えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

リチャード・カーティス監督の最新映画「アバウト・タイム 愛おしい時間について」を海老名のTOHOシネマズに見に行きました。イギリスの中流家庭の生活ってこんな感じなのか、と思いながら、その普遍的なテーマとこの映画の持つヒューマニティにどんどん引き込まれてしまいました。
ぼくは押入れやクローゼットの中でタイム・トラベルなんてできませんが、ドーナル・グリーソンの演じる主人公のティムって自分とどこか似ているような気がして、親近感がわきます。そして、レイチェル・マクアダムスの演じるメアリーの笑顔がとてもまぶしいのです。
リチャード・カーティスさん、今作を持って映画監督から引退されるというのですが、とても残念です。そのラストの作品がどんな人にもぼくはお薦めしたい心温まる名作となっていました。
http://abouttime-movie.jp


ハリウッド版「ゴジラ」を見た。ハリウッドの映画なのだけど監督はイギリス人のギャレス・エドワーズ。違和感あるゴジラかと思いきや、テーマは1954年の本多猪四郎監督の第一作を引き継ぎ、そこにも納得し、面白かった。第一作の「ゴジラ」は、後に、様々な論評がされたのだけれど、今作の「ゴジラ」も、監督の意図しない、いろいろな角度の寓意が含まれていそう。ゴジラは、哲学的な意味でも、偉大な、まさしく、今でも不滅の怪獣なのだ。ガオー!
http://www.godzilla-movie.jp
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スタジオ・ジブリのアニメーション映画が公開されると、つい見に行ってしまう。今日、見た映画は米林宏昌監督の「思い出のマーニー」。宮崎駿でも高畑勲でもない新しい作家が実力をつけつつあるんだねー。原作はジョーン・G. ロビンソン という人の著したイギリス児童文学の古典だそうです。けれど、ストーリーの運びやその構造とか、とても現代的で古さを感じさせません。その物語についてはねたばらしになるので申しあげない方がいいでしょう。北海道を舞台にした絵が美しい。そして、ここではこれから見る人のために話すことのできないストーリー、人物描写、どれもすばらしく、心が洗われました。ひと夏の秘密のしておきたい物語をぼくもマーニーやアンナとともにしたのです。
http://marnie.jp/index.html
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近頃、金曜日の夜は映画館で映画を見て帰るというのが習い性みたくになってきた。
今夜、見た映画はグレッグ・フレディ・キャマリア監督のドキュメンタリー映画「黄金のメロディ マッスル・ショールズ」。アメリカ南部の片田舎の町、マッスルショールズから発信されたたくさんのソウル・ミュージック、ロック・ミュージックの生まれのゆりかごとなったフェーム・レコーディング・スタジオとそこから分派して発足したマッスルショールズ・サウンド・スタジオの物語。
そのすべての発端となったリック・ホールの山もあり谷もある人生。フェーム・レコーディング・スタジオのオーナーであり、プロデューサでもあったリック・ホールって金持ちのぼんぼんかと思っていたら、ビートルズのジョン・レノンやポール・マッカートニーぐらいには貧乏人の子供で、辛苦を味わった少年時代であったのを、初めて知った。そのリック・ホールの大きな人物ぶり、まさしく人種を超えたソウル・ミュージックの大立者は、なみなみならぬ不屈の野心家で起業家、企業家でもあった。おー、こんな映画を見るとぼくもいい夢を見てしまうよ。
そして、その音楽の聖地、マッスルショールズという町のど田舎ぶりと美しさにも感動のため息をついてしまう。
http://muscleshoals-movie.com


渋谷のユーロ・スペースでリティ・パニュ監督の映画「消えた画 クメール・ルージュの真実」を見た。1976年から1979年までのポル・ポト率いるクメール・ルージュ(カンボジア共産党)によるカンボジアの人々と社会へのすさまじい暴力を残されていた当時の実写フィルムと虐殺された死者たちの眠る土からつくられた動かない泥人形によって、哲学的、詩的に、そして、リアリスティックに表現していた。事実の悲惨さに打ちのめされ、沈鬱に映画館を出た。極端な原理主義がもたらす社会の非寛容はおそろしい。あっという間に死体の山がそこにできてしまう。ぼくたちは十分に気を付けた方がいい。
動かない泥人形が魂を持ち、生きているかのようだ。苦難を生き、死んでいった、ぼくたちの今の人間たちの先輩は泥人形となって生きているのだろうか。その人たちが幸せに生きてほしい、とぼくたちを思っている。
http://www.u-picc.com/kietae/
動かない泥人形が魂を持ち、生きているかのようだ。苦難を生き、死んでいった、ぼくたちの今の人間たちの先輩は泥人形となって生きているのだろうか。その人たちが幸せに生きてほしい、とぼくたちを思っている。
http://www.u-picc.com/kietae/


TOHOシネマズ海老名に本多猪四郎監督の「ゴジラ」を見に行く。これは、もちろんハリウッドでのリメイク版ではなく1954年公開のゴジラ・シリーズの第一作目の東宝映画。昔の何かの本で読んだ、ゴジラが表すものは皇軍のわだつみの無念の英霊だというのを思い出した。この映画の中のゴジラは、そのようにあるひとつのところを残し、東京を破壊しつくし、その燃え上がる街が何かリアルで、今にも通じるいろいろな暗喩を含んでいそうだ。ゴジラの鳴き声は、忘れさられようとしている何者かの泣き声のようにも聞こえ、ぼくは心の中でゴジラを殺すな、とも思ったのだった。
http://godzilla1954.jp
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レンタル・ビデオでアルフォンソ・キュアロン監督の「ゼロ・グラビティ」を見る。
原題は"GRAVITY"で重力とか引力という意味。人は重力のあるところに戻っていくのかというような哲学的なことも思ってしまったのだけど、無重力ということを映画で体験できました。無重力空間で涙を流すということは、こういうことなのか、とかそのシーンは不思議な美しさも感じました。それと、宇宙からの地球の美しさですな。90分があっという間で、やっぱ、こういうハリウッドの映画はおもしろいわ。ビデオではなく、大画面のサラウンド・サラウンドで再び見てみたい。
ヒロインのサンドラ・ブロックのリアルな演技、その相手役のジョージ・クルーニーはかっこ良すぎです。アメリカ人って普段からこんなユーモアとウィットにとんだ会話をしてるのかしら。
あぁ、映画を見終えて、夜空を見上げしまう。
http://wwws.warnerbros.co.jp/gravity/#/home
原題は"GRAVITY"で重力とか引力という意味。人は重力のあるところに戻っていくのかというような哲学的なことも思ってしまったのだけど、無重力ということを映画で体験できました。無重力空間で涙を流すということは、こういうことなのか、とかそのシーンは不思議な美しさも感じました。それと、宇宙からの地球の美しさですな。90分があっという間で、やっぱ、こういうハリウッドの映画はおもしろいわ。ビデオではなく、大画面のサラウンド・サラウンドで再び見てみたい。
ヒロインのサンドラ・ブロックのリアルな演技、その相手役のジョージ・クルーニーはかっこ良すぎです。アメリカ人って普段からこんなユーモアとウィットにとんだ会話をしてるのかしら。
あぁ、映画を見終えて、夜空を見上げしまう。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。


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