えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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『大人の遠足BOOK 駅からウォーキング 関東』の「府中多摩川かぜのみちと二ヶ村緑道」を頼りに散歩しました。「府中郷土の森博物館」という野外の博物館はいろんな古い建築が移築されている広い野外の博物館でなかなか良かったです。読んだ俳句が三つ。

 単線のすすきはみ出し絵のチョーク

 静かなり多摩川岸辺冬枯れて
 
 冬の夕古き校舎は時越えん
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今日は新宿末廣亭で令和五年十一月下席昼の部でございます。玉川太福師匠の新作の浪曲「佑子のスマホ」が楽しい。きょうこ師匠の奇術は和装、江戸風で風情がありますな。和装の奇術というのを初めて見ました。桂南なん師匠の「身投げ屋」に大笑いします。今日の主任は桂歌春師匠で、話は「天災」。大概のことは鷹揚に天災みたいなものだと怒らず受け止めなさいってな話でありました。飄々とした味になるほどなとも思いまする。

夜は相模大野のアコパでいのうえともやすさんのお呼びつけライブでゲストはよしだよしこさん。ぼくは真摯なメッセージのある歌が好きで、よしだよしこさんの歌も大好きです。ふと、プーチンやネタニヤフに教えてやってくれ、人の道ってやつをね、などとも思います。ニヒリストにならず、諦めずに、声を上げ、歌を歌っていきましょう。

朝、起きたら二日酔いっぽかったです。飲みすぎちゃいけません。
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大山へ紅葉狩りに行きました。大山寺の紅葉が見事です。そして、神秘的にも感じた霧にけぶる阿夫利神社。読んだ句三つ。

紅葉濡れ寺の鐘の音朱に染まん

ケーブルカー銀杏黄葉は窓に付く

けぶる霧阿夫利の社光る梁

(紅葉:もみじ
 銀杏黄葉:いちょうもみじ)
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『大人の遠足BOOL 駅からウォーキング 関東』の「深大寺と神代植物公園」をたよりに神代植物公園や深大寺あたりを散歩しました。神代植物公園で秋に咲く薔薇がたくさんあることを知りました。新しい蕎麦粉の蕎麦がうまいです。秋の人もあばらな深大寺、いい風情ですな。そこで二つの俳句です。

 秋薔薇石の乙女を守り咲き

 楓の葉ところどころに紅をさす
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『大人の遠足BOOK 駅からウォーキング 関東』の「ふれあいの森から泉の森へ」をたよりに散歩しました。大和市のこんな大きな素敵な森の公園があるのなんて知らなかった。俳句を三つです。

 ハナミズキ赤き眩しきまろい実よ

 サルビアの密かに咲きし花壇かな

 枯葭にスケッチブック子らの声
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原宿の太田記念美術館で『葛飾応為「吉原格子先之図」― 肉筆画の魅力』展を見ました。葛飾応為は葛飾北斎の実の娘にして北斎の弟子でもあり、その絵は十数枚しか残されておらず、その貴重な一枚を太田記念美術館が所有しているとのこと。「吉原格子先之図」を見ながら、その陰影と光の絵からなんだか谷崎潤一郎の日本の美を著した名随筆『陰翳礼讃』を思い出したりします。黒い羊羹についての有名な一節を引用します。

「人はあの冷たく滑らかなものを口中にふくむ時、あたかも室内の暗黒が舌の先で溶けるのを感じ、ほんとうはそう旨くない羊羹でも、味に異様な深みが添わるように思う。」

なるほどと思いつつ、それは西洋との接触によって、改めて発見されたことのようにも思えるのは何故だろう? 同時に展示されていた明治の版画師、小林清親の絵にとても惹かれてしまう。この小林清親も「光線画」と呼ばれ、明と暗が美しい。葛飾応為と小林清親の生きた時代は微妙に重なりもしていることに気づきもします。葛飾応為から小林清親、時代を経て川瀬巴水と光と影の系譜は続くということかもしれない。

などと思いながら、せっかく原宿まで来たのだから、明治神宮に向けて鎮守の森を散歩しました。七五三の子どもらもあでやかなそこをお詣りをし、文欽高島田のお嫁さんとお婿さんもおり、やはりそこは外国人の観光客ばかりでもあって、御神籤をひけばこんな言葉を授かったのです。

「  大御心(一〇)
  昭憲皇太后御歌
   耳
 人ごとによきもあしきも心して
 きけばわが身の為とこそなれ」

ゆめゆめうたがふことなかれ
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『大人の遠足BOOK 駅からウォーキング関東』の「二宮尊徳ゆかりの地と酒匂川」をたよりに散歩。




これは桜か、これは朝顔か、季節はずれの狂い咲きだろうか、という景色に出くわす。地球環境の温暖化は本当のことかもしれない。今、十一月。

小田原市尊徳記念館を見学した。二宮尊徳は偉人だと思う。なぜ、紙幣の肖像にならないのかと思っていたら、記念館には終戦後のGHQ下で短い期間に紙幣の肖像となっていたのを展示していた。二十年ぐらい前、記念館は訪れたことがあったのだけれども、その時と同じ人がところどころで解説してくれる。その人も確か、二十年前と同じ。ぼくもその解説してくれた人も二十年の齢を重ねた。見学者はぼく一人で、ぼくのような人間ではなく、この二宮尊徳という人を、若い人にもっと知って欲しいとも思う。

尊徳記念館の向かいにある「エプーゼ」という喫茶店でコーヒーを飲み、パウンドケーキを食べ、とてもおいしい。店内の雰囲気もいい。「エプーゼ」が近所にあれば週に一回は通ってしまいそうな、何か素敵なところだった。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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