えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
中川龍太郎監督の『星の教室』を見ました。総監督に毀誉褒貶の喧しい角川春樹さんの名前があります。親子の和解を縦軸に、さまざまな社会の問題を横軸に、丁寧に描かれたホームドラマでありました。
主演の桜田ひよりさんをはじめ、素晴らしい役者さんが名演技をしてくれています。角川春樹さんのカメオ出演もありました。
ラストでのエンドロールとなるころには劇場のいろんなところからすすり泣きが聞こえていました。とてもあたたかいいい映画を見ました。この『星の教室』で角川春樹さんの映画の制作はラストとなるそうです。なんだか、とても残念であります。もう何作か、映画を作っていただけませんでしょうか、などと思ってしまいます。
映画『星の教室』公式サイト|大ヒット上映中
第一生命ホールでパソナ「夢オーケストラ」の『ウィーンで活躍した作曲家たち Vol.2~異邦人たちのウィーン~「楽都を目指した巨匠たち」』とタイトルされたコンサートを見ました。敬称を略させていただいて、出演者のみまさまです。
指揮:曽我大介
ソプラノ:高橋維
テノール:大平倍大
コンサートマスター:松村一郎
管弦楽:パソナグループ「夢オーケストラ」
合唱:パソナ ソウルメイツ・ハーモニー
聴かせていただいた楽曲です。
・ウェーバー:歌曲「オベロン」序曲
・ホイベルガ―:オペレッタ「オペラ舞踏会」より「一緒に別室へ行きましょう」
・レハール:オペレッタ「ジュディッタ」より「友よ人生は生きる価値がある」
・レハール:オペレッタ「ジュディッタ」より「熱き口づけ」
・シベリウス:交響詩「フィンランディア」(合唱付き)
・ブラームス:交響曲第1番 Op.68
つたないぼくの感想です。高橋維さんと大平倍大さんの歌う歌曲がとてもロマンチック。北の冷たい国、フィンランドを望郷するもっとも早い国民楽派のシベリウスの交響詩の普通とは異なったかのような響きに惹かれます。もしかして国民楽派のもっとも遅くは日本の武満徹やブラジルのヴィラ・ロボスがいるのではないか、との珍説をぼくはシベリウスを聴きながら、思ってしまいました。ブラームスは王道のロマン派のクラシックの魅力、たっぷり。プロではないアマチュアのオーケストラとは、まさか思えない、充実した時間が流れておりました。
皇居三の丸尚蔵館グランドオープン記念特別展での『皇室の至宝―美いづるところ』を見に行きました。
皇居三の丸尚蔵館というとルーヴル美術館の由来のことを考えてしまう。ルイ王家がフランス革命によって崩壊し、マリー・アントワネットが斬首され、莫大な美術品がルーヴル美術館の礎となったという。さて、わが邦では、第二次世界大戦の敗戦により、大日本帝国は崩壊したが、皇室は存続した。その後、昭和天皇の崩御により后の香淳皇后と今の上皇陛下、平成天皇は所有する美術品を日本国に寄贈する。美談だけではなく、そこには相続による税の負担ということもあったそうです。そして、その寄贈の美術品は皇居三の丸尚蔵館となりました。といっても、ぼくは今の皇室に何の反感も持っておらず、皇室廃止論者でもありません。
閑話休題、このような展覧会を見ると、ぼくは本当に日本に日本人として生まれたことを本当によかった、と思い、吉祥を感じるのでごさいます。
観覧後、あたりを散歩もしました。なんとなく、天皇陛下の住まわれているあたりからの平和への祈りの清浄な気も感じられつつ、中上健次の小説『日輪の翼』を思い出しておりました。若者たちと日本中の聖地をダンプのトラックで巡った老婆らは、皇居前でこつ然と消えるあの物語です。近ごろは「ナラティヴ」という言葉が流行ってもいて、明治、大正、昭和、平成、令和と、天皇は平和を祈りつづけてきたという語り伝えがあれば、もういいではないか、という気持ちもぼくの中には何やらあるようなのです。
ところで、今回の展覧会は前期、中期、後期と開催され全点、展示替えがされるとのこと。今回は前期で、中期と後期も見に来ようかな。
今日は文化の日で80年前に日本国憲法が発布された日でもあります。右翼の妨害にあっているというので、国会議事堂前の憲法改変反対の護憲集会『主権者は私たち!11.3憲法大行動~改憲・軍拡・差別NO!今こそいのちと暮らしを守る政治を!』に行きました。左翼でもあり右翼でもある自分が行っていいのだろうか、などと思いつつ、1人の市民としてかけつければ、右翼は押しやられメインの会場の後ろの狭いスペースに小さくたむろしていました。日本国憲法が好きな右翼、日本の伝統文化が好きな左翼、つまるところ、ぼくはぼくなのであります。
ぼくは日本国憲法の憲法前文と憲法9条がとくに好きなのです。世界中にこの考えがひろがってほしいとも思っています。さて、前文を引用します。
「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。」
つづいて、有名な憲法9条。
「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」
主催者発表によれは1万4千人、この集会にいたそうです。ぶらぶら歩きながら、目についたいろんなプラカードの文句を書きとめてみました。お読みください。
・END FASCISM 高市やめろ
・平和憲法を守ろう
・自由と権利を
・改憲反対
・戦争はまっぴらごめんです
・戦争したくない
・憲法は世界の規範
・憲法を変えるな 首相を変えろ
・主権者は私たち
・軍拡よりも防災
・NO WAR
・9条壊すな
・主権在民
・日本に貴族はいらない
・このままだと赤紙がやってきますよ
・生きいき憲法
・ヘイトデモも仮処分決定
・憲法9条推し
・めちゃくちゃな政治に抗議します
・PEACE9
・日本政府へ米国の戦争犯罪に加担した責任を問います
・政治を変えよう
・戦争反対
・政府は平和憲法を生かし平和の語りかけを
・中日友好
・高市やめて
・うちには平和憲法があるでしょ
・怒
・九条壊憲許さない
・NO WAR 戦争いや
・豊かな抵抗
・核兵器廃止条約参加しよう
・戦争で会社が儲かっても社会が壊れたら意味ない
・ONE PERSON ONE POWER
・悪政退散
・犬を兵器にするな
・戦争はいやだ
・高市もームリ
・市民のための政治をしろ
・ボク戦争嫌いだ
・日中友好
・平和憲法に指一本触れるな
・もう黙っちゃいられない
・戦争屋にだまされない
・戦争はダメ
・憲法が希望
・新「安保三文書」の策定反対
・CHOOSE PEACE
・手ばなさない自由と平和
・変えるべきは憲法じゃない 日米地位協定
・憲法9条世界の宝
『文藝別冊 KAWADEムック 中上健次 生誕80年、新しい夢の力』を読む。思い出せば、高校生のころ、図書館で借りてきて読んだ、芥川賞を受賞した中上健次の小説集『岬』は衝撃であった。このようなことを小説で書いてよいのか、とも思った。それから中上健次の小説やらエッセイのたぐいは、かたっぱしから読んだ。そして、1992年に中上健次は46歳で亡くなってしまう。未完の長編を何編も残し、若すぎる夭折であった。
今は2026年、世紀を越えて、中上健次は現代の最先端であるかのように、その小説は復活し、再読されているようなのだ。再び、中上健次の小説を読んでみたい、そんな誘惑にかられような『中上健次 生誕80年、新しい夢の力』であり、中上健次の編んだ物語群は、まさしく今の時代に読まれるべき「新しい夢の力」として復活しているようでもあるのです。
KAWADEムック 中上健次 生誕80年、新しい夢の力
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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