えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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スティープン・スピルバーグ監督の「ペンタゴン・ペーパー 最高機密文章」を観ました。

二人の実力派俳優、トム・ハンクス、かっこいい、メリル・ストリープ、素敵。そして、20世紀の全てを映画にしたいとインタビューで答えていたスピルバーグ監督の手腕も冴えわたっています。何度も感動している自分がいました。

この映画は、今の日本へのアメリカからの、こんなことが昔、アメリカにもあったんだよという贈り物かもしれないとも思った。アメリカはニクソンのアメリカではない、アメリカの人たちのアメリカだというトム・ハンクスのセリフもあったのだ。

それから、昔、仕事で、中国地方の新聞社に1ヶ月ほど出張したことがあったのを思い出した。社内の雰囲気はこの映画のように、そのままのガヤガヤだったな。フロアーのあちこちでテレビは付けっぱなしで、目ぼしいニュースがあると人が寄ってくる。真夜中にニュースが入りそうな時は、印刷にストップをかけてレイアウトに空白があったりするのを見たっけ。

かんばれ、新聞、巨悪に立ち向かえ!

映画『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』公式サイト
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レンタルDVDでセオドア・メルフィ監督の「ドリーム」を見た。物語の時は1960年代の初め、ケネディーの時代、舞台はNASA、主人公は三人の黒人女性、アフリカン・アメリカン。

見た後に、とても気持ちのいい爽やかな気持ちになって、三人の彼女たちから諦めない努力と勇気をもらったような気がする。

その三人の上司役のケビン・コスナーがやっぱかっこいい。おいおい、レディ・ファーストだぜ、もっていくなよ、ってのは冗談です。

この映画の現代は"Hidden Figures"で直訳すると「隠された人たち」ってことかな。けれど、"Hidden Figures"は"Hidden Gems"、「隠された宝石」だったのだ。

認められなくても、毎日、大切な何かのために戦っている人たちに、ぼくはファイトの声援を送ろう。

映画『ドリーム』オフィシャルサイト
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ギレルモ・デル・トモ監督の「シェイプ・オブ・ウォーター」を見た。ベネチア国際映画祭の金獅子賞、アカデミー賞の作品集、監督賞、作曲賞、美術賞受賞の怪作、ダーク・ファンタジー。今のアメリカ社会への批判精神もちらりちらり。

冷戦下のアメリカの地方都市の軍事研究施設に捕まえられてやって来た半魚人とそこの清掃係の女性の恋物語にぼくは、コクトーの「美女と野獣」やビョークが主演した「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を思い出したのだった。モノクロのシーンを見ながら、人はみな、夢見ることができると思う。地の上でかなえられなかった夢は、水の中でかなえられるでしょう。空を飛べなかった夢は、水の中を深く深くもぐってゆく。

ゆめゆめうたがふことなかれ

映画『シェイプ・オブ・ウォーター』大ヒット上映中!
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レンタルDVDでドゥニ・ビルヌーブ監督の「メッセージ」を見ました。スタンリー・キューブリック監督の「2001年宇宙の旅」やスティーヴン・スピルバーグ監督の「AI」を思い出しました。「AI」の方は原案がスタンリー・キューブリック。スタンリー・キューブリック、偉大なり。テレビで放映されたアポロ11号の月着陸は、キューブリックがセットを作って撮ったという都市伝説もありますな。

さて、映画「メッセージ}に戻り、とてもおもしろかったです。わかるような、わからないような、深いようなストーリーですが、ラストの方では胸がじーんとしてしまいました。

エイリアンの書く文字が禅の円相に見えてしまう。この円も映画「メッセージ」が発する隠されたメッセージでは。すべての過去と未来も今の中におりたたまれているという物理学者の説をどこかで、聞いたか、見たことが、はたまた、夢の中で経験したことがあるような気もします。

映画『メッセージ』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ
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去年からずっと見たいと思っていた伊藤智生監督の「ゴンドラ」を横浜伊勢佐木町の映画館、ジャック・アンド・ベティーで見た。30年ぶりのリバイバル上映の幻の名品だとのこと。ジャック・アンド・ベティーでは、なんと、デジタルではなく、30年前のフィルムで上映してくれていた。

見ながら、日本でロード・ムービーをルイス・ブニュエルを撮ったならこんな映画になるのではなどと思っていた。きっと、映画というフォーマットでしか表現できなことっていうのもあるんだ。

いつしか、映画に惹きこまれ、ぼくは、ぼくも子どもんころは、どこか、どこにも自分の居場所がこの世界には用意されていないように感じていたのを思い出した。その思いは今でもぼくに憑りついていて、きっと、おしまいまでそうなのかもしれない。見ながら、ずっと、初めて見る映画なのに、デジャブ、既視感を感じていた。30年前に見たことがあったのどうか、その記憶のないのが不思議。

上映後、映画館で伊藤監督のトークを聞いた。こんな名画を撮ったのはこんな人なのか。今、劇場映画の第二作目を準備しているとのこと。心の中で応援しています。見に行きます。楽しみです。

映画「ゴンドラ」公式サイト あなたには居場所がありますか?
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レンタルDVDで大林宜彦監督の「野のなななのか」を見る。初見だと思って見始めたら、実は昔、映画館で見ていたのを思い出した。自分のブログを探してみたら、そこにもあったのです。

えいちゃんのブログ 野のなななのか

再び見て、圧巻でした。再び感動しました。生きているものも死んでいるものも、みんな、本当はいっしょにいるんだね。山中綾野を演じる安達祐実さんがすごい存在感。奇をてらわないメッセージ。野辺送りの音楽を奏でる野の音楽隊にはぼくの姿もあるのではないかと妄想してしまう。そして、何度も引用される中原中也の詩。

大林監督、まだまだ何本も映画を作りつづけてください。ぼくはファンです。それから、あー、芦別を旅してみたい。

野のなななのか : 作品情報 - 映画.com
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レンタルDVDで二度目の「この世界の片隅に」を見ました。ストーリーは分かっていながら、感動しました。いい映画は何度でも見るべきなんだね。いまだにロングランして劇場でも、ちらほら上映しております。一度目とは違うシーンに目がいって、そうかと新しい発見をしたりします。また、すずさんに会えました。

ロングラン上映中! 劇場用長編アニメ「この世界の片隅に」公式サイト
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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