えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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会社帰りに映画館に寄り、クリント・イーストウッド監督の「ハドソン川の奇跡」を見た。事故のあった航空便をハドソン川に水面着陸させ、乗客、155名の命を救ったた奇跡のような史実を描いていた。

主役である機長、サリー・サレンバーガー演じるトム・ハンクスが本当にかっこいい。最近のトム・ハンクスを見ると、ぼくは二人のアメリカ映画を支えた名優、ジャック・レモンとジーンハックマンを思い出してしまう。「チャイナ・シンドローム」のジャック・レモン、そして、「フレンチ・コネクション」や「ミシシッピー・バーニング」のジーン・ハックマンです。

さて、「ハドソン川の奇跡」にもどり、はらはらどきどきする映画を見ながら、機械とかコンピューターではなしに、人間を人間たらしめているものって何だろうかなどと考えてしまう。おもしろかった。

映画『ハドソン川の奇跡』オフィシャルサイト - ワーナー・ブラザース公式サイト
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ロン・ハワード監督がビートルズのコンサート・フィルムを集大成的にまとめ、ビートルズの歴史も振り返るドキュメンタリー映画「ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK」を見た。

ビートルズも彼らの活躍した1960年代も夏だったんだ。その夏がどのような夏かというと、それは、Sly & The Family Stoneが"Hot Fun In The Summertime"で歌い、Janis Joplinが"Summertime"と歌ったような夏で、それは二度と戻ってはこないかもしれないけれど、ふと、未来へのノスタルジーであるかのように、忘れたころに、いつまでも反響するこだまのように甦るのではかかろうか。

エンディング・ロールとともに、アップル社の屋上での彼らの最後のライブ演奏となったルーフトップ・コンサートのシーンが映されて、それが夏の終わりを告げるかのようで、ぼくの目頭は熱くなってしまう。

もう二度とやってはこないだろう夏、その記憶はどこからかか吹いてくる熱風のように女の子たちの地を震わすかのような圧倒的な歓声とともに忘れたころに何度でも甦るのだと思う。


映画『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK』公式サイト
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橋本のMOVIXで深海誠監督の映画「君の名は。」を見ました。アニメーションです。先週にスタジオ・ジブリの最新作「レッドタートル ある島の物語」を海老名のTOHOシネマで見た時、この「君の名は。」を見たさにティーンエイジャー、もしくはそれよりももっと若い女の子でごったがえしていて、これだけヒットしているアニメってなんだろうと興味を持ってしまって、見てしまたです。さすがに橋本のMOVIXはあれほどに混雑はしていなかったのだけれど。橋本のMOVIXは混んでいないぼくにとっての穴場の映画館です。

さて、「君の名は。」は素晴らしい映画で、今年、ぼくが見た映画の中では、岩井俊二監督の映画「リップヴァンウィンクルの花嫁」とためをはるおもしろさと感動度合で、今年の一番か二番なのです。と思いきやエンディングロールの"Special thanks"のクレジットに一番目に岩井俊二さんの名前がありました。どこでどうつながっているのだろう?

この映画を見てアニメの進化みたいなことを感じてしまいました。何せ、その背景画の描きこまれたリアルさとあまりの美しさとにあっと息をのんだのだけど、そのストーリーも重層的、複眼的ですばらしい。こういうのをティーンエイジャーやもっと若い女子たちが見ているのなんて、すごいなと思いましあt。

ところで、この「君の名は。」を見ながら、ぼくはとても昔に見たある夢を思い出しもしたのです。その夢とは、何もない真っ暗な空間に色とりどりのかぞえきえれない導線のたばがその始まりもわからず、その終端もわからず、どこまでもどこまでもつづいているのを見ていると、これが時間というのも含めた宇宙の本当のすがたなんだという声がどこからともなく聞こえてきて、ぼくは感動しているというような夢だったのです。これ以上は「君の名は。」のねたばれになるから書きませんが。

あー、この映画の舞台となった夢の中でもあるかのような糸守村に行ってみたい。

感動しました。きみもぜひ見てみてください。

映画『君の名は。』公式サイト
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スタジオ・ジブリの最新作「レッドタートル ある島の物語」を見た。これは制作にスタジオ・ジブリ、高畑勲さんがかかわったマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督の大人向けのフランス発のアニメーション映画だった。

そのゆったりとしたストーリーの語り口からか、何度か映画を見つつ、眠たくなったのだけど、こんな、どかか底の方に人生の深くて広い秘密が隠されているような映画も、ぼくは大好きなのです。絵が動く美術品、芸術品のようであったのは、高畑勲さんの「かぐや姫の物語」をぼくに思いおこさせもする。

映画もラストにさしかかり、ぼくの席の近くに座っていた70歳前後の男のかたが映画を見ながら、しくしくと泣いておられる。映画のエンドロールも終わり、部屋が明るくなると、隣にいた同じぐらいに年齢かと思われる女性の方がやさしく声をかけていた。

「あなた、泣いていましたね」

そんな大人の映画でした。帰りの電車の中でぼくもいくつかのシーンを思い出し、少し涙ぐみました。

ぼくの近くのあの人、もしかして赤い亀なのかなぁ? そんな人が、いつの間にか、そばにいるかもしれません。

映画『レッドタートル ある島の物語』
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ジャニス・ジョップリンの映画を見たよ。"Little Girl Blue"っていうアメリカの映画さ。感動したよ。泣いた。

いかれた1960年代だね。1950年代にはロックン・ロールの爆発が、そして、1970年代にはパンクがあったのに、おれの知らない1960年代はなによりも狂乱の時代で、だから、おれは彼女のように早く逝ってしまえるようにと、ジャニスたちのまねごと、ままごとみたいなことを、浅はかで安っぽいようなことでもあったのだけれども、やったこともあったのさ。そんなことよりかは、おれもジャニスみたくにブルースだけは忘れたことはなかったよ。

ジャニス・ジョップリが大好きです。そう、ジャニス・ジョップリンは最高です。

映画『ジャニス:リトル・ガール・ブルー』公式サイト
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フランスの巨匠、ジャン=ジャック・アノー監督が中国で撮った「神なるオオカミ」をレンタルDVDで見た。オオカミという動物に並々ならぬ親近感と興味があることもあり、とてもおもしろかった。

背景としてある時代は文化大革命と呼ばれる現代中国のいろんな人をその集団の暴力で不幸においやった最悪の負の歴史でもあるのだけれど、それは人類こそもっともすぐれた存在だという世界観として、今でも続いているともいえるのではないかと思う。

ところで、このオオカミという動物の風貌が、家で飼っていた犬とよく似ているのです。どうして、レオはオオカミみたいなのだろうと、いつも思っていました。そのオオカミの疾走する姿などがとても魅力的で大好きなのです。この映画ではオオカミが草原をかけめぐるシーンをふんだんに見れて、そんなことにも満足しました。

オオカミよ、永遠なれ。

神なるオオカミ予告編
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Amy

イギリスのシンガー、エイミー・ワインハウスの27年の生涯を描いたアシフ・カパディア監督のドキュメンタリー映画「Amy エイミー」を見た。27歳までの生涯とはなんとも短いとも思われるのだけど、エイミーの生きているうちに最後の時すらも見てしまったかのような暗い歌声を聞くと、それすらも納得してしまう。

もう少しその華奢な体と繊細な心で生きのびてくれて、爆発するような幸せの歌を聞きたかったものだけれど、この世界ではかなわぬ夢となってしまった。

エイミー、いつか、スタジアムではなくて、ぼくもいつかは行く空の向こうのホテル・ラウンジでそんな楽しく幸せな歌を聞かせてください。

映画『AMY エイミー』公式サイト
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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