えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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紫陽花を見に、あじさい寺とも呼ばれる明月院に行きました。





満開にはもう少しだけれど、このうさぎと月の寺と花の美しさにほれぼれとして散歩しました。


帰路、ふと円覚寺に近ごろのぼくの中でのリバイバルブームとなっている映画監督の小津安二郎のお墓があることを思い出し、参りに行きました。



鎌倉の古刹の寺に小津安二郎は眠っています。お酒好きの故人を偲び、たくさんのお酒の瓶が並んでいて、花が供えられています。赤いジョニーウォーカーの瓶は、あたかも小津安二郎の映画にさりげなく撮されていたそれのようです。なんだか感動していました。

墓石にはただ「無」とのみ刻まれています。おっちゃん(生前、小津安二郎は懇意の俳優からはそう呼ばれていたそう)、かっこよすぎるよ。
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神奈川近代文学館に『生誕120年 没後60年 小津安二郎展』を見に行く。


展覧会の入り口で小津安二郎の映画の予告編が流されていて、それを見ただけで、懐かしさに胸がしめつけられ、目頭が熱くなる。ふと、この前亡くなられた坂本龍一さんのことが頭に浮かぶ。死に近づき、それを意識したインタビューの答えで坂本さんは小津の映画が好きだ、涙が出ると語っていた。教授、若い教授自身から「反動!」と怒鳴られるのじゃないのとぼくはひとりごちる。

昔、戦中の山中貞雄の『人情紙風船』という映画を見たら、小津安二郎の映画には山中の映画の痕跡がたくさんあるような気がした。この展覧会を見ながら、映画監督の盟友でありながら自分より若く、しかも戦地で死んだ山中貞夫への、同じく戦地に行き生きのびた小津安二郎の戦後の映画は、山中への追悼であるような気もした。小津は山中と中国の戦地で会っている。

ぼくは小津安二郎の映画はすべて好きだが、その中でも『東京物語』と『秋刀魚の味』が甲乙つけがたく好きだ。小津安二郎の戦後の映画をすべて再び見てみたいと思いながら展覧会を後にした。

神奈川近代文学館は港の見える丘公園の中にあり、そこのイングリッシュ・ガーデンの薔薇が最盛期をむかえ、まことに美しく咲き誇っていた。




特別展「生誕120年 没後60年 小津安二郎展」
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栃木県の那須塩原に箒川でフライフィッシングをしに一泊の旅をしました。

初めて行く川はいつもボーズ(一匹も釣れないこと)なので、今回もそのパターンかなと思いきや、二日目に余裕で尺越えする大きな虹鱒が釣れてとても嬉しかったです。ランディングネットに釣り上げて、写真をパチリと撮って、針をはずし、魚を放した後には、自然に力持ちのポーズをし、誰も聞いていないのに「やった」と声をはりあげてしまいました。


帰りは車で一時間ほどの大好きな藤城清治さんの藤城清治美術館に行きました。これで二回目の藤城清治美術館です。美しくてかわいい藤城清治さんのセロハン画の芸術を堪能し、見ているうちに、ふと藤城さんが描き、創作した黒いこびとの精霊は本当にいるのではないかと思ってしまいます。


いい旅になりました。
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いつも行く洗車場で車を洗って、寒川神社に御詣りに行きました。人の少ない今日の寒川神社は本当に清々しくて、気持ちいい。御神籤をひけば「大吉」でした。

「八方除おみくじ

 貴方へ幸せを呼ぶ色 紫

 調和の美にやどる幸せ

 周囲の協力に恵まれ
 なにごとも
 順調に進む。
 わがままや独断を控え
 身近な人たちへの
 思いやりを忘れなければ
 大きく開運する。

 大吉」

ゆめゆめうたがふことなかれ
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このようなコースはどうだろうかと思い、昼は横浜にぎわい座で寄席の落語を聴き、夜は横浜スタジアムでフレーフレーベイスターズ。


横浜にぎわい座、けっこう広い寄席でした。古今亭文菊師匠の「ちりとてちん」に大笑い。桧山うめ吉さんの小唄に江戸風情のゆたったりとした粋な風が軒下に流れます。こんな感じのこれいいな~。

「水の深さを 棹で知る 船頭さん 心をはかる棹は ちょいと ないかいな」

主任は桂歌春師匠の「たがや」で江戸の笑いのきっぷのよさ。笑う門には福来る。

夜は横浜スタジアムはたくさんの残塁で広島東洋カープに負けた横浜DeNAベイスターズ。(行った日は5月2日。)明日があるさ。

席は右翼内野のウィング席で小高い急な斜面の丘の上から野球を見るようでした。急な階段をトントンと駆け上り、トントンと駆け降りる若いビール売り子を見て、おれにはできねーなと、自分の齢に思い至ります。

また明日、神聖な暇つぶし、遊びをがんばろうと、おいらの心は浮浪雲。
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山梨県の小菅村の小菅川にフライフィッシングをしに行きました。

魚、発見、ドライフライを流して何度も魚がパクリと咥えたかのようなシーンを見たのですが、フッキングできません。くやしいな~。

奥多摩湖に注ぐ川の自然は美しいです。「Fishing Cafe」という雑誌の最新号にミュージシャンでフライフィッシャーでもある高橋幸宏さんの追悼記事があってその中の幸宏さんの言葉を思い出しました。

「どうして、こんなややこしい釣りをするのだろう? 餌を付ければ簡単に釣れるのに」

「そうか、僕は自然の中に生き物がいる風景が好きなんだ」

「川はいつも、水が動いている」

ぼくも同じです。釣ってもフィッシング、釣れなくてフィッシング。(釣りたいけど…)
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いつも行くうらたんざわ渓流釣場への道の途中、気になる神社があって寄ってみました。青根諏訪神社です。



最近、神社で願うことは「無病息災」です。ぼくは、寛解はするけれど、全治はしない病と一生つきあっていけかなくてはならないのだけれども。大きな神社に社務所もなく、神官もおらず、無人のようですが、誰かの供えたワンカップのお酒と紙につつまれたお米がありました。(お酒とお米はなんだか憚れるようで写真には撮りませんでした。)推定樹齢七百年の大きな杉の木があたりを神の氣で満たしているようでありました。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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