えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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ジャニス・ジョップリンの映画を見たよ。"Little Girl Blue"っていうアメリカの映画さ。感動したよ。泣いた。

いかれた1960年代だね。1950年代にはロックン・ロールの爆発が、そして、1970年代にはパンクがあったのに、おれの知らない1960年代はなによりも狂乱の時代で、だから、おれは彼女のように早く逝ってしまえるようにと、ジャニスたちのまねごと、ままごとみたいなことを、浅はかで安っぽいようなことでもあったのだけれども、やったこともあったのさ。そんなことよりかは、おれもジャニスみたくにブルースだけは忘れたことはなかったよ。

ジャニス・ジョップリが大好きです。そう、ジャニス・ジョップリンは最高です。

映画『ジャニス:リトル・ガール・ブルー』公式サイト
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フランスの巨匠、ジャン=ジャック・アノー監督が中国で撮った「神なるオオカミ」をレンタルDVDで見た。オオカミという動物に並々ならぬ親近感と興味があることもあり、とてもおもしろかった。

背景としてある時代は文化大革命と呼ばれる現代中国のいろんな人をその集団の暴力で不幸においやった最悪の負の歴史でもあるのだけれど、それは人類こそもっともすぐれた存在だという世界観として、今でも続いているともいえるのではないかと思う。

ところで、このオオカミという動物の風貌が、家で飼っていた犬とよく似ているのです。どうして、レオはオオカミみたいなのだろうと、いつも思っていました。そのオオカミの疾走する姿などがとても魅力的で大好きなのです。この映画ではオオカミが草原をかけめぐるシーンをふんだんに見れて、そんなことにも満足しました。

オオカミよ、永遠なれ。

神なるオオカミ予告編
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Amy

イギリスのシンガー、エイミー・ワインハウスの27年の生涯を描いたアシフ・カパディア監督のドキュメンタリー映画「Amy エイミー」を見た。27歳までの生涯とはなんとも短いとも思われるのだけど、エイミーの生きているうちに最後の時すらも見てしまったかのような暗い歌声を聞くと、それすらも納得してしまう。

もう少しその華奢な体と繊細な心で生きのびてくれて、爆発するような幸せの歌を聞きたかったものだけれど、この世界ではかなわぬ夢となってしまった。

エイミー、いつか、スタジアムではなくて、ぼくもいつかは行く空の向こうのホテル・ラウンジでそんな楽しく幸せな歌を聞かせてください。

映画『AMY エイミー』公式サイト
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橋本の映画館MOVIXで「シン・ゴジラ」を見た。いままでいろんなゴジラの映画を見てきたけれど、今回のゴジラはとても怖かった。けれども、ぼくは放射能の毒の光線を巻き続けながら夜の東京を破壊し続ける怖いゴジラがもたらしたその光景がとても美しいとも思った。たしか、母校の大先輩の小説家、坂口安吾は東京の夜のアメリカ軍による空襲を美しいととある随筆に書いていたのを思い出しもした。どういうことなんだろうか?

監督と脚本は庵野秀明さん。劇場版は見ていないけれぢ、テレビ東京の深夜枠の「ヱヴァンゲリヲン」はよく見ていた。エンディング・ロールの"Fly Me To The Moon"はとても好きでした。理由もなく現れては、理由もなく都市を破壊しつくす「ヱヴァンゲリヲン」の「使徒」と「シン・ゴジラ」の「ゴジラ」、そして、多分、この映画はそのオマージュにもなっているのだと思うのだけど初代「ゴジラ」の「ゴジラ」はどこか似ているような気がする。

さて「シン・ゴジラ」にもどり、いつの時代にも自然からの地震や台風などの理不尽な怒りのような暴力にさらされてきた日本だからこそ生まれた物語なのかもしれない。再び、ゴジラはいやおうもなしに現れてしまうのかもしれないと不謹慎であるかもしれないけれど思う。

映画『シン・ゴジラ』公式サイト
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イ・ジョンピル監督の「花、香る歌」を見ました。韓国の映画です。

パンソリという朝鮮半島の伝統音楽は朝鮮時代末期まで女性が歌うことが禁じられていたのだけど、始めてそのパンソリを女性で歌った歴史上の人を史実に基づいて描いた映画でした。

パンソリとはながながとした物語を、太鼓とともに独唱する音楽で、日本の説教節やアメリカのゴスペルを思わせます。ぼくの好きな今は亡き小説家、中上健次が「物語」というとき、それは、口承で伝えられる日本の説教節であり、韓国のパンソリを指しているようでもあったのを思い出しました。

今、パンソリの唄い手は女の人がほとんどのようらしいのだけど、こんな歴史があったのかとも思いました。

民族のよきエートス(倫理的な心的態度)とは何だろうかと思いをめぐらせれば、それを表すものとして、日本では説教節の「小栗判官」や「山椒大夫」、韓国ではパンソリの「沈清歌(シムチョンガ)」、「春香歌(チュニャンガ)」がその代表かもしれません。

さて、映画「花、香る歌」にもどり、ヒロイン演じるチン・チェソンがとても魅力的ですてきでした。韓国のトップ・アイドルだそうです。

【公式サイト】映画『花、香る歌』
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ジェームズ・ブラウンの生涯を追ったドキュメンタリー映画「ミスター・ダイナマイト:ファンクの帝王ジェームス・ブラウン」を見た。ミック・ジャガーがプロデュースして、監督はドキュメンタリー映画の鬼才、アレックス・ギブニー。いろんな人がジェームズ・ブラウンを語り、実写のライブ映像が差しはさまれる。そのライブ映像と音のど迫力をぼくは映画館のサラウンドの音響で聴きたかったのです。

やっぱ、ジェームズ・ブラウンはものすごくかっこいいのだけど、後半になるにつれ、金と女の醜聞が語られるもする。1970年だかにはほぼ全員のメンバーにバンドを去られてしまうのだけど、そこで新しいバンドのメンバーとして雇われたのがティーン・エイジャーだったブ―ティー・コリンズであったのです。

それでもやっぱぼくはジェームズ・ブラウンが大好きで、ぼくがもっとも好きなアルバムは1967年のアポロ・シアターでのライブを収めた"James Brown 'Live' At The Apollo Volume II"かな。このころのライブをまるごと撮った映像を映画館で見たい。

映画『ミスター・ダイナマイト:ファンクの帝王ジェームス・ブラウン』公式サイト






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レンタルDVDでグザヴィエ・ボーヴォワ監督の映画「チャップリンからの贈りもの」を見ました。とっても心温まる穏やかで平和ないい映画でした。チャップリンの映画「ライム・ライト」とか「街の灯」とかも見たくなったな。エンドロールを見ながら、なぜか、どこかで聞いた誰かの道化師についての定義を思い出してしまった。道化師はいつも笑っているのだけど、その目だけは涙にあふれている、ということです。そのわけは、ぼくにも、誰にもわかりません。

http://chaplin.gaga.ne.jp
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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