフレー・ベイスターズ。今日の阪神との試合は延長12回での1対1の引き分けとなりました。塁には走者を進めるが、決め手のヒットが出ません。ライトの度会選手はスランプか、打てなくなってしまった。プロは厳しいのう。投手陣はかなりよかった。首位の阪神とのゲーム差は2ゲームの5位のベイスターズで、ペナントレースはダンゴムシ状態。まだまだこれからです。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png

初台の東京オペラシティコンサートホールにバッハの『マタイ受難曲』を聴きに行きました。現代音楽の作曲家、武満徹が新しいプロジェクトを始める時は必ずこの『マタイ受難曲』のピアノ版を全編、弾いていたということを知り、いつか生演奏の『マタイ受難曲』を聴いてみたいと思っていたのが叶ったのです。

合唱と演奏は、鈴木優人さんの指揮する、ヨーロッパでも賞を取るほどの高く評価されているバッハ・コレギウム・ジャパンの面々。そこにはパイプオルガン奏者もおり、指揮者自身がチェンバロも弾いております。プログラムに掲載されていた歌詞の訳を見つつ、鑑賞しました。素晴らしかった。

親鸞の浄土真宗にひかれるぼくはクリスチャンではないけれど、今日は「聖金曜日」という、一年に一回のキリストの受難と死を記念する日だそうで、何か清められるような心持ちもしました。本当の祈りは世界共通だという気がしました。そして、ぼくの前に座っていたドイツ人らしき人は、ラストの合唱に合わせて、手を組み、祈っているようなのです。その詞をプログラムから引用し、ぼくも世界の安寧を祈ります。

♪♪♪
今や、主は安息につかれた。
わがイエスよ、おやすみなさい。
私達の罪がもたらした主の労苦は終わった。
わがイエスよ、おやすみなさい。
おお、聖なる手足よ、見てください、私が懺悔と悔い改めをもって、どんなに嘆いているか、私の堕落がこの手足にこんなにも苦痛を与えたことを。
わがイエスよ、おやすみなさい。
私の生きている限り、あなたの受難に幾千万の感謝を捧げましょう、私の魂の救いをこんなにも尊いものとしてくださったのですから。
わがイエスよ、おやすみなさい。
さあ、ひざまずきましょう、涙を流しつつ、
そして、呼びかけましょう、墓の中のあなたに。
憩いたまえ、安らかに、安らかに、憩いたまえ。
憩いたまえ、疲れ果てた御体よ、
憩いたまえ、安らかに、憩いたまえ、緩やかに。
あなたの墓と墓石は
不安に満ちた良心の
心地よい憩いの枕、
そして魂の逃れ場となるのです。
憩いたまえ、安らかに、憩いたまえ、緩やかに。
この目はそこで、至福に満ち足りて、眠りにつくことでしょう。♪♪♪
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png

上野の東京文化会館で、演奏会形式ではありますが、昔からいつか見たいと思っていたワーグナーのオペラ『トリスタンとイゾルデ』を鑑賞しました。ぼくもワグネリアンのはしくれのはしくれで、ワーグナーの歌劇は大好きなのです。

恋の始まり、逢瀬、悲劇といった三幕もの。指揮はポーランド出身のマレク・ヤノフスキさん、演奏はNHK交響楽団、トリスタンはオーストラリアからスチュアート・スケルトンさん、イゾルデはノルウェーからビルギッテ・クリステンセンさん、合唱は東京オペラシンガーズという国際的な面々、布陣。舞台セットはしつらえてなかったけれど、ぼくは心の中で劇を想像もする。

その席はなんと前から四列目のほぼ真ん中。バイオリン奏者の譜面をめくる音さえ時々聞こえる。調性のわからないようなメロディー、偽終止、無限旋律で奏でられる物語は、昼よりも夜の優位性、愛、甘美、死、悲劇。素晴らしかった。

恋の媚薬というものをぼくも飲んでみたいと思うが、やっぱやめとくか。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png

相模大野のアコパで『American Roots Music Ragtime Guitar Show』と題されたダコタ・デイヴ・ハルさんと浜田隆史さんのライブを見ました。ぼくはアメリカのオールド・タイム・ミュージックが大好きです。約二時間、素晴らしい音楽を堪能しました。ちらっと聞いてしまったギタークリニックでのぼくが感銘を受けたダコタさんの言葉。

「タブ譜通り弾くことより、プレイヤーにとってその曲の音楽そのものを理解することの方が大切です」

音楽に対する深い愛を感じます。その愛から、テクニックすら越えたギターやギターバンジョーの深い響きがたちのぼるかのようでした。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png

渋谷のO-WESTへ『闇鍋音楽祭 2024』を見に行きました。主催はいわずと知れたソウル・フラワー・ユニオンでゲストは民謡クルセイダーズ。

まずは民謡クルセイダーズが演奏し、オーディエンスはそのラテンのリズムと日本の土に根を生やした民謡のソウルのとぐろを巻くグルーヴに踊りまくる。

その後、ソウル・フラワー・ユニオンが登場し、そのストレートな自由へのメッセージがびしびしと来ます。カザをめぐる新曲は今の世界の暗い絶望を打ち払うかのようだ。カバーした二曲も素晴らしい。中川敬さんの歌った亡きシェイン・マガウアンのポーグスの「A Pair Of Brown Eyes」とリックルマイさんの歌った、ダニー・レイによって書かれ、オリジナルで録音され、クラッシュも演奏した「Revolution Rock」。

今はソウル・フラワー・ユニオンを離れている伊丹英子さんも登場。彼女の発するオーラがとにかく凄い。中川敬さんが作詞し、ヒートウェイヴの山口洋さんと曲を共作した永遠の名曲「満月の夕(ゆうべ)」はヒデボウこと伊丹英子さんがいなければ、できなかったものだと思われます。今は京都にいて、能登半島の震災復興に尽力されているそうで、能登半島に漁業実習に来ているインドネシアの人のためにハラルフードを送ったということ。変わらず素敵な人です。

ラストはソウル・フラワー・ユニオンと民謡クルセイダーズが入り乱れての大団円。あっという間の三時間ちょっとでした。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png

大井町のライブスペース428でTracks of Peaceのライブを見ました。いはずと知れたTower of Powerのトリヴュート・バンド。そのキメキメのハードなファンクをライブハウスの大きな音で聴くと、頭がクラクラして、腰のあたりがモヤモヤします。かっこよかった。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png

衝撃を受けました。木津竹嶺さんの歌は民謡の極北、日本の歌の極北です。



entry_bottom_w.png
  HOME   次のページ >>
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6
plugin_top_w.png
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3
7 9 11
13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
えいちゃんのお奨め

ライブのお知らせ

ぼくのTwitter

plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
最新コメント
[12/23 ロンサム・スー]
[07/27 gmail account]
[08/29 えいちゃん]
[08/29 みさき]
[05/18 えいちゃん]
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
ブログ内検索
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
最新トラックバック
plugin_bottom_w.png
Copyright えいちゃん(さかい きよたか) by えいちゃん All Rights Reserved.
Template by テンプレート@忍者ブログ