えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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渋谷のクラブ・クアトロでStranger Coleを見ました。スカ時代からのジャマイカのシンガーは御歳、82歳にして、元気そのもので、かっこよく、スカやロックスティデイを強烈なパトワ(ジャマイカ訛り)で歌ってくれました。ニャハハとかって笑って、ご機嫌そのもののStranger Coleのパフォーマンスが笑顔満開で最高です。ところでクアトロって、こんなに小さいライブハウスだったっけか? ここでDr. Johonも、Carlton and The ShoesのCarlton Manningも、Sun Ra Archestraも、Cassandra Wilsonも見たことを懐かしく思い出しもします。そんなクアトロに今夜も笑顔とダンスが広がりました。
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日比谷野外音楽堂で琉球フェスティバルを観ました。出演したミュージシャンは、大工哲弘 with 苗子、Cocco from 沖縄のウタ拝、比嘉栄昇が率いる「ヤエヤマ・アッチャーズ・バンド(Y.A.B)」、ネーネーズ(上原渚、小濱凜、狩俣幸奈)、ディアマンテス、パーシャクラブ、琉球國祭り太鼓のみなさんでごさいます。司会はいつものガレッジセール。今のネーネーズの歌にユニゾンの声の圧倒的な力を感じ、Coccoの神がかったパフォーマンスも素晴らしい。大工哲弘さんと苗子さんの古い沖縄の民謡が夜の空ににじんでゆく至福の時。トリのパーシャクラブの「安里屋ユンタ」は「サーユイユイ」と「マタハーリヌ、チンダラカヌシャマヨ」のコール・アンド・レスポンスもある、リズムはニューオーリンズのセカンド・ライン・ファンクで、踊りながらみんなの心がひとつになってゆく。楽しかった。
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渋谷のWWWというライブハウスで渋谷の虎子食堂というところの15周年記念というイベント『SUPER TIGER』に行ってきました。SOUL FIRE meets Chicaのあと、DJがレコードをかけます。爆音でレゲエ系の音楽を久しぶりに聴くのが気持ちいい。1時間近くして登場したUndefined meets こだま和文。「Ceasefire Now」と「Free Palestine」の手書きのプラカードをマイクの前にぶらさげて、こだま和文さんが、まったくぬるくない、冷水をあびせかけ、凍りつくような、詩とトランペットの本気のものすごいパフォーマンスを見せてくれました。最高でした。KODAMA AND THE DUB STATION BANDのライブを見たい。
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ビルボード東京にタワー・オブ・パワーのライブを見に行きました。ひさしぶりに本物のファンクを聞いて、体に感じて、踊って、興奮してしまいました。まさにソウル・パワーです。フォーン隊は、刃物の鋭さで、唯一無二のかっこよさ。その底のドラムとベースのリズムがうねうねととぐろを巻いています。ステファン"ドク"クプカのバリトンサックスが効いてて凄いっす。複雑なキメのファンクに譜面は立っていない。そう、現役ファンクバンドにぼくはひさしぶりに踊ってしまうのです。
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昔からビッグバンドとかスウィングジャズが好きで、レコードやCDをよく聴いていたのだけれど、ライブは見たこともなく、初めてのビッグバンドのライブを見ようと、ビルボードライブ東京に参りました。Gentle Forest Jazz Bandというコンダクターを含めて21人の大所帯のバンドのど迫力の素晴らしさを堪能しました。その中の3人組のGentle Forest SistersがAndrew Sistersみたいで、ぼくをありし日の終戦直後のボールルームに連れていってくれるようでもありました。思わず、サイン入りの最新のCDを買ってしまったのはいうまでもありません。
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横浜美術館に『第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで生きてる」』を見に行く。

3年に1回の現代美術の祭典。ふと始まったばかりの20年前ぐらいに見た『横浜トリエンナーレ』を思いだし、そのころはエレクトロニクスを使った体験型の美術作品も多くを占め、好評であったが、時は流れた。今、東京都の何十億円もかけたプロジェクションマッピングはその金銭面から批判されているけれど、美的にも芸術としてもあまりに陳腐だ。

さて、『横浜トリエンナーレ』の今年のテーマ「野草:いま、ここで生きてる」は、中国の詩人、魯迅の詩からとられている。魯迅は社会に常にコミットしつづけ、安住の地すらついには求めなかったという。あまり期待せずに見に行ったのだが、歴史と地域、国家、宗教などのおらゆるものを草花の種のように越境する現代の芸術家の問題意識が今というすさんだ時代に一矢報い、ぼくの心と魂に刺さるかのようでもあるのだ。

ガザで毎日、子どもや赤ちゃんが殺されていく今という時代。なんという憂鬱なのだろう。陳腐なプロジェクションマッピングではなく、むしろ、ピカソのゲルニカのように、世界の痛苦と共感し、愛すらも示す、何人もの無名の芸術家こそ必要だ。ぼくはそのような芸術の力を信ずる。『第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで生きてる」』は6月9日の日曜日まで開会中。
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新宿末廣亭令和六年六月上席昼の部に参りました。

見た演目を書き出してみます。前座の桃月庵ぼんぼりくんの「子ほめ」、二つ目の林家あんこさんの「鏡屋女房」、二つ目の三遊亭萬都くんの「初天神」、ストレート松浦さんのジャグリング、春風亭柳枝師匠の「五目講釈」、蜃気楼竜玉師匠の「親子酒」、三遊亭窓輝師匠の「権兵衛狸」、林家八楽師匠の紙切り、桃月庵白酒師匠の「縁起かつぎ」、柳家小袁治師匠の「堪忍袋」で仲入り前に今日は落語の日ということで、おめでたい手拭い蒔きもございました。そして、林家つる子師匠の「反対俥」、笑組の漫才、林家正雀師匠の「鴻池の犬」、柳家小里ん師匠の「碁泥」、立花家橘之助師匠の浮世節、主任は林家正蔵師匠の「雛鍔(ひなつば)」。

眠くなって、うつらうつらするのも寄席での幸せの一つではありますが、眠くならず、さらには印象に残った演目をいくつか述べさせていただきます。桃月庵白酒師匠の「縁起かつぎ」は大笑いしました。今、一番のっている落語家の桃月庵白酒師匠の独演会を近いうちに見にいかなきゃ。林家つる子師匠の「反対俥」は、つる子師匠ならこれという、林家正蔵師匠いわく暑苦しくも、エネルギッシュな名演です。三味線を持った立花家橘之助師匠の浮世節を聴けば、さーっと江戸の風が吹いてきて、お客さんをありし日の江戸の下町にはこんでくれる。これがいい。林家正蔵師匠の「雛鍔」の枕の、正蔵師匠の子どものころの雛祭りの話、お父さんの林家三平の話、憧れた古今亭志ん朝の話から、さーっと本題に移るその見事さ。本題の人情噺「雛鍔」に江戸の涼しい風も吹く。素晴らしかった。

寄席はパラダイスですな。
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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