えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

entry_top_w.png

浅草の木馬亭で『ウチナージンタ1994-2024』と称されたインディーレーベル「off note」30周年記念のコンサートを見ました。出演したミュージシャンを失礼にも敬称略でご紹介します。大工哲弘(唄, 三絃)・大工苗子(箏, 囃子)・梅津和時(saxophone, clarinet)・大熊ワタル(clarinet, accordion)・中尾勘二(saxophone, klarinette)・関島岳郎(tuba)・向島ゆり子(violin)・石川浩司(percussion)。素晴らしい歌と演奏でした。客先は何か、ぼくの同世代の同胞たち、同志たちの同窓会のような空気にあふれておりました。みんな、よく生きのびてきたよ。ミュージシャンたちにレスペクト。「off note」の主催者の神谷一義さんにもレスペクト。ぼくらの第二章の始まりだ。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png


紀尾井ホールでパソナグループ「夢オーケストラ」のコンサートを見ました。夢オーケストラは、昼間はパソナグループで働いているプロのクラシックミュージシャンではない人たちの集団で、ぼくはその力量と技術に驚いてしまうのですが、そこにプロの指揮者である曽我大介さんが入り、ラストの曲にゲストのプロのピアニストの小原孝さんが入っておりました。曽我大介さんの立ちふるまいのオーラにも圧倒されてしまいます。

「音楽で巡る世界のExpo」というテーマで選曲され、一曲目に演奏された曲はシュトラウスの『美しき青きドナウ』で、その美しい音楽の響きにぼくは眠くなってしまう。2曲目が「ゴジラ」のテーマ曲を作った伊福部昭の『シンフォニア・タプカーラ』。「タプカーラ」とはアイヌ語で「立って踊る」という意味で、その土俗とすら感じさせる現代音楽のような異様な旋律も含み、めったに聴くことのできないこの曲に胸の高鳴る面白さを感じました。20分の休憩をはさんでエルガーのおなじみの『威風堂々』の第一楽章。次にラヴェルの組曲『マ・メール・ロワ』で、その中の「パゴダの女王レドロネット」が細野晴臣さんの作る中華風ポップスメロディーを思い出させ、面白かった。ラストはいつかオーケストラのライブで聴いてみたいと思っていたガーシュインのピアノ協奏曲『ラプソディ・イン・ブルー』を小原孝さんのピアノが加わり、堪能しました。

素晴らしいコンサートの、前から4列目という素晴らしい席のチケットを手配してくれたお友だちに感謝、感謝です。アンケートに要望する曲としてマーラーの五番と書いたぼくだけれど、この戦争の終わらない世界にあって、「子どもと戦争」というテーマでコンサートをしてはくれまいか?
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png

相模大野のアコパで打田十紀夫さんのライブを見ました。脳出血の後の、さらにリハビリの後の打田さんは元気です。素晴らしい演奏でした。リハビリは、初心者向けの自分自身のフィンガーピッキングの教則本『打田十紀夫 フィンガースタイル・ギター・メソッド』を読んで、行ったということですが、ぼくも買ってしまいましたよ。

不謹慎ながらも、ぼくはかっこよくブルースやラグタイム、オリジナルを弾く打田さんを見ながら、ジャンゴ・ラインハルトというヨーロッパの天才ギタリストを思い出してしまう。ジャンゴは自分の暮らしていた馬車のキャラバンの火事で、左手に大怪我を負い、そこから自分の奏法を編み出したという。打田十紀夫さんもこれからもさらに新たな地平へと進化する予感すら、するではないか。これからも打田十紀夫さんを応援し、ライブを見つづけたいと思うのです。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png


渋谷のクラブ・クアトロでStranger Coleを見ました。スカ時代からのジャマイカのシンガーは御歳、82歳にして、元気そのもので、かっこよく、スカやロックスティデイを強烈なパトワ(ジャマイカ訛り)で歌ってくれました。ニャハハとかって笑って、ご機嫌そのもののStranger Coleのパフォーマンスが笑顔満開で最高です。ところでクアトロって、こんなに小さいライブハウスだったっけか? ここでDr. Johonも、Carlton and The ShoesのCarlton Manningも、Sun Ra Archestraも、Cassandra Wilsonも見たことを懐かしく思い出しもします。そんなクアトロに今夜も笑顔とダンスが広がりました。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png

日比谷野外音楽堂で琉球フェスティバルを観ました。出演したミュージシャンは、大工哲弘 with 苗子、Cocco from 沖縄のウタ拝、比嘉栄昇が率いる「ヤエヤマ・アッチャーズ・バンド(Y.A.B)」、ネーネーズ(上原渚、小濱凜、狩俣幸奈)、ディアマンテス、パーシャクラブ、琉球國祭り太鼓のみなさんでごさいます。司会はいつものガレッジセール。今のネーネーズの歌にユニゾンの声の圧倒的な力を感じ、Coccoの神がかったパフォーマンスも素晴らしい。大工哲弘さんと苗子さんの古い沖縄の民謡が夜の空ににじんでゆく至福の時。トリのパーシャクラブの「安里屋ユンタ」は「サーユイユイ」と「マタハーリヌ、チンダラカヌシャマヨ」のコール・アンド・レスポンスもある、リズムはニューオーリンズのセカンド・ライン・ファンクで、踊りながらみんなの心がひとつになってゆく。楽しかった。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png

渋谷のWWWというライブハウスで渋谷の虎子食堂というところの15周年記念というイベント『SUPER TIGER』に行ってきました。SOUL FIRE meets Chicaのあと、DJがレコードをかけます。爆音でレゲエ系の音楽を久しぶりに聴くのが気持ちいい。1時間近くして登場したUndefined meets こだま和文。「Ceasefire Now」と「Free Palestine」の手書きのプラカードをマイクの前にぶらさげて、こだま和文さんが、まったくぬるくない、冷水をあびせかけ、凍りつくような、詩とトランペットの本気のものすごいパフォーマンスを見せてくれました。最高でした。KODAMA AND THE DUB STATION BANDのライブを見たい。
entry_bottom_w.png
entry_top_w.png

ビルボード東京にタワー・オブ・パワーのライブを見に行きました。ひさしぶりに本物のファンクを聞いて、体に感じて、踊って、興奮してしまいました。まさにソウル・パワーです。フォーン隊は、刃物の鋭さで、唯一無二のかっこよさ。その底のドラムとベースのリズムがうねうねととぐろを巻いています。ステファン"ドク"クプカのバリトンサックスが効いてて凄いっす。複雑なキメのファンクに譜面は立っていない。そう、現役ファンクバンドにぼくはひさしぶりに踊ってしまうのです。
entry_bottom_w.png
<< 前のページ   HOME   次のページ >>
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10
plugin_top_w.png
カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
えいちゃんのお奨め

ライブのお知らせ

ぼくのTwitter

plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
最新コメント
[05/19 Pg Soft]
[05/04 ペコ]
[12/23 ロンサム・スー]
[07/27 gmail account]
[08/29 えいちゃん]
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
ブログ内検索
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
最新トラックバック
plugin_bottom_w.png
Copyright えいちゃん(さかい きよたか) by えいちゃん All Rights Reserved.
Template by テンプレート@忍者ブログ