えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
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府中市美術館に「ファンタスティック 江戸絵画の夢と空想」を見に行く。とてもおもしろかった。この展覧会、前期と後期に分かれていて全点入れ替えているという。ぼくの見たのは後期で、いまさらに前期もも見るべきだったと悔やまれるほど興味深く、予定外に図録まで買ってしまった。
日本の美術は、人が絵を描くその根にあるところは同じだろうけれど、西洋とはまた違った枝葉を付け、違う花も咲かせたのだと思う。印象派の時代、日本でいえばこの展覧会のテーマでもある江戸時代には、その日本の絵画が西洋の絵画に大きなインスピレーションをもたらしてもいるのは有名な話。そして、この展覧会で見られる「ファンタスティック」ももしかして、西洋がそれを発見する前のシュール・レアリズムなのかもしれない。心地よいような、ある時はちょっと怖いような夢の世界にぼくは入っていってしまいました。
夢見る前、眠りにつくその前のそのころにこの図録を見るのが楽しみです。
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kikakuten/kikakuitiran/fantastic.html
日本の美術は、人が絵を描くその根にあるところは同じだろうけれど、西洋とはまた違った枝葉を付け、違う花も咲かせたのだと思う。印象派の時代、日本でいえばこの展覧会のテーマでもある江戸時代には、その日本の絵画が西洋の絵画に大きなインスピレーションをもたらしてもいるのは有名な話。そして、この展覧会で見られる「ファンタスティック」ももしかして、西洋がそれを発見する前のシュール・レアリズムなのかもしれない。心地よいような、ある時はちょっと怖いような夢の世界にぼくは入っていってしまいました。
夢見る前、眠りにつくその前のそのころにこの図録を見るのが楽しみです。
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kikakuten/kikakuitiran/fantastic.html
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文化学園服飾博物館に「魔除け 身にまとう祈る心」という展覧会を見にいった。その展覧会を見ながら、最近、大江健三郎の昔の小説を読んだこともあり、「トーテム」とか「記号論」とかそういう言葉が思い出された。中村雄二郎の「魔女ランダ考」とか山口昌男の「道化の民俗学」を背伸びして読んでいたものです。その背伸び癖はいまだに直らないのだけど。
昔の人は、ありとあらゆるものに畏敬の念を抱いていて、服装や服飾、ネックレスなど、その聖なる盾として、模様をほどこし、飾り、そして、祈りを込めて織り編んでいたらしいのだ。そうならば、あたり一面に模様を施したそれは輝くように美しい。
ぼくはそのような服やら装飾品、帽子を見ながら、ジャニス・ジョップリンのことをいつしか思い浮かべていた。彼女は1960年代に遅れてやってきたビートニクスからブルースの女王として登場し、短すぎる生涯を閉じるのだけど、いつも過剰なほど安物の装飾品やら、ビーズのじゃらじゃらした首飾り、ブレスレットを身にまとい、服はシャギーな原色の一面に模様のほどこされた、そのようなものだった。それはジャニスがその内側の傷つきやすさを守ろう、彼女を刺し貫く邪視から彼女を守るために、それとは気づかず身に着けていたようなことだったのではないかしら? ならば、ジャニスの安物のビーズの連なりは、何よりもまばゆくきらめいているのではなかろうか?
祈りのこめられたそのようなものを身につけること、そのようなものを大切な誰かに身につけてもらうことは、なんてすばしいことだろう、と思いました。
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東京都現代美術館へ「オノ・ヨーコ|私の窓から」を見に行きました。近年の作品を中心に、そこから過去のエポック・メイキングとなる作品も振り返ろうという展覧会でした。
ぼくには大好きな日本人の現代アートの作家が二人いて、一人は草間彌生さん、もう一人が小野洋子さんなのです。見ていいて、ふと鳥肌が立つようなこととか、随喜の涙がほろりと流れそうなときすらもあるのです。
ラストのコーナーで多分、ジョン・レノンとの思い出もあるだろう大きな邸宅でにこやかに過ごす現在の彼女がビデオが大きなスクリーンに映されていて、それは、おしゃれでかわいい元気なおばあちゃんちゃんです。おのとんがりまくっていた人がです。なんか、それはとてもよかったです。究極のメッセージのような気がして。
そして、やっぱり、吹き抜け大きなの空間での展示の彼女の不動な訴えかけ、求め、解けないような問いを発する何かに感動しました。
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/yoko-ono-from-my-window.html
ぼくには大好きな日本人の現代アートの作家が二人いて、一人は草間彌生さん、もう一人が小野洋子さんなのです。見ていいて、ふと鳥肌が立つようなこととか、随喜の涙がほろりと流れそうなときすらもあるのです。
ラストのコーナーで多分、ジョン・レノンとの思い出もあるだろう大きな邸宅でにこやかに過ごす現在の彼女がビデオが大きなスクリーンに映されていて、それは、おしゃれでかわいい元気なおばあちゃんちゃんです。おのとんがりまくっていた人がです。なんか、それはとてもよかったです。究極のメッセージのような気がして。
そして、やっぱり、吹き抜け大きなの空間での展示の彼女の不動な訴えかけ、求め、解けないような問いを発する何かに感動しました。
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建物の8カ月にわたる修繕工事を完了し、再開した町田市立国際版画美術館に行ってきた。所謂、収蔵品展で有名な作品もいっぱいありました。最後に飾られていた北米のネイティブ・アメリカン、ホピ族の精霊をモチーフにしたホルスト・アンテスの作品がよかったです。
ここの隣にある喫茶店「喫茶けやき」の薬膳カレーもとてもおいしいです。
祝! 再開の町田市立国際版画美術館
http://hanga-museum.jp
ここの隣にある喫茶店「喫茶けやき」の薬膳カレーもとてもおいしいです。
祝! 再開の町田市立国際版画美術館
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茅ヶ崎市美術館に「棟方志功 萬鉄五郎に首ったけ」展を見に行きました。
数々の国際的な賞を受賞した棟方志功は絶対的に尊敬していた上の世代の画家がいて、それが萬鉄五郎とのこと。その棟方志功と萬鉄五郎の二人の展覧会でした。
あの有名な「釈迦十大弟子二菩薩」も見れました。そして、そのような日本人らしい版画の原点にもなった当時では前衛的でもあっただろう萬鉄五郎の絵をたくさん見れました。
この展覧会の解説にあった棟方志功自信の言う「日本人として生まれきる」とはどういうことなんだろう? しかも、この日本語、おかしくないか、などと思いながら、さまざまな絵や版画を見ながら、もっともぼくの惹かれた作品は、仏は神のような日本的なモチーフを採用していない巨大な「鷺畷の柵」なのでした。
日本的とはどういうことなのか、「茶の本」の岡倉天心、「民芸運動」の柳宋悦、横山大観の日本画、棟方志功と萬鉄五郎の二人の画業、それらと考えあわせると、深いテーマとなりそうです。しかし、今は、この日本を愛し、美に殉じた棟方志功と萬鉄五郎二人に敬意を表し、筆を置きます。
http://www.chigasaki-museum.jp/exhi/2015-0906-1103tenrankai/
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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