えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
若松英輔さんの著した『悲しみのなかの真実 石牟礼道子 苦海浄土』を読みました。NHK、Eテレの番組「100分で名著」を本にしたものなのです。
この本を読みながら、石牟礼道子さんの『苦海浄土』を再読したくなったのはいうまでもない。ぼくは石牟礼さんこそは日本人で三番目のノーベル文学賞に相応しいと思っていたのだけれど、石牟礼さんは逝ってしまい、もうこの世界にはおらず、けれど、今も空の上か地の底の方で、言葉をもたない人、ありとあらゆる生きものになりかわり、悲しく愛おしい言葉を歌うように綴っていることでしょう。
ふと、ちかごろの異常気象、世界中が「苦海」のようでもあるような気もしてくる。けれども、水俣は想像を絶する苦しみであったことを『苦海浄土』を読むと、感ぜられ、そこに一筋の光も見えてくると思い、読んだことのない人は、ぜひ、石牟礼道子さんの『苦海浄土』を、『椿の海の記』を読んでみてください。
そして、水俣病は、その補償をめぐっていまだ裁判の続く患者たちの戦いは、今も終わっていない。
この本を読みながら、石牟礼道子さんの『苦海浄土』を再読したくなったのはいうまでもない。ぼくは石牟礼さんこそは日本人で三番目のノーベル文学賞に相応しいと思っていたのだけれど、石牟礼さんは逝ってしまい、もうこの世界にはおらず、けれど、今も空の上か地の底の方で、言葉をもたない人、ありとあらゆる生きものになりかわり、悲しく愛おしい言葉を歌うように綴っていることでしょう。
ふと、ちかごろの異常気象、世界中が「苦海」のようでもあるような気もしてくる。けれども、水俣は想像を絶する苦しみであったことを『苦海浄土』を読むと、感ぜられ、そこに一筋の光も見えてくると思い、読んだことのない人は、ぜひ、石牟礼道子さんの『苦海浄土』を、『椿の海の記』を読んでみてください。
そして、水俣病は、その補償をめぐっていまだ裁判の続く患者たちの戦いは、今も終わっていない。
<< 太平洋戦争の道 1931-1941
HOME
ジュゼップ 戦場の画家 >>
[2275] [2274] [2271] [2273] [2272] [2270] [2269] [2268] [2267] [2266] [2265]
[2275] [2274] [2271] [2273] [2272] [2270] [2269] [2268] [2267] [2266] [2265]
この記事にコメントする
カレンダー
えいちゃんのお奨め
カテゴリー
最新コメント
最新記事
(11/01)
(10/30)
(10/28)
(10/25)
(10/24)
(10/21)
(10/16)
プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
ブログ内検索
最新トラックバック