えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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国立能楽堂で『狂言と落語・講談 聟入りのさまざま』と題された講談と落語と狂言の会に来ました。

講談は宝井琴調師匠による「安兵衛婿入り」。琴調師匠は講談の要諦は登場人物をこれでもか、これでもかと褒めることだと枕で語っておられました。なるほどです。「忠臣蔵」から大酒飲みの剣の達人の婿入り話。

落語は三遊亭好楽師匠による「小間物屋政談」。大岡越前の登場する政談もの。テレビ番組「笑点」の人気者の好楽師匠だけれど、人情噺が一級のうまさです。

狂言は大蔵流のシテを茂山茂さんのつとめる「八幡前」でした。この「八幡前」には底のところには神道の八幡信仰と仏教の殺生戒があるのですが、わかりやすくて、ドリフのコントみたいです。大いに笑いました。

暗いこの世のつらさ忘れ、今日の能楽堂は心のオアシスです。
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相模女子大学グリーンホールで「相模原薪能」と称された能楽を見ました。毎年夏に一回、三十七回目だそうです。仕舞の「鶴亀(つるかめ)」と「老松(おいまつ)」と「猩々(しょうじょう)」、狂言「棒縛り(ぼうしばり)」、能 「羽衣 和合之舞(はごろも わごうのまい)」でした。「羽衣」は有名な三保の松原の「羽衣」の昔話と衣を返してもらった天女の晴れやかで穏やかな舞いが素敵なのでした。天女が天に帰っていきます。めでたし、めでたし。
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八月二十二日、 新宿末廣亭にて令和七年下席昼の部です。いつものように見た演目を書き出してみます。前座の林家十八くんの「鶴」、二つ目の柳家小はぜくんの「権助魚」、小林けん太さんの音まね、鈴々舎馬るこ師匠の「タトゥーに込めた愛」、蜃気楼龍玉師匠の「鹿政談」、寒空はだかさんの漫談、初音家左橋師匠の「酢豆腐」、古今亭菊千代師匠の手話についての漫談、ロケット団のお二人の漫才 、林家しん平師匠の焼肉屋についての漫談、古今亭志ん輔師匠の「紙入れ」で仲入りです。柳家あお馬「金明竹」、柳家小菊師匠の三味線弾きの唄いの粋曲、桃月庵白酒師匠の「ざるや」、林家木久扇師匠の立川談志についての漫談、むかし家今松師匠の「親子酒」、翁家社中のお二人の太神楽曲芸、主任は柳家小せん師匠の「井戸の茶碗」でした。

最近は落語を聞きながら、うとうとと夢のはざまに行ってしまうことも、いいことのような気がしています。さて、特に印象に残った演目です。蜃気楼龍玉師匠の「鹿政談」。この噺は大好きなのです。蜃気楼龍玉師匠、うまかった。ロケット団の漫才はテレビでは放映できないような爆笑ものでした。林家しん平師匠の漫談でさらに笑い、古今亭志ん輔師匠の「紙入れ」で大爆笑。桃月庵白酒師匠の「ざるや」のぽんぽんと軽妙な小気味よさが楽しい。林家木久扇師匠の漫談でのいつもの談志のこと。鈴々舎馬風師匠もよく談志のことを漫談にしていて、立川談志もその変人ぶりがこれだけ語り継がれるとは、えらいやっちゃ。柳家小せん師匠の「井戸の茶碗」は一人の江戸の町民の正直さと二人の武士の清廉さが、思わぬ幸福となります。お見事。

暗いこの世のつらさ忘れ、寄席は心のオアシスなのです。
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港区芝のヒューマンプラザで「ひまわり版道成寺其の参」を見ました。三回目の今回は舞踏よりも劇の要素が強かったような気がします。日本の古典「道成寺」や「小栗判官・照手姫」、三島由紀夫の「卒塔婆小町」、梶井基次郎の「桜の樹の下には」が無理なく自然に接合されていて作劇の妙を感じました。安珍の夢の中で清姫が生霊となって祟る場面は鬼気迫る凄さを感じました。劇の背景にして基層となっている熊野詣は神も仏もあわせもった日本の心の深い根っこにある何かのような気がします。三回目でこの「道成寺」のシリーズは了となると聞きました。残念であるけれども、きららさん、お疲れさまでした。
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八月十五日、上野鈴本演芸場での令和七年八月中席昼の部です。見た演目を書き、記します。二つ目の桃月庵白浪くんの「他行」、翁家社中のお二人の太神楽曲芸、隅田川馬石師匠の「金明竹」、宝井琴調師匠の講談「徂徠どうふ」、ウクレレえいじさんのウクレレ漫談 、林家彦いち師匠の「睨み合い」、古今亭菊丸師匠の「たがや」、ダーク広和さんの奇術、古今亭菊之丞師匠の「お菊の皿」で仲入りです。ロケット団のお二人の漫才、柳家小ゑん師匠の「銀河の恋の物語」、春風亭一朝師匠の「転失気」、柳家小菊さんの三味線弾きの、唄いの粋曲、主任は桃月庵白酒の「鰻の幇間」でした。

特に印象に残った演目です。隅田川馬石師匠の「金明竹」は何度も聞いた噺なのに大爆笑。ウクレレえいじさんのウクレレ漫談の志村喬の似ていないものまねが面白い。林家彦いち師匠の新作「睨み合い」に大爆笑。古今亭菊丸師匠の「たがや」に江戸の人たちの涼しい風の自由を感じます。古今亭菊之丞師匠の「お菊の皿」もとてもいい。ロケット団の漫才がテレビで放映できない面白さ。主任の桃月庵白酒の「鰻の幇間」の滑稽噺のハイテンションの笑い。けれど、ぼくは古今亭志ん生の滑舌はよくないけれど、ほんわかとした人を傷つけない笑いの偉大を思い出してしまう。辛酸をなめたどん底の半生から生まれた、にじみでるような笑いや人情の滑稽や悲哀を継承する落語家は、これから出てくるのでしょうか。ぜひとも出てきてほしく存じます。

暗いこの世のつらさ忘れ、寄席は心のオアシスです。

そして、この後、テレビ番組で知った林家正蔵師匠、行きつけの酒場「たる松」に行ってみました。店の中に入ると、半世紀ほど前に時間がタイムスリップしたみたいでした。昔の居酒屋の味みたくで美味しい。
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八月五日、新宿末廣亭令和八年上席昼の部です。見た演目を書き出しでみます。前座の林家うどんくんの「子褒め」、二つ目の林家ぽん平くんの「松竹梅」、古今亭伝輔師匠の「悋気の独楽」ニックスのお二人の漫才、林家たけ平師匠の漫談、桂文雀師匠の「真田山」、ストレート松浦さんのジャグリング 、柳亭左龍師匠の「二人癖」、古今亭志ん輔師匠の「寝床」、ダーク広和さんの奇術、入船亭扇遊師匠の「一目上り」春風亭一朝師匠の「牛褒め」で仲入りとなりました。林家つる子師匠の「スライダー課長」、林家ペーさんの漫談、三遊亭吉窓師匠の「都々逸親子」と寄席踊り、初音家左橋師匠の「酢豆腐」、鏡味仙成さんと鏡味仙志郎さんのお二人の太神楽曲芸、主任は林家正蔵師匠の「鹿政談」でした。

とくに印象に残った演目です。今日は家族連れ、親子連れのお客さんが多かったからなのか、ストレート松浦さんのジャグリングやダーク広和さんの奇術がとてもうけていました。そのうけによって、ジャグリングも奇術もさらにのっているようでありました。芸は芸人とお客さんの両輪で育まれるものなんだな、などとぼくは思いましたよ。春風亭一朝師匠の「牛褒め」はいぶし銀の名芸だと思いました。いま、ぼくは二人の大御所の名人に魅せられることが多いのですが、そのお二人とは今日、見た春風亭一朝師匠と五街道雲助師匠なのです。二人とも寄席という不思議でゆるくて粋な場所を大事にしてくれて、素晴らしい。林家つる子師匠の「スライダー課長」は新作で、久しぶりに聞いて、何度、聞いても面白い。よい落語というのは何度、聞いても面白いものだ。初音家左橋師匠の「酢豆腐」で大爆笑。林家正蔵師匠の「鹿政談」ば大好きな噺です。奈良の鹿が春日大社の神の使いであったことから、胸に染みる人情噺の始まり、始まり。

暗いこの世のつらさ忘れ、寄席は心のオアシスなのです。
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有楽町のよみうりホールで『みんおん演芸特選 林家つる子・一龍斎貞鏡・国本はる乃 落語×講談×浪曲 日本三大話芸の競演』を見ました。見た演目です。

二つ目の春風亭一花さんの落語「駆け込み寺」の笑いで一気に客席が暖まりましたね。

一龍斎貞鏡師匠の講談「四谷怪談 お菊様誕生」は夏らしい怪談です。「四谷怪談」をするときは、一龍斎貞鏡師匠はいつも於岩稲荷様にお参りに行くそうです。代々の講談師の家系、血筋にて、美人で、お坊様との間に五人の子どもがいるとのこと。なんか、物語の主人公のようです。この家系とか血筋というのは、ぼくはアレサ・フランクリンが子どものころから父、C.L.フランクリンのゴスペルをよく聞いていた、ということだとも思うのだか、何か、貞鏡さんには芸人としての花がありますな。今、講談師は日本に九十人しかいないとのこと。日本の伝統のためにも応援したくぞんじます。講談の長講を続けて何話も聴いてみたく思いました。

国本はる乃師匠の浪曲「若き日の大浦兼武」の歌のこぶしと語り口の素晴らしさ。

主任は林家つる子師匠の 落語「紺屋高尾」。林家つる子師匠によるアレンジの加えられたこの噺が、ぼくは大好きです。ふと、「紺屋高尾」とほぼ筋書きが同じ「幾代餅」を得意としていた古今亭志ん生がつる子版「紺屋高尾」を聞いたら、どう思っただらうか、などと空想をたくましくしてしまいました。

日本の話芸よ、残っていけよ。暗いこの世のつらさ忘れ、寄席の話芸は心のオアシスなのです。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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