えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

モータウン・レーベルの歌姫、Mary Wellsのアルバム"Two Lovers"を聴いていたら、その中に入っている"Guess Who"があまりに素晴らしく、ネットで調べると、かのブルースのキング、B.B. Kingも歌っているではないか。そのアルバム"Guess Who"をアマゾンで購入してしまって、聞きました。
Mary Wellsに劣らず、すばらしいです。
買ったCDは日本盤で日本語のライナーノーツが付いていて、妹尾みえさんが解説している。1990年代の後半に日比谷野音でB.B. Kingのコンサートがあって、その終盤にさしかかった時に、夕暮れのの中、ゆっくり歌いだしたのが、この"Guess Who"だったと妹尾さんは書いていました。そういえば、ぼくもそのコンサートには確かにいたことを思い出したのです。もう、生で見ると、日比谷野音どころか、あたりの霞が関の空にまで、そのギターのビブラートとチョーキングが響きわたるようで、しかも、泣き叫ぶようなブルースというよりも、ひたむきに愛に焦がれるゴスペルのようなボーカルも素晴らしく、やはり、B.B. Kingは一等高い位にいるブルースの本当の王様なんだと思ったのを、生なましく思い出します。
さてこのアルバム"Guess Who"、ブルースから二歩ではなく三歩も四歩も五歩も飛び出した"Blues'n Soul"といった内容も最高なのです。その中でやはりこの曲"Guess Who"はすばらしく、全世界のコンサートで何度も繰り返し歌われることになるのです。ありし日の夕暮れの日比谷野外音楽堂を思い出し、B.B Kingになった気持で意訳してみました。
「きみのことをほんとうに愛している人がいるよ、だれなのかな
きみのことをほんとうに気にしている人がいるよ、だれなのかな
心を開いてみれば、そうすれば、本当のことがわかるよ
それはね、きみを本当に気にかけているのは、、、ぼくだって
ずっといつまでも待っている、いつまでもだよ
ずっといつまでもきみを愛を必要としている、何の望みもないけれど
心を開いてみれば、そうすれば、本当のことがわかるよ
それはね、きみを本当に気にかけているのは、、、ぼくだって
それはね、きみを本当に気にかけているのは、、、ぼくなのさ」

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