えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
世界でもいいし、身の回りでもいいのだけど、何か事件のようなことが起こると、ぼくはいつもこれをジョン・レノンはどう歌うのだろうかと思いをめぐらし想像する。それはぼくにとって、一番頼りになる羅針盤のようなもので、あぁ、ジョン・レノンはこの時代をどう歌うのだろかなと想像してみる。
ぼくは今日、忌野清志郎の新しいアルバム"Baby #1"を買ったのだけど、今はまだ、未聴で、それは、RCサクセション解散直前の未発表の録音集なのだ。ここでもぼくは考え、思ってしまうのは、キヨシロウは今の時代をどう歌うだろうか? そんなことを想像していたら、昔、じゃがたらの江戸アケミが、おまえはおまえのロックをしろと歌っていたのを思い出し、キヨシロウが歌うこんな架空の詞が頭に浮かんだのだった。
「おれはあつかいずらいぜ
おれは空気読まないぜ
だっておれは自由、自由」
昔から日本の社会にある同質性を強いるような空気に強い違和感をぼくは持っていた。違った人間が違ったままで生きれるらしいアメリカという国のアイデアというものに惹かれもし、アメリカという国にはそんなアイデアがあって、実際のその例外のようなことを取り除くようなことがアメリカの20世紀の歴史だったのかもしれなくて、それは未だ進行中であるのかもしれないとも思う。ぼくは集団嫌いの変人のはみだしもののようなところがあって、それはそれでいいし、どこにでも一人でポツンと行ってしまう。まわりが黒くても黒くなれないし、まわりが赤くても赤くはなれなくて、彼女の髪の毛は狂気のオレンジ色なのだよとチャールズ・ミンガスはベースを弾いたのではないか? ぼくは真っ赤な水玉もようを着たピエロにも憧れる。
キヨシロウは今の日本をどう歌うのかと、再び思いをめぐらすと、ぼくにはキヨシロウのこんなリフレインも聞こえてくるようなのだ。
「ベイビー、逃げるんだ
ベイビー、逃げるん、逃げるんだ」
そして、この文章をこの前の2010年1月14日に逝ってしまったニューオーリンズから来たはみ出し者の歌い人、ボビー・チャールズに捧げます。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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