えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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国旗って見ていて見あきないと「世界が見える国旗の本」を読みながら思う。世界にはこんなにいろんな国があり、国旗があったのか、と思う。ソビエト連邦が崩壊していろんな国が生まれたことを知る。アフリカや中南米には知らない小さな国がたくさん。で、日本の国旗がわが国の国旗なので対象外とし、特に印象に残った国旗というか、これはいいなぁ、好きだなぁ、と思う国旗を三つ紹介します。

では、お隣の韓国の国旗。韓国の国旗の由来はこういうことだそうだ。

「「太極旗(テグッキ)」と呼ばれるこの旗は赤(陽)と青(陰)を組み合わせた中央の円が宇宙を表し、相反するものとの調和を表す。太極の周囲には易経で用いられる4つの記号が配置され、それぞれ天・水・火・地を意味している」

深淵なる東洋思想の奥義が韓国の国旗には表されているのですな。

アフリカのガーナの国旗はかっこいい。

「イギリスからの独立を機に、汎アフリカ色(赤・黄・緑)の横三分割旗を採用している。中央に配置された黒い星はアフリカの解放と統一、希望を象徴していて、国歌でも「希望と栄誉の黒い星」と歌われている」

おー、これはレゲエミュージックに多大な影響を与えたジャマイカの思想家、マーカス・ガーベイの商船会社、ブラック・スター・ライナーの記章そのままではないか。

ブラジルの国旗も強烈に印象に残ります。

「中央の天体は王政から共和制に移行1989年11月15日のリオデジャネイロの夜空を表す。緑は自然、黄色は資源を表し、白帯の文字には「秩序と進歩」の文字が記されている」

夜空を国旗にするのなんか、なんか素敵ではありませんか。

番外編として日本の国旗も世界の国旗の中に並べて見ると、とても個性的。

「中央の赤い円は太陽をモチーフにしたもので千年以上も前から日本のシンボルとなっているが、1999年の国旗及び国歌に関する法律によって正式に国旗に制定された」

日本の国旗と国歌の法制化とその後の大阪府や東京都を始めとする行政の取り扱いについて、右翼団体の最高顧問である鈴木邦夫さんの意見になるほどと思い、腑が落ちた。

「しかし、不思議だね。国旗・国歌が法制化された時「これは強制するものではありません」と政府や(当時の)文部省は言っていた。つまり、「日本の旗は日の丸ですよ。日本の歌は君が代ですよ」と確認するだけだ、と言っていた。しかし、法律を作ると、急にそれを拡大解釈しようとする人が出る。
 「じゃあ、国旗・国歌にふさわしい扱いをしよう」 「じゃあ、公立の中学・高校では生徒に歌わせよう」となる。さらには、「全員で歌った方がいい」となる。全員が立ち上がり、全員が口を開けて歌う。そこに「統一美」を感じるんでしょうな。また、それが「愛国心」だと錯覚する。いかんですな。
 さらに、「歌わない人間は困る」 「処分しろ」という発想になる。いやいや立っても「歌ってないじゃないか」と責める人がいる。「あら探し」が始まる。都内の高校で本当にあった話で、「実際に口を開けて歌っているかどうか」を写真に撮って歩いている人間がいるという。教育委員会や保守派の議員だ。やだね。法律ができるとこんな人間が出てくる。でも、写真を撮っている人間は少なくとも歌っていない。じゃあ、そいつが一番「君が代」を侮辱している「国賊」だよ。違いますかね。
 さらに「口を開いて、歌っているフリだけしている人間がいる。だから、本当に声を出しているかどうかを調べよう」という人もいる。つまり、音声を計るわけだ。いやだね。よくこんなことを考えつくもんだ。
 これじゃあ、君が代がかわいそうだ。ただ「強制」の道具にされているだけだ。左翼教師や「内心の自由」を持った教師を苛めるための道具にされている。「国歌」として大事にされていない。尊重されていない。まるで「拷問の道具」だよ。「踏み絵」だよ。
 それに「何でもいいから歌え!」と言っているだけだ。いや「何でもいいから」なんて言っていない、と「強制派」の人は言うかもしれない。しかし、違う。「君が代」を今まで5000回は歌ってきた私が言うのだから間違いない。
 ・・・・・・・
 ここで思った。よし、私は、これから教師になってやる。今から大学に入り直し、教職課程をとり、公立高校の教師になる。それで、入学式や卒業式の時、君が代で起立しない。当然、処分される。しかし、今まで5000回、君が代を歌ってきた「愛国者」である私を、誰が処分できるのか。そう言ってやりますよ。「じゃあ、あなたは何回君が代を歌いましたか?」と。20回ですか? 30回ですか?その程度で「君が代を愛していると言えるんですか」。20回しか歌わん人が、5000回歌った私を処分できるんですか? と。」

日本社会の同調圧力に怖さすら感じることがあるのだけど、「日本中の学校にですね、国旗を挙げて、国歌を斉唱させるというのが、私の仕事でございます」を受けての園遊会での天皇陛下のおっしゃっていたことを思い出します。

「やはり、あの、あれですね、その、強制になるというようなことでないほうがね、望ましい」

二十世紀はたくさんの国が生まれ、国旗が生まれ、国と国との間で戦争も繰り返され、民族が国を求めての争いもたくさん起きて、本当にたくさんの人たちが死んだ。二十一世紀もそれが続いているのだけれども、未来の歴史はそれをどう見るのだろう?

さて、ロンドン・オリンピックが始まりますね。がんばれ、ニッポン!









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えいちゃん
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S.E.
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音楽
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音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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