えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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半藤一利さんと出口治明さんが対談した本「世界史としての日本史」を一気読みました。

半藤一利さんは歴史探偵を自認するあの総合誌「文芸春秋」の元編集長にして日本の近代史、現代史の研究者で、出口治明さんはライフネット生命の代表取締役でありながら、世界史の本も何冊か出されている。

主に第一次世界大戦から第二次世界大戦あたりまでをお二人で語りながら、今の日本にも鋭い指摘がくだされております。

半藤一利さんの本はいつもおもしろいです。ぼくはファンなのです。





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たまたまコンビニで見かけた本「PHPスペシャル いい言葉が、幸せを呼ぶ」がおもしろそうで、女の人向けに書かれている小さな雑誌なのだけど、買って読んでしまいました。この本の中にあったチェックテスト「今あなたに必要な言葉は?」をしてみると、ぼくに必要な言葉は「泣いていいのよ」なんだそうです。

なるほどと思いつつ、そんなことより、東直子さんがエッセイ「こころに描く「幻」の効力」で書いている大滝和子さんの短歌があまりに良くって、三つの歌をご紹介したいと思います。

あおあおと躰を分解する風千年前わたしはライ麦だった

サンダルの青踏みしめて立つわたし銀河を産んだように涼しい

地球儀に唇(くち)あてているこのあたり白鯨はひと知れず死にしか

すばらしい歌人ですね。人の心は想像力の翼でどこまでも大きくなれるのかもせれません。






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オイゲン・ヘリゲル述、柴田治三郎訳の「日本の弓術」を読了する。第二次世界大戦の戦前に日本にやって来たドイツ人が日本文化に深く興味を持ち、日本の精神ともいうべきものを知ろうとし、弓道に励み、日本の師、阿波研造に教えを乞うた、それについて、まず初めに著したものがこの本で、オイゲン・ヘリゲルについてはのちに名著「弓と禅」がある。この本を読み、「弓と禅」も読んでみたくなった。

この「日本の弓術」は弓を的に射とめさせる技術について書いた本ではなく、その精神について書いた本であり、それは鎌倉時代から育まれた日本のある精神を語っているようでもあるのだ。その精神とはリオデジャネイロ・オリンピックの柔道の試合について語られれているある日本の「道」と付く鍛錬についての精神についてでもあるようでもある。その精神とな何か、もっとも端的にいい表している言葉があって、阿波研造がいったそれを引用してこの初めの名著を紹介します。

「私のやり方をよく視ていましたか。仏陀が瞑想にふけっている絵にあるように、私が目をほとんど閉じていたのを、あなたは見ましたか。私は的が次第にぼやけて見えるほど目を閉じる。すると的は私の方へ近づいて来るように思われる。そうして、それは私と一体になる。これは心を深く凝らさなければ達せられないことである。的が私と一体になるならば、それは私が仏陀と一体になることを意味する。そして私が仏陀と一体になれば、矢は有と非有に不動の中心、したがってまた的の中心に在ることになる。矢が中心にある―これをわれわれの目覚めた意識をもって解釈すれば、矢は中心から出て中心に入るのである。それゆえあなたは的を狙わずに自分自身を狙いなさい。するとあなたはあなた自身と仏陀と的とを同時に射中てます」

よくわからないけれど、かっこいいなぁ。





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片岡義男さんの著した「ロンサム・カウボーイ」を読了した。

片岡義男さんは忘れ去られつつある小説家ではなかったのだ。この「ロンサム・カウボーイ」は1976年の初版が出版され、2015年までの改版が出されるほどの息の長いロング・セラーなのを本の奥付を見て知った。

1970年代のアメリカのありふれた日常が切り取られて書かれているのだけど、なにげない日常ほど奥深く、胸に迫るものはないのかもしれないと、ぼくは読み進めて感じいる。アメリカとは自由とそのうらはらに死の国でもあるような読後感を持ってしまった。

FMラジオのDJ、エンターテイメント小説、ジョン・レノンのインタビュー集「回想するジョン・レノン」の翻訳者、アメリカ音楽の紹介者、エッセイスト、いろいろな顔を持つ片岡義男さんだけど、この「ロンサム・カウボーイ」という短編集はまぎれもない純文学の傑作だと思った。






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なぎら健壱の著した「酒にまじわれば」を読んだ。この本の「酒」は「さけ」ではなく「しゅ」と読むそうなのだけど、なぎら健壱ってすごいですね。歌はうまいし、ギターも逸品、いい曲も書く。そして、「酒にまじわれば」のようなおもしろい文章も書いてしまう。

この本を読みながら、お酒好きで、多分、数えきれない失敗をしたぼくは、笑い泣きと泣き笑いなのです。

ところで、最近のぼくもあるんですよ。この前の夜、会社の飲み会が国分寺であって、酔っぱらって帰って来て、朝になると、身に覚えのない体の傷がところどころに。一番すごかったのが、去年の秋ごろ、朝、起きると、見に覚えのない殴られたような痛々しい跡が、目のまわりにありました。トホホ・・・。酔っぱらって殺される、あー、憧れのブルーズ・マン、ロバート・ジョンソンのようでもありまする。






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ブレイディみかこさんの著した「ヨーロッパ・コーリング 地べたからのポリティカル・レポート」を読んだ。これは労働者の町ブライトンからの欧州の政治についてのレポートなのです。白痴のように午睡しているかのような日本と日本人であるようにも思えるのだけど、欧州も激変しています。サッチャーが葬り去られ、マルクスは墓場から目覚めつつあるというのは本当でしょうか? あとがきでのみかこさんのメッセージです。

「争いのあるところに花束を。
午睡しているところには石のつぶてを」

イギリスの古いフォーク・ソングに「パンと薔薇」の中で「私たちにパンだけでなく薔薇もください」と歌われるそうです。薔薇とは何かもこの本ではふれられていました。"Bread And Roses"を意訳してみました。

♪♪♪
わたしたちは行進していく 行進していく この美しい日に
一万もの暗い台所と一千もの製粉所の屋根裏の倉庫は
突然の隠されることのない日の光の明るさに触れられる
わたしたちに歌わせてください パンと薔薇 パンと薔薇 パンと薔薇をください

わたしたちは行進していく 行進していく わたしたちは戦いもする 愛する男たちのために
男たちが困難のときにあるならば わたしたちは団結し勝利する
生まれてきてこの世界を去るときまで苦役のつづく日々だけれど
体と同じようにわたしたちの心は飢えている わたちたちにパンをください わたしたちに薔薇をください

わたしたちは行進していく 行進していく 数えきれない女たちが死んだ
古い昔からのパンを求める歌をうたい泣きながら進んでいく
小さなわざ 愛 美しさをだすさえて てくてくと歩く精神を知った
わたしたちはパンのために戦った わたしたちは薔薇のためにも戦った

わたしたちは行進していく 行進していく 背筋をすっとのばし 自尊心をもちすくっと立っている
女たちが立ち上がるときはすべてのわたしたちが立ち上がるときなのだ
午睡の中で 奴隷のように働かされたり 足踏みしたり 何度も難渋したり もうそんなときではない
人生の栄光を分け合おう パンと薔薇 パンと薔薇をください♪♪♪



そして、「ヨーロッパ・コーリング」にもどり、この花束を投げるこの本の表紙もとってもいいのです。






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小林正観さんの著した「ありがとうのすごい秘密」を読んだ。たまにこんな本を読んでしまうのです。この本は小林正観さんが主催している伊勢神宮に願いごとをしに行くのではなく、「ありがとう」と神さまに感謝しに行く、そんな会の講演の口述筆記なのだそうです。いつでもなにがあったって「ありがとう」なのです。それからぼくには「ありがとう」と同じぐらい好きで大切な言葉がありますよ。

「おかげさまで」






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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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