えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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四月二十八日、上野の鈴廣演芸場での令和七年四月下席昼の部を見ました。例のごとく見た演目を書き出してみます。前座の林家うどんくんの「子ほめ」、二つ目の鈴々舎美馬さんの「エステサロン」、マギー隆司さんの奇術、柳家福多楼師匠の「寄合酒」、ロケット団のお二人の漫才 、鈴々舎馬るこ師匠の「真田小僧」、桃月庵白酒師匠の「浮世床」、立花家橘之助師匠の三味線弾きの、唄いの浮世節、古今亭文菊師匠の「金明竹」で仲入りとなりました。ホンキートンクのお二人の漫才、林家しん平師匠の漫談 、春風亭一朝師匠の「雑俳」、林家楽一師匠の紙切り、主任は柳家小せん師匠の「木彫りの師匠」でした。

特に印象に残った演目です。マギー隆司さんの奇術は究極のゆるさで、よかったです。ロケット団のお二人の漫才で大爆笑。定番の鈴々舎馬るこ師匠の「真田小僧」と桃月庵白酒師匠の「浮世床」で大爆笑。古今亭文菊師匠の「金明竹」は途中で寝てしまい、起きると会場いっぱいに大爆笑の声が響いていて、ぼくも笑ってしまいます。林家しん平師匠の漫談で大爆笑。林家楽一師匠の紙切りもゆるくていいなぁ。主任の柳家小せん師匠の「木彫りの師匠」は、新作にして江戸時代の木彫師、日光東照宮の眠り猫などを彫った木彫師、左甚五郎をモデルにした噺だそうで、人の善意、徳ということが心に染みるかのようです。

さて、滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」にも出てくる八つの徳とは何でしょう? 「仁義礼智忠信孝悌」でございます。

「仁」思いやり、いつくしみの心をもつこと。
「義」間違ったことをせず、道理にかなった行動をすること。
「礼」人を大事に思う心を行動にあらわすこと。
「智」正しいことと間違っていることの違いを知ること。
「忠」まごころで人とお付き合いすること。
「信」嘘を言わないこと。相手の言葉を疑わないこと。
「孝」お父さん、お母さんを大切にすること。
「悌」自分よりいいところがある人を尊敬すること。

これを忘れた人のことを「忘八」。今のNHK大河ドラマ『べらぼう』にもこの言葉は出てきますな。みなさん、忘れがちではござんせんか?

あー、それにしても寄席はパラダイス。
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四月十六日、上野の鈴廣演芸場で令和七年四月中席昼の部を見ました。見た演目を書き出してみます。ストレート松浦さんのジャグリング、春風亭三朝師匠の「お花半七馴れ初め」、柳家小ゑん師匠の「ミステリーな午後」、立花家橘之助師匠の唄いの三味線弾きの浮世節、春風亭一之輔師匠の「金の大黒」、三遊亭ときん師匠の「権助魚」、ロケット団のお二人の漫才、柳家わさび師匠の「亀田鵬斎」で仲入りです。寒空はだかさんの漫談、三遊亭歌奴師匠の「子ほめ」、五街道雲助師匠の「強情灸」、江戸屋猫八師匠の動物ものまね、主任は三遊亭金馬師匠の「子別れ」でした。

柳家わさび師匠の「亀田鵬斎」や三遊亭歌奴師匠の「子ほめ」がよかったです。「強情灸」の五街道雲助師匠はいよいよのっている感じです。江戸屋猫八師匠の動物ものまねにぼくはほっとしてしまいます。三遊亭歌奴師匠の「子ほめ」に胸がじーんとしました。寄席はパラダイス。
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『ガムラン×獅子 バリ島×日本「Interactions(相互作用)Vol.2 Light 光」』というコンサートをラゾーナ川崎プラザ・ソルで見ました。インドネシアのバリ島のガムランと日本の鹿踊りのコラボレーションのコンサートでした。

横浜のガムランのチーム、トゥラン・ブランにバリ島からのゲストが入っております。ガムランの金属楽器の音が場内に響きわたり始めると鳥肌が立つかのような何ともいえない驚きの感動をおぼえます。生の演奏にまさるものはありません。篠笛の大野利可さんの演奏も入ります。バリ舞踏の荒内琴絵さんの舞いも入ります。このバリ舞踏はバリからやって来た人が踊っているのかと、ぼくは思ってしまっていました。素晴らしい。

岩手に伝わる鹿踊りを舞うグループは横浜の金津流横浜獅子躍のみなさんで、日本の伝統の力を見せつけてくれるかのようです。聖獣バロンの踊りもありました。鹿踊りを見て、聖獣バロンの踊りを見ると、なんだか近しいもののようにもぼくには感じられ、人びとの移動の歴史とその伝わり、東アジアの文化の共通性を思わずにはおられません。鹿踊りをどこかの森の中の神社の参道で見てみたい。聖獣バロンの踊りを熱帯の森の中の村人の集まるどこかで見てみたい。鹿踊りの鹿もバロンもぼくには神の使いか神そのものであるのは疑いようもないことなのです。素晴らしいコンサートでありました。
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玉川せせらぎホールで第七回せせらぎ寄席の昼の会「江戸前の落語を聞く会」を見ました。見た演目を書き記します。前座の柳家しろ八くんの「鶴」、病気療養の柳家権太楼師匠の代演での瀧川鯉昇師匠の「時蕎麦」、古今亭文菊師匠「棒鱈」で仲入り。主任は桃月庵白酒師匠の「笠碁」。

桃月庵白酒師匠の「笠碁」がとてもよかったです。社会への皮肉もちくりと刺さる絶妙なる枕の爆笑から入る定番の古典落語に滑稽と人情の機微の両方もいたく感じ入った次第です。落語は楽し。
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三月二十一日、上野鈴本演芸場で寿真打昇進襲名披露興行でした。見た演目を書き出してみます。二つ目の金原亭杏寿さんの「狸の恩返し」、柳家勧之助師匠の「鈴ヶ森」、米粒写経のお二人の漫才、古今亭菊之丞師匠の「長短」、ダーク広和さんの奇術、春風亭一朝師匠の「湯屋番」、柳家花緑師匠の「岸柳島」、鏡味千成さんと鏡味仙志郎さんのお二人の太神楽曲芸、柳家さん喬師匠の「天狗裁き」で仲入りとなりました。柳家緑太くんの真打昇進襲名披露口上、林家楽一師匠の紙切り、春風亭一之輔師匠の「牛褒め」、松柳亭鶴枝師匠の「金の大黒」、立花家橘之助師匠の浮世節、主任は真打になりたばかりの柳家緑太師匠の「三枚起請」。

古今亭菊之丞師匠の「長短」、春風亭一朝師匠の「湯屋番」、柳家さん喬師匠の「天狗裁き」など、ベテラン勢のお馴染みの噺がとてもよかったです。林家楽一師匠の紙切りについて、いつか「猫」のお題で注文し、切り絵を入手したい、と思っているのだが、いつになることやら。新しい真打の柳家緑太師匠の「三枚起請」はなかなかのものでした。あっぱれです。

真打昇進襲名披露興行ってお目出度い賑わいで、とてもいい感じ。時折、楽屋の方から、大きな笑い声すら聞こえてきます。寄席はパラダイス。
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国立能楽堂で能楽を見ました。狂言は和泉流「手取川」、能は金春流「景清」でありました。「手取川」は名をつけられた若い僧侶が、その名を書いた紙を川に流してしまい、右往左往する話なのでしたが、結構、眠ってしまいました。狂言界の若かりしホーブ、野村萬斎くん、すまぬ。「景清」は零落した武士の父に娘が会いにくる話。けっして楽しくはなく、悲しく、哀れな話に涙が誘われます。

終演の後、ロビーを歩いていると、小さな女の子とお母さんが話しておりました。お父さんは外国の人らしいのです。お母さんは、今、見た能を、あのお侍さんは、昔はかっこよかったたんだよ、そのお侍さんに別れた娘であるお姫さまが会いに来たんだよ、などと解説らしきことしていて、女の子は興味深そうに聞いております。それを傍で聞きつつ、ぼくは、能というのは普遍的な人類共通の心の営みを現したものであるような気がしたのです。
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三月十一日の上野鈴本演芸場での令和七年三月中席昼の部にはせ参じました。例のごとく、見た演目を書き出してみます。前座の柳家小じかくんの「道灌」、二つ目の柳家小はぜくんの「平林」、小梅さんの奇術 、五明樓玉の輔師匠の「紙入れ」、柳家福治師匠の「居酒屋」、ニックスのお二人の漫才、柳家さん喬師匠の「長短」、隅田川馬石師匠の「たらちね」、小春師匠の三味線弾きの、唄いの浮世節、古今亭菊丸師匠の「ふぐ鍋」で仲入りとなりました。柳家小ゑん師匠の新作落語「ほっとけない娘」、古今亭文菊師匠の「出来心」、ストレート松浦さんのジャグリング、主任は柳家はん治師匠で、新作落語の「鯛」でありました。

小梅さんの奇術ですが、何でこんな綺麗な人が寄席でマジックとかをしているのだろう、とマジックの方を見ずに、小梅さん自身のことを、ぼくは見とれてしまいます。我ながらこまったものですな。柳家さん喬師匠「長短」と隅田川馬石師匠の「たらちね」は定番の噺でおおいに笑ってしまいました。主任の柳家はん治師匠の新作落語「鯛」は上方落語界の重鎮、桂三枝師匠、今の桂文枝師匠の創作落語で、料理屋のいけすの中の鯛どうしが会話をしているという、不思議でシュールな噺。柳家はん治師匠のいけすの古株の鯛の語り口が、とても合っていて素晴らしい。ついには、いけすの鯛の人生、鯛生の悲哀にぼくは胸いっぱいになるようでした。落語は自由だ。寄席はパラダイス。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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