えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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こんな夢を見た。ぼくはどこかの暗い森の中を歩いている。その暗い森の中で明るくなっている方が見つかり、そこに向かって歩いて行く。すると、木立はまばらとなり、あらゆる背丈の草が生い茂っている明るい小さな野原に出て、そこでは黄色、橙、赤などのさまざまな色の花ばなが一面に咲いている。とても美しいその景色を見て、これを写真に撮り、ネットで公開したい、と思い、リュックの中をスマホかカメラを探すが、出てこない。ふと、ポケットにてを入れると手のひらにのるようの小さなカメラが出てくる。こんな小さなカメラで写真が撮れるのだろうか、と訝りつつ、あたりを見わたせば、人の一人も入ったことのないようなそこは、花ざかりで、まぶしく美しい。

そこで目が覚めた。小さなカメラは心の中のカメラでそれでこそ写しとれる、とぼくは夢を解釈をしますが、どうでしょう? とらわれずに見ること、ジョン・レノンが歌った" Across the Universe"とはそのようなことではあるまいか? すると世界は変わらず、普遍の美しい。
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こんな夢を見た。ぼくは家族や数人の仲間たちと歩いて旅をしていて、一つの目標の所にたどり着いたらしい。門をくぐると見たこともないような大きな寺院(善光寺のようでもあり)があり、その寺院の前を松がかぶさるように伸び、目の前の空には美しい橙色の猛禽類が悠々と飛んでいる。

そこで目が覚めた。美しい夢でした。寺院、松、橙色の猛禽類。橙色の猛禽類などというものはこの世界にはありはしないけれど、それは夢の中で確かに寺院と松のある空を飛び、それはそれは美しい景色でありました。
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こんな夢を見た。ぼくはどこかの野原にいて座っている。ふとまわりを見ると、昔、飼っていた犬のレオがいる。ぼくがレオに「レオ」と呼びかけると、レオはゆっくりとぼくの方に歩いてきて、近くまで来ると、ごろんと横たわる。ぼくはレオを撫でている。動物のやさしい感触が手から確かに伝わってくる。ふとぼくは、レオは死んだはずなのに、懐かしくまったく昔のままで、どうしたんだろう、と思う。ここにいるレオは生まれ変わりだろうか、それとも二代目だろうか、などと考えている

そこで目が覚めた。最近、同じような夢を繰り返し見たりします。さて、レオは何を伝えたいのだろうか? なんとなく分かる気もするのですが、言葉では言い表せません。
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こんな夢を見た。ぼくは父と母から、おまえは本当は大学を卒業してはいないんだろう、と責められている。ぼくは卒業したと答えるが、父と母に聞き入れられず、どんな卒業論文を書いたのか、と聞かれる。ぼくは武田泰淳について書いた、と答える。父に、現代文学か、くだらん、それも嘘だろう、となじられ、どんな卒業論文なのか、武田泰淳がどんな作家なのか、説明しろと言われる。ぼくは、武田泰淳について中国にとても深い関わりがあり、第二次世界大戦の中国大陸での従軍体験のある作家であることなどを説明し始め、小説「ひかりごけ」のストーリーを話し始める。すると、母とぼくはその「ひかりごけ」の物語の中に入り込んでいるようなのだ。その物語の中で、とあるひなびた食堂で、金箔をふりかけた不思議な食べものを見る。これを食べてしまえば、母もぼくも、ひかりごけのうっすらとぼんやり吸い込むような光を身にまとうことになるんだ、と思い、躊躇している。

そこで目が覚めた。ぼくは連日のウクライナでの戦争のニュースに神経がまいってしまっているのだろうか? 誰も殺したくない、と思いつつ、殺し、殺され、今も死んでいっている若い兵士のことを思う。谷川俊太郎さん作詞、武満徹さん作曲の反戦歌「死んだ男の残したものは」が耳に聴こえてくるようなのです。

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こんな夢を見た。ぼくはどこかの知らない大きな広場にいる。そこは、どうやら卒業式の会場らしい。そこかしこに高校や大学の旗がはためているが、それは正式の校旗ではないらしく、手製のデザインの旗なのが見て取れる。近くに成城学園の旗がはためいているのが見える。成城学園はキリスト教系の学校であったのだろうか、その旗は、青い地に十字架などの様々な聖像が刺繍で描かれていていて、ぼくは、それがかっこいいと思う。その広場の中で十何人かの顔見知りの友だちの集団と合流し、世間話に花が咲く。いよいよ卒業式も終演となり、ぼくたちは広場の出口に向かって歩いて行く。ぼくの友だちは、卒業したら、こんな世界をよくする運動をするための団体を立ち上げて、活動するつもりだと言い、ぼくに仲間にならないかと勧誘する。ぼくは、それはいいことだ、素晴らしいねと言いながら、勧誘されたことには何も答えずに、やんわりと断っている。ぼくは、組織とかはもうこりごりだ、一人で涼しく、自由に生きて行こうとも思っている。しかし、卒業してしまえば、もうほとんど奇跡的な再会でもなければ、みんなとも二度と出会えないのだと思うと、無性に寂しい。

そこで目が覚めた。そして、思いました。人生というのは寂しいなぁ。どんな誰ともいつかはお別れしなきゃならないんだ。
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こんな夢を見た。ぼくはある女の人と結婚することとなったらしい。これから二人で暮らすこととなるそれはそれは広い洋館の大邸宅で、二人で大きなシャボン玉を飛ばして遊んでいる。そこに父と母が帰って来る。いたるところ、石鹼の泡だらけになった家の中を見て、父と母は困惑している。

そこで目が覚めた。なんとなく楽しい夢でした。ふと、シャボン玉はユング的で、石鹸の泡はフロイト的だと思う。インターネットで見つけたある夢のページによれば、シャボン玉は夢、希望を表し、石鹸は心の浄化を表すという。なるほどね。
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こんな夢を見た。ぼくは坂本龍一さんと知らない町の駅前のローターリーのあたりを歩いている。そこには古ぼけた、もう動きそうにないトロッコ列車が観光客向けの記念物か何かだろうかといった様子で停まっている。坂本さんは、あれにのろうよ、とぼくを促し、二人で小さなトロッコ列車に乗り込む。三両連結の一両がディーゼルか何かの機関車になっていて、その一両の中で、坂本さんはたくさんあるレバーを操作している。すると、その列車は動き出し、ぼくは、やばい、と思い、ドアをこじ開け、列車から飛び降りる。坂本さんを乗せたトロッコ列車は走ってどこかに向かって行く。ぼくは、その列車と足で走って並走し、まがり道でその列車と別れ、とぼとぼと道を歩いて行く。すると、坂本さんが、自転車でぼくを追いかけてくる。坂本さんは自転車を降り、自転車を引いて、歩きながら、高校生のころ、あの列車を動かすいたずらをよくやっていたよ、それで、つかまってしまったことはなかったよ、とぼくに話してくれる。坂本さんとぼくは大きな木造の建物の中に入っていくとそこな木製のロッカーのたくさんある、古い着替え室か物置のようなところで、キャンプの道具などもたくさん置かれている。坂本さんは、じゃまた、とどこかに行ってしまい、いなくなる。その部屋の入ってきたところと違うドアの向こうに大きな体育館らしきものが見えていて、体操着を着た生徒たちが整列している。ぼくも体操着に着替えて、あそこで整列しなくてはいけないのかもしれない。着替えてあの列の一番後ろに申し訳程度に立てばいいのかもしれない、と思いつつ、高校生のころあんな風に整列するのが嫌で、朝会をさぼっていたことを思い出す。

ここで目が覚めた。まさか、教授に何か起こったのかと思い、インターネットでグーグルの窓に「坂本龍一」と打ち込み、ニュースを検索してしまった。坂本さんは去年の一月に大腸がんの手術を受けて、療養中だそうだけれど、大事ではなさそうでよかった。その昔、YMOに「体操」という曲があって、その「体操」について、教授が、体操というものは全体主義に子どもを馴致させるための暴力的な装置だから、あんなもの(体操)を一列に並んで楽しくやったり、やらせてはいけない、とも後に言っていた。もう40年前のことです。そんな坂本龍一さんが好きです。



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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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