えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

レンタルDVDでクリスティアン・チューベルト監督の「君がくれたグッドライフ」を見た。ドイツ映画で、ロードムーヴィー。ドイツのフランクフルトからベルギーまで自転車で旅をする映画。そんな映画を見ながら、人生って自転車で旅をするようなものなのかなと思いました。それから、ぼくもそうありたいとふと映画を見ながら思ったのだけど、自分で決めるってどういうことなんだろう? 美しい映画でした。
映画『君がくれたグッドライフ』公式サイト
映画『君がくれたグッドライフ』公式サイト


渋谷のシアター・イメージフォーラムにユーリー・ノルシュテイン監督特集上映「アニメーションの神様、その美しき世界」を見に行った。ユーリー・ノルシュテインとはロシアの主にソビエト連邦時代の芸術派のアニメーション作家でアニメーションというより幻想的で美しい絵画が動くというような作風の人。その動く美しい絵画を見逃さずにいようとするが、セリフらしいセリフもなく、ストーリーらしいストーリーもないその世界に、何度も眠たくなったのだけれど、その眠たさも心地よかった。
もっとも初期の作品であるロシア・アヴァンギャルドへのオマージュであるかのような「25日・最初の日」からはじまり、「ケルジェネツの戦い」、「キツネとウサギ」、「アオサギとツル」、「霧の中のハリネズミ」、「話の話」まで、1時間半近く、日本のデジタル修復技術によって、スクラッチの傷だらけのフィルムから、それはそれは美しく蘇る。
もう一度、ぜひ見たい、というか、夢うつつの中、何度も見たい北の国の幻想です。
きっと、スタジオ・ジブリの高畑勲監督は、ユーリー・ノルシュテインのフィルムを見て、きっと、「かぐや姫の物語」を作りたいと思ったんだ。
ユーリー・ノルシュテイン監督特集上映「アニメーションの神様、その美しき世界」
もっとも初期の作品であるロシア・アヴァンギャルドへのオマージュであるかのような「25日・最初の日」からはじまり、「ケルジェネツの戦い」、「キツネとウサギ」、「アオサギとツル」、「霧の中のハリネズミ」、「話の話」まで、1時間半近く、日本のデジタル修復技術によって、スクラッチの傷だらけのフィルムから、それはそれは美しく蘇る。
もう一度、ぜひ見たい、というか、夢うつつの中、何度も見たい北の国の幻想です。
きっと、スタジオ・ジブリの高畑勲監督は、ユーリー・ノルシュテインのフィルムを見て、きっと、「かぐや姫の物語」を作りたいと思ったんだ。
ユーリー・ノルシュテイン監督特集上映「アニメーションの神様、その美しき世界」


レンタルDVDでパトリシア・リゲン監督の「天国からの奇跡」を見ました。本当にこんなことがあるんですね。驚きの感動です。
主人公の家族は、昔のアメリカのテレビ・ドラマ「大草原の小さな家」の家族のようです。多くの普通のアメリカ人は、心の底の方では、日々こんなふうなことを思って生活しているのでしょうか?
この映画に出てきて、ゴスペルでもよく歌われる"goodness"とは、(生来備えている)徳、善性、優しさ、というようなことなのですね。
クリスチャン映画と呼ばれるジャンルがあるらしいのです。ローマ帝国の暴政とキリストの復活を描いた「ベン・ハー」などもそのようなジャンルなのでしょうか? 「天国からの奇跡」もそんなジャンルに属するのかもしれませんが、クリスチャンではなく、不信心なぼくにとっても、いい映画でした。
映画『天国からの奇跡』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ
主人公の家族は、昔のアメリカのテレビ・ドラマ「大草原の小さな家」の家族のようです。多くの普通のアメリカ人は、心の底の方では、日々こんなふうなことを思って生活しているのでしょうか?
この映画に出てきて、ゴスペルでもよく歌われる"goodness"とは、(生来備えている)徳、善性、優しさ、というようなことなのですね。
クリスチャン映画と呼ばれるジャンルがあるらしいのです。ローマ帝国の暴政とキリストの復活を描いた「ベン・ハー」などもそのようなジャンルなのでしょうか? 「天国からの奇跡」もそんなジャンルに属するのかもしれませんが、クリスチャンではなく、不信心なぼくにとっても、いい映画でした。
映画『天国からの奇跡』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ


去年は日本映画が豊作の年でしした。お薦めの4本の映画は片渕須直監督の「この世界の片隅に」、岩井俊二監督の「リップヴァンウィンクルの花嫁」、新海誠監督の「君の名は。」、中野量太監督の「湯を沸かすほどの熱い愛」。「リップヴァンウィンクルの花嫁」のみ劇場公開はおしまいになりレンタルDVDとなっていて、それ以外は、劇場公開中です。どの4本も見たら、号泣必死で、劇場の暗闇で、もしくは部屋の灯りを落とした真夜中の部屋で、また見たら、ぼくは泣いてしまうでしょう。
全国拡大上映中! 劇場用長編アニメ「この世界の片隅に」公式サイト
映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』公式サイト
映画『君の名は。』公式サイト
映画『湯を沸かすほどの熱い愛』オフィシャルサイト


台湾、中華民国の巨匠、候孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の「冬冬(トントン)の夏休み」をレンタルDVDで見ました。あー、この淡々とした感じは、小津安二郎とかヴィム・ヴェンダースとかジム・ジャームイッシュとかアキ・カウリスマキらの映画を思い出されるのだけれども、それよりも、ぼくが子どものころ、父と母の故郷が南の方の田舎にあり、夏休みには決まって連れられて親戚の家に遊びに行っていたのを思い出す。きらきら輝いていて忘れられません。しかも、この映画に出てくる南の故郷よりももっと田舎だったのです。夢のような時ってあるものです。
候孝賢監督の「悲情城市」が見たいなどと思ったら、今度、池袋の新文芸座で上映されるではないですか。見に行こうかな?
さて、この映画にもどり、そのエンドロールでは、山田耕筰の童謡「赤とんぼ」が流れるのです。台湾の近現代史での日本との微妙な結びつきを考えたりもする。舞台となる田舎の医院の診察室には蒋介石の写真が飾られていたりもする。けれども、そんなことより、子どものころを思い出し、この映画の美しいノスタルジーにひたればいいような気もします。
冬冬(トントン)の夏休み - 作品 - Yahoo!映画


片淵須直監督の「この世界の片隅に」を見ました。ヒロインの声優ののんさんはNHKの朝の連続小説「あまちゃん」の能年玲奈さん。すばらしいです。驚くべき声の演技。
原作はこうの史代さんの漫画なのだけれども、いつかこれも読んでみたい。こうの史代さんは呉で戦争の時代を生きた自分のおばあちゃんの見たもの、生きてきた何かをこの漫画で描きたかったそうでうす。
映画を見つづけている間、ずっとぼくの感じていたデジャブ(既視感)は何なのだろう? 心のDNAに刻みつけられているものなのかしら?
エンドロールは後日談でちょっとほっとしました。
感動しました。そして、涙腺が決壊しました。
11月12日(土)全国公開 劇場用長編アニメ「この世界の片隅に」公式サイト
原作はこうの史代さんの漫画なのだけれども、いつかこれも読んでみたい。こうの史代さんは呉で戦争の時代を生きた自分のおばあちゃんの見たもの、生きてきた何かをこの漫画で描きたかったそうでうす。
映画を見つづけている間、ずっとぼくの感じていたデジャブ(既視感)は何なのだろう? 心のDNAに刻みつけられているものなのかしら?
エンドロールは後日談でちょっとほっとしました。
感動しました。そして、涙腺が決壊しました。
11月12日(土)全国公開 劇場用長編アニメ「この世界の片隅に」公式サイト


中野量太監督の「湯を沸かすほどの熱い愛」を見ました。死にゆくおかあちゃんを演じる主演の宮沢りえさんはすっかり演技派の大女優です。宮沢りえさん、黒木和雄監督の「父と暮せば」も忘れられない映画でしたね。今回も当たり役。それに二人の子役、杉咲花ちゃんと伊藤蒼ちゃんの自然な演技がすばらしい。杉咲花さんは1997年生まれだから、もう子役とは呼べないかな。おとうちゃん役のオダギリジョーさんの憎めないダメ男ぶりも合わさって、スクリーンの中の家族が何か素敵な化学反応を起こしています。化学反応とぼくは言ったけれど、やはり、家族というのは「在る」ものではなくて、「成る」ものかもしれないぞ、などとも考えました。
あー、この映画「湯を沸かすほどの熱い愛」を見ながら、映画館の暗がりで何度も泣きました。何度かってどのくらいかと聞かれれば、鼻水が出てくるぐらいと答えます。感動しました。
映画『湯を沸かすほどの熱い愛』オフィシャルサイト
あー、この映画「湯を沸かすほどの熱い愛」を見ながら、映画館の暗がりで何度も泣きました。何度かってどのくらいかと聞かれれば、鼻水が出てくるぐらいと答えます。感動しました。
映画『湯を沸かすほどの熱い愛』オフィシャルサイト


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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。


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