えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

entry_top_w.png

アキノ隊員の著した『ぼくたち、ここにいるよ 高江の森の小さないのち』を読みました。

この本には、あっと息をのむような美しい虫たちの写真がちりばめられ、ページの間から小さな命の輝きがたちのぼってくるようです。けれども、それを壊し続けて平気な人間たちに悲しくなります。こんなことには人はもっと心をもって怒っていい。おしまいに書かれたアキノ隊員の言葉。

「地球上でやんばるにしかいない生きものが、高江・安波の森にたくさん暮らしている。多くのいのちがこの森を信じて身をまかせ、未来に種をつなぐために生きているんだ。」

そして、ぼくは再び1ページ目をめくっています。







entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
すごい本を読んでしまった。田坂広志さんの著した『死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説』。

この本に書かれている最先端量子科学の研究によれば「ゼロ・ポイント・フィールド」というものがあるかもしれないらしい。

「第一〇話 フィールドに移行した「我々の意識」は、どうなるのか」で亡き父のことが思い出され、身につまされ、「第一一話 死後、「我々の意識」は、どこまでも拡大していく」では、初めて、アーサー・C・クラーク原作、スタンリー・キューブリック監督の映画『2001年宇宙の旅』のラストシーンの意味が少し分かったような気がした。なにより、この本を読みながら、死は存在しないというなら、生も存在せず、人生は夢のようなものではないか、と思案し始めていたのだけれど、その答えの端緒のようなことも「第一二話 あなたが夢から覚めるとき」に書かれていた。

この本との出会いも何だかシンクロニシティのような気がしてきた。大いなる励ましにみちた書物を、田坂広志さん、ありがとう。






entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
斎藤利彦さんの著した『明仁天皇と平和主義』を読みました。

この本を読みながら、内田樹さんのいうところの、皇室こそ日本でもっとも強力な平和勢力だとのことが、分かる気がしました。日本国憲法で謳われた、天皇を日本国民統合の象徴とする、その意味を敗戦を経験した若かりし頃から自ら天皇問いつづけ、その答えを「平和主義」に見出したのだとぼくは、『明仁天皇と平和主義』を読みつつ思っていました。明仁天皇を突き動かし、何度も慰霊の旅に赴かせたそれは、ご自身の平和への思いであったことは確かであるようです。そして、明仁天皇の天皇の民主主義への思い、反権威への指向を『明仁天皇と平和主義』は説いています。これは明人天皇の御自身の御言葉。

政治から離れた立場で国民の苦しみに心を寄せたという過去の天皇の話は、象徴という言葉で表すのに最もふさわしいあり方ではないかと思っています。私も日本の皇室のあり方としては、そのようなものでありたいと思っています。

美智子皇后もこうおっしゃられておられます。

その時耳にしたことで、それからずっと忘れられずにいることは、『無関心であることが魂の平安であってはならない』といった一人の人の訴えでございました。

あー、日本で最も美しい言葉で話される人は、言葉を越え、行動で自らの考えを表す人でもあるのことをこの本の「第二章 明仁天皇の公務と意志―普遍的な価値としての平和の創出―」の中の「東日本大震災への明仁天皇と美智子皇后の行動」で知りました。そして、明人天皇の御意志は、沖縄で戦没者慰霊を果たした今の天皇、皇后両陛下にも確かに受け継がれていることこそ、日本国の弥栄であるとも思うのです。








entry_bottom_w.png
entry_top_w.png
鈴木エイトさんの著した『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』を一気読みした。

「第五章 全国弁連の申し入れにも聞く耳持たぬ自民党」には、元衆院議員、今の相模原市長、本村賢太郎さんも2018年の統一教会系の集会「日本宣教60周年記念2018神日本家庭連合 希望前進決意2万名大会」というもにには出席していたことが書かれていた。この本には掲載されていない本村さんの弁明として「さまざまな宗教団体と対話する機会は多くあり、その中の一つとして参加した。いま考えると、事前に(同連合について)調べるべきだった。今後はこうした軽率な行動を慎んでいかなければならない」と発し、祝辞は述べず、途中退席し、家庭連合から選挙の応援や寄付は受けたことはないとのこと。この前の選挙では本村さんに入れたけれど、来年の市長選もよく考えて投票する人を決めようと思う。

さて、『自民党の統一教会汚染』にもどり、この本には巻末に「国会議員168人リスト公開」が掲載されていて、自民党以外の野党の議員の名前も散見される。立憲民主党の岡田克也さんや枝野幸男さんは「世界日報」にインタビュー記事が掲載されたことがあるそうだ。やはり、自由民主党との関りはひどいことになっている。

昔の統一教会、家庭連合の教祖の夫妻の日本と日本人への憎悪の根深さは、歴史の事実は直視しなくてはいけないのだけれども、宗主国と併合された植民地という関係も差し引いても、日本を永遠にイブ(韓半島)に奉仕しなくてはいえけないアダム国家だとか、怖いな。それと癒着してきた自称保守の政治家たち、腐るの、これに極まった。





entry_bottom_w.png
entry_top_w.png

川口葉子さんの著した『喫茶人かく語りき 言葉で旅する喫茶店』を読みました。いろんな喫茶店の店主の言葉が載っていて、読むことができます。下北沢にあるぼくの好きな喫茶店「いーはとーぼ」の店主の言葉も乗っています。とてもかっこよくて、引用してみる。

はぐれてるやつには喫茶店が必要なんだよ。
たとえ1日に30分だけでも座って、
自分をまとめるための場所が。

「いーはとーぼ」の店主の今沢さんはこうも語っておられます。やっぱり引用してみる。

ひとりになりたくて来ている奴もいるんだからさ

これは「ZARIGANI CAFE」のオーナーの言葉。

このカフェの根底には
ビートルズの名曲『フール・オン・ザ・ヒル』が流れているんです。
ひとり丘の上に立って、回転する地球の上で
人々が忙しげに動き回るのを眺めている"愚か者"。

さて、ぼくは『喫茶人かく語りき』の本を閉じて、近ごろ行っていなかった近所の喫茶店「ナチュラル」に足をはこびますかな。





entry_bottom_w.png
entry_top_w.png

この前、新宿の末廣亭に行った時にそこの売店で買った、古谷充子さんがイラストを描き、佐藤友美さんが著した『ふらりと寄席に行ってみよう』が面白くていっきに読了しました。寄席という江戸、徳川家の世の古くから二百年の歴史を受け継ぐ演芸を催す素晴らしいところのガイド本であります。ぼくが行ったことのあるのは新宿の末廣亭と浅草演芸ホールだけど、上野の鈴本演芸場や池袋演芸場、国立演芸場にも行きたくなりますな。一度、寄席に行ってみたいと思っている人はこの本を読んで、銭を払い、木戸をくぐってみてくださいな。




entry_bottom_w.png
entry_top_w.png

宮城秋乃さんが文章・画像協力し、中村之菊さんが著した『抵抗 -国家という暴力との戦い-』を読了しました。

宮城さんと中村さんは血ではなく魂でつながった姉妹のようです。日本という国がアメリカと協力し進めている沖縄のヤンバルでの米軍のヘリパッド建設に抵抗する二人。中村さんは自らを右翼と宣言しつつ、愛国心と愛郷心があるとし、自分を突き動かしているのは、愛郷心だと唱える。それに宮城さんの小さな生きものたちへの愛が加われば、ぼくの心も動いてしまう。二人の魂の姉妹をぼくは応援しています。フレー、フレー!







entry_bottom_w.png
<< 前のページ   HOME   次のページ >>
[6]  [7]  [8]  [9]  [10]  [11]  [12]  [13]  [14]  [15]  [16
plugin_top_w.png
カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
えいちゃんのお奨め

ライブのお知らせ

ぼくのTwitter

plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
最新コメント
[12/23 ロンサム・スー]
[07/27 gmail account]
[08/29 えいちゃん]
[08/29 みさき]
[05/18 えいちゃん]
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
ブログ内検索
plugin_bottom_w.png
plugin_top_w.png
最新トラックバック
plugin_bottom_w.png
Copyright えいちゃん(さかい きよたか) by えいちゃん All Rights Reserved.
Template by テンプレート@忍者ブログ