えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
五木寛之さんと佐藤優さんの対談の『一寸先は闇』を読む。佐藤優さんの「まえがき」の「高市早苗首相に白紙委任状を渡し、大統領型の強い指導者のもとでの生き残りに多くの国民が希望を託している」には異論を感じつつ、対談は面白く、一気読みしてしまった。もしくは、ぼくは「多くの国民」の中にいつものように入っていないのだろう。ただし、同じく「まえがき」にある「「新しい戦前」を生きている私たちが「新しい戦中」に突き進んでいかないようにするため」という志は同じだ、とぼくは信ずる。
この対談は「五木氏の言葉を通じて、私たちは昭和の20年、戦前のと戦中の日本人の心情を追体験できる」というようなもので、それは「新しい戦中」を避けんがためのものであろう。濃厚な対話がつづきますが、やはり「一寸先は闇」。本の帯から紹介のためにいくつかの文を引用しつつ、『一寸先は闇』をお勧めいたします。
・国家ほど信用できないものはない
・軍隊の中は階級はあれど、食事も暴力も平等だった
・明治維新も戦争も、「歌」と共にやってきた
・軍国主義に便乗した戦中のインテリ
・社会的差別はなくなったが、政治的差別は残った沖縄
・アメリカへの幻想は完全に崩壊した
・個人の自己喪失感がファシズムを生む
具体的に何をするかは各々、考えましょう。おやすみなさい。
『一寸先は闇』五木寛之/佐藤優 | 幻冬舎
クロエ・ジャオ監督の『ハムネット』を見ました。「「ハムネット」は「ハムレット」ともいわれた」とさりげなくスクリーン但し書きが映され、映画は始まりました。時は16世紀末から17世紀の始め、ウィリアム・シェークスピアの悲劇『ハムレット』にまつわるシェークスピア自身とその妻、三人の子どもの家族劇。当時のイギリスの神秘を生きているかのような森と貧しくも実直な人の暮らしと心が美しい。驚きのラストの一筋の希望の光であるかのようなシーンからエンディングロールにかけて、静かな感動となり、その余韻にひたっていると、どこからかすすり泣きの声が聞こえてきました。
映画『ハムネット』オフィシャルサイト 2026.4.10公開
斎藤幸平さんの著した『人新世の「黙示録」』を読みました。未来を語れない右翼の論客ばかりのように見える日本の中で、何とか未来の希望をたぐり寄せようとする、このような本を読むと胸がすーっとします。温暖化による地球環境の不全が止められなくなった今の時代に求められるのはカール・マルクスの後期の著作にヒントを得た社会主義と共産主義で、それはフリードリヒ・ハイエクの自由主義の害悪を乗り越え、従来の中国やソビエトの社会主義の悪夢も克服できるとします。とても昔の若い時に読んだマルクスの『フランスの内乱』を再び読もうかとも思いました。二つの書評を紹介してこの項を締めくくりたく存じます。
三牧聖子氏(国際政治学者)
「飽くなき技術革新が人類を救う――
そう囁くテック・エリートが造る「ノアの方舟」にあなたの席はない。
普遍的な人類の救済へ、ラディカルな希望をつなぐ書。」
柄谷行人(思想家)
「資本主義の暴走による諸システムの崩壊により、少数の富裕層以外は地獄のような苦境に追いやられ始めているという著者の絶望を私も共有している。本書が提言する、新たなる「計画経済」「プロレタリア独裁」の行方を見守りたい。」
人新世の「黙示録」
小林よしのりさんの著した『愛子天皇論3』を読み、『愛子天皇論』を読んだ。『愛子天皇論3』と『愛子天皇論』の間の時期に出された『愛子天皇論2』も読んでみた。
天皇制の議論から離れた、「第1部 愛子さましか勝たん!編」の「第17章 人権は未だカルトなり」には強い違和感をおぼえた。
この本でもたくさん使われる「左翼」だの「右翼」だの、「リベラル」だの「保守」だのの線引きがよく分からなくなる。ぼく自身の感覚からして、そんな線引きのどちらかに属せといわれても困る。
今、女性天皇も女系天皇も認めている議員の多くいる政党は、皮肉なことに日本共産党のみとなってしまった。圧倒的な多数派となった自民党の維新の会の与党は今の国会での皇室典範の改変についての議論の結論を急ぐという。その後に、畢竟、政治によって天皇は利用され、三島由紀夫の愛着した文化としての天皇は朽ち落ち、滅んでいくだろう。寂しいかぎりです。
ゴーマニズム宣言SPECIAL 愛子天皇論2|書籍詳細
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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