えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
三月三日、浅草演芸ホールにて令和八年三月上席昼の部『桃組公演』です。見た演目を記します。前座の翁家日和さんの「狸の恩返し」、二ツ目の金原亭杏寿 さんの「牛褒め」、柳家小春 師匠の三味線弾きの、唄いの粋曲、二ツ目の林家きよ彦さんの「いい感じの小料理屋」、花島世津子さんのマジック、林家なな子師匠の「宗論」、弁財亭和泉師匠の「いい感じの小料理屋」で一回目の仲入りとなりました。のだゆきさんの音楽パフォーマンス 、柳亭こみち師匠の「しの字嫌い」、林家ぼたん師匠の「近日息子」、ニックスのお二人の漫才、神田茜さんの講談「幸せの黄色い旗」、古今亭菊千代師匠の「権助魚」、松旭斎美智さんと松旭斎美登さんのお二人のマジック、三遊亭歌る多師匠「町内の若い衆」で二回目の仲入りとなりました。二ツ目師匠の春風亭一花さんの「呑める」、すず風にゃん子さんとすず風金魚さんのお二人の漫才、林家つる子師匠の「箱入り」、林家家小菊師匠の三味線弾きの、唄いの粋曲、主任は蝶花楼桃花師匠の「松山鏡」でした。その後、桃組大喜利がありまして、司会は蝶花楼桃花さん、メンバーは弁財亭和泉師匠、林家きよ彦さん、金原亭杏寿 さん、のだゆきさん、柳家小春師匠、林家なな子師匠でありました。
『桃組公演』は女ばかりの出演者の寄席でありました。演目もバラエティにとんでいて楽しい。特に印象に残った演目です。柳家小春師匠の唄いのまろやかさがいいですなぁ。のだゆきさんの音楽パフォーマンスのとぼけた味が好きです。三遊亭歌る多師匠「町内の若い衆」に大爆笑。春風亭一花さんの「呑める」もよかった。今年の秋に真打ちですね。すず風にゃん子さんとすず風金魚さんのお二人の漫才のいつもの大爆笑。蝶花楼桃花師匠の「松山鏡」にいい噺だなぁ、とぼくはつくづく思ってしまいます。村の鏡というものを知らない正直者の夫婦の噺。このほっとするも蝶花楼桃花師匠のグレイトなお人柄のたまものです。桃組大喜利では林家なな子師匠のワンパクぶりに大爆笑。
暗いこの世のつらさ忘れ、寄席は心のオアシスです。
第25回さがみはら若手落語家選手権の第3回予選会に行ってまいりました。見た落語です。前座の柳亭すわ郎くんの「転失気」、二ツ目の立川らく萬くんの「霊婚」、二ツ目の柳家小もんくんの「粗忽の釘」、二ツ目の春風亭昇輔くんの「強情灸」で仲入りです。その後、二ツ目の春風亭与いちくんの「竹の水仙」、二ツ目の三遊亭好二郎くんの「普段の袴」。
このさがみはら若手落語家選手権は二ツ目の競い合いとなっておりまして、お客さんの投票で本選に進める人が決まります。ぼくは春風亭与いちくんの「竹の水仙」に投票しました。全体の投票でも「竹の水仙」が一番でございました。春風亭与いちくん、本選出場、決定ですな。
この「竹の水仙」、日光東照宮の眠り猫を彫った彫刻師、左甚五郎の噺でごさいます。この「竹の水仙」は、左甚五郎が無銭で宿に泊まり、その宿賃代わりにと、木で水仙を作り、ひと騒動が巻きおこります。春風亭与いちくんの「竹の水仙」は、思わず含み笑いをせずにはいられないような、名人の域の噺でございました。
暗いこの世のつらさ忘れ、落語は心のオアシスです。
世の中が暗くて調子、悪い。けれど、ひさしぶりに歌ができました。渡辺白泉の有名な俳句からインスパイアされてできたのです。下のような俳句です。
戦争が廊下の奥に立つてゐた
できた歌の歌詞は、衆院選挙の今日、披露することに意義も意味も感じてしまいます。相模原では雨もやんできましたよ。みなさん、選挙の投票はすませましたか?
♪♪♪
戦争が廊下の奥に立っていた
戦争が廊下の奥に立っていた
戦争が人間みたく立っていた
戦争が今じゃ真ん中立っている
戦争が今じゃ真ん中立っている
にやりと笑って立っている
戦争がおれの左手引っ張って
戦争がおれの左手引っ張って
何処に行こうというのかね
守るの攻めるの囁いて
おれを何処かに連れて行く
夢か現か神様か
はたまた怪しの化け物か
死体の山が見えてきた
おれはおっかなくて逃げていた
戦争が廊下の奥に立っていた♪♪♪
戦争が廊下の奥に立つてゐた
できた歌の歌詞は、衆院選挙の今日、披露することに意義も意味も感じてしまいます。相模原では雨もやんできましたよ。みなさん、選挙の投票はすませましたか?
♪♪♪
戦争が廊下の奥に立っていた
戦争が廊下の奥に立っていた
戦争が人間みたく立っていた
戦争が今じゃ真ん中立っている
戦争が今じゃ真ん中立っている
にやりと笑って立っている
戦争がおれの左手引っ張って
戦争がおれの左手引っ張って
何処に行こうというのかね
守るの攻めるの囁いて
おれを何処かに連れて行く
夢か現か神様か
はたまた怪しの化け物か
死体の山が見えてきた
おれはおっかなくて逃げていた
戦争が廊下の奥に立っていた♪♪♪
横浜の中華街で軽く食べ、飲みをした後、YOKOHAMA BUNTAIで"45th ANNIVERSARY TOUR MOTOHARU SANO AND THE COYOTE BAND"とタイトルされたコンサートを見ました。佐野元春さん、デヴュー45周年は、今のバンド、THE COYOTE BAND結成、20周年だそうです。45周年の音楽生活で、今もコンサートツアーをし、新しい楽曲を書き、新しいアルバムを発表し、ロックンロールを転がし続けています。かっこいい。
今夜のコンサートも新旧の楽曲をごちゃ混ぜにしたセットリストで、佐野元春さん自身もMCで言っていたのだけれど、決してノスタルジーにはならない、今を生きる音楽で素晴らしかったのです。音楽も素晴らしければ、生の演奏とシンクロするバックの巨大スクリーンに映される映像も素晴らしく、その相乗により、今の混迷する時代と世界を撃つメッセージもビシビシと伝わってきて、感動しました。
ところで、余談ではありますが、佐野元春のコンサートの後は、無性にイギリスのフロイト派の精神科医、R. D. レインの詩を読みたくなるんです。どうしてだろう。佐野元春さんはインタビューで自分のことを「ぼくみたいなはぐれもの」と言っていたのを思い出し、ぼくもぼく自身がそうだと共感してしまいます。
Keep on Rockin' forever!