えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
赤木雅子さんと相澤冬樹さんの共著の『私は真実が知りたい 夫が遺書で告発「森友」改ざんはなぜ?』を読了した。
ぼくは数社、転職を経験しているのだけれど、ある会社で独占禁止法違反の片棒というか、つかいっぱしりをさせられたのを思い出した。ずいぶん昔のことになってしまったけれど、公正取引委員会からの事情聴取があれば、思い出すことは応じようとも思う。不正がはびこる社会や会社、組織って本当に嫌なものだな。
二年前に近畿財務局の職員が自殺したというニュースを新聞で見た時は、何かただならぬことが国家ぐるみで起きているなと思い、「総理大臣」という歌を作って、今でも歌っている。その自殺した職員の連れ合いの赤木雅子さんが勇気ある行動を起こし、世界を変えようとしている。応援しています!
不謹慎にもこの『私は真実が知りたい』は、赤木雅子さん役をきょんきょん(小泉今日子さん)が主演して映画になるとよいとも思った。プロデューサーの河村光庸さん、どうですか?
楽しい読書とはならないけれど、この『私は真実が知りたい』は読むべき本だ。
柳宗悦の「民藝四十年」を読了しました。「柳宗悦」と書いて「やなぎむねよし」と読みます。
テレビ番組の「何でも鑑定団」とは違う「民藝」がこの本にはあります。柳は万葉集に多くの読み人知らずの歌があるように、無記銘の工芸品の美を説き、それを民衆の工芸の意味の「民藝」と名付けた。美は作るものではなく、美は生まれるものだと柳はいう。歌も作るものではなく、生まれるものかもしれない。
この「民藝四十年」には様々な著作が収められ、「朝鮮の友に贈る書」から始まり、「木食上人発見の縁起」、「民藝の趣旨」、「琉球の富」、「手仕事の国」、「美の法門」に至る柳宗悦の情熱がいっぱいつまっています。柳宗悦は柳田國男とならぶ、明治、大正、昭和を駆け抜けた、日本を愛する思想の巨人であったと思いました。
テレビ番組の「何でも鑑定団」とは違う「民藝」がこの本にはあります。柳は万葉集に多くの読み人知らずの歌があるように、無記銘の工芸品の美を説き、それを民衆の工芸の意味の「民藝」と名付けた。美は作るものではなく、美は生まれるものだと柳はいう。歌も作るものではなく、生まれるものかもしれない。
この「民藝四十年」には様々な著作が収められ、「朝鮮の友に贈る書」から始まり、「木食上人発見の縁起」、「民藝の趣旨」、「琉球の富」、「手仕事の国」、「美の法門」に至る柳宗悦の情熱がいっぱいつまっています。柳宗悦は柳田國男とならぶ、明治、大正、昭和を駆け抜けた、日本を愛する思想の巨人であったと思いました。
藤原新也さんの写真と文章の本「メメント・モリ」の2018年に出版社を変えての本を手にとり写真を見て文章を読んだ。
初めてこの本を数十年前に読んだ時は、前半のいくぶんショッキングな写真にぼくの目は引き寄せられていたのだった。いつの間にか、ぼくの人生も半分をとうに超えて、この本の全体をいくばくかは分かるように思え、後半の写真や文章にも魅かれている自分がいる。この本の物語は死から生への旅のような気もし、それは非凡から平凡への旅、死が生へと収斂され、異常と思われることもどこにでもある日常へと昇華されるかのようだと感じている。
この本は文章ではなく、写真をまず見つめ、そして、文章を読み、写真をさらに見つめるといいと思う。
若き藤原新也さんのこの世界に対する違和感に過剰な何かすら感じてしまうけれど、それは豊穣と空虚が背中合わせにあるようなものでもあるのかもしれない。
年をとってから感じれることもあるんだ。
初めてこの本を数十年前に読んだ時は、前半のいくぶんショッキングな写真にぼくの目は引き寄せられていたのだった。いつの間にか、ぼくの人生も半分をとうに超えて、この本の全体をいくばくかは分かるように思え、後半の写真や文章にも魅かれている自分がいる。この本の物語は死から生への旅のような気もし、それは非凡から平凡への旅、死が生へと収斂され、異常と思われることもどこにでもある日常へと昇華されるかのようだと感じている。
この本は文章ではなく、写真をまず見つめ、そして、文章を読み、写真をさらに見つめるといいと思う。
若き藤原新也さんのこの世界に対する違和感に過剰な何かすら感じてしまうけれど、それは豊穣と空虚が背中合わせにあるようなものでもあるのかもしれない。
年をとってから感じれることもあるんだ。
村上龍の「MISSING 失われているもの」を読了した。5年ぶりの村上龍の長編小説は一人称で夢とも現ともつかないところを彷徨うかのように、女優に導かれ母と再会する話で、それはは、40年後の「限りなく透明に近いブルー」のようでもあった。ラストにぼくの想像してたそれとはまったく違う展開に、ぼくは、逃げ場を絶った村上龍さんは、いまだに、アンファンテリブル、おそるべき子供たち(早熟・非凡で大人の意表外に出る行動をとり、脅威を感じさせる子供)なのだとも思った。
村上龍『MISSING 失われているもの』 特設サイト
田坂広志さんの著した『運気を磨く 心を浄化する三つの技法』を読んだ。
その昔、ぼくがビジネスマンであった頃(今でもぼくは会社員だけど、ビジネスマンだという自覚はまったくなくなってしまった)、前に勤めていた会社で何かビジネスマン向けのセミナーを受けてこいと言われて、いろんな選択肢の中から田坂さんの講演会を何の気なしに偶然に選んでしまい、その時から、ぼくは田坂さんのファンなのです。それは、それは、とても、とても面白かった講演会だったのです。それから空前にテレビで見た原発をめぐる討論会での田坂さんの切実で誠実な発言もありました。
さて、さっき一気に読み終えた『運気を磨く』は、ゼロ・ポイント・フィールドを枕にいろんなビジネスでの実話はもとより、精神分析、量子物理学での粒子や波のゆらぎについても言及され、そして、今、ぼくがとても気になっている親鸞の絶対他力の話になり、人生のすべてを肯定するところまで行き着く。この本を読んで、ぼくがまずはじめに実践しようと思うこと、それは神仏に手を合わせて祈る時、感謝の心を持って、お導きください、と心の中で唱えること。この前のぼくが経験したつまずき転び、左足のふくらはぎが肉離れを起こしたことも、何か、神様や仏様から守られての出来事だったような気がしているのです。
その昔、ぼくがビジネスマンであった頃(今でもぼくは会社員だけど、ビジネスマンだという自覚はまったくなくなってしまった)、前に勤めていた会社で何かビジネスマン向けのセミナーを受けてこいと言われて、いろんな選択肢の中から田坂さんの講演会を何の気なしに偶然に選んでしまい、その時から、ぼくは田坂さんのファンなのです。それは、それは、とても、とても面白かった講演会だったのです。それから空前にテレビで見た原発をめぐる討論会での田坂さんの切実で誠実な発言もありました。
さて、さっき一気に読み終えた『運気を磨く』は、ゼロ・ポイント・フィールドを枕にいろんなビジネスでの実話はもとより、精神分析、量子物理学での粒子や波のゆらぎについても言及され、そして、今、ぼくがとても気になっている親鸞の絶対他力の話になり、人生のすべてを肯定するところまで行き着く。この本を読んで、ぼくがまずはじめに実践しようと思うこと、それは神仏に手を合わせて祈る時、感謝の心を持って、お導きください、と心の中で唱えること。この前のぼくが経験したつまずき転び、左足のふくらはぎが肉離れを起こしたことも、何か、神様や仏様から守られての出来事だったような気がしているのです。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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