えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
石牟礼道子さんの最新著作は、石牟礼道子さんからの東日本大震災を挟む足かけ二年にわたる語り下ろしで、そのような「花の億土へ」を読んだ。重く深いメッセージが語られているのだけど、まさしく、今という時代に向けたメッセージで、人間の作り出したありとあらゆる邪悪なものによって、人類どころではなく、生類そのものも滅びの道を歩いているのではないか、と石牟礼さんは危惧し、メッセージを重ねている、その言葉の美しさにもため息が出てしまう。道子さんは、すべての生きものはある希望のようなものを抱いて生まれてくる、というのだけど、その希望というものは、何だろうと、想像の翼をぼくははばたかせる。石牟礼道子さんの言葉は詩であり、詞であり、歌であり、祈りのようなものでもあって、本当に美しい。ぼくは、石牟礼道子さんこそが、三人目の日本人のノーベル文学賞にふさわしい、と思うのだが、どうでしょう。
<< インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌
HOME
ピカソの鳩 >>
[843] [842] [841] [840] [839] [838] [836] [837] [835] [834] [833]
[843] [842] [841] [840] [839] [838] [836] [837] [835] [834] [833]
この記事にコメントする
カレンダー
えいちゃんのお奨め
カテゴリー
最新コメント
最新記事
(11/01)
(10/30)
(10/28)
(10/25)
(10/24)
(10/21)
(10/16)
プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
ブログ内検索
最新トラックバック