えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
この前の夜、居酒屋で酒を飲んで家に帰ってきてお風呂に入り、テレビを付けたら、NHK-BSでローリング・ストーンズのキューバのハバナでの2016年のフリーコンサートを放映していて、日付が変わるラストまで見てしまっていた。素晴らしい演奏と120万人ものオーディエンスの一体感にとても感動する。
ステージを所狭しと駆け回るミック・ジャガーはスペイン語でMCをしていて、数年前までおれたちを聞くのって大変だったんじゃないか、本当に来れてうれしいよ、などと語りかけていて、キューバの人たちはイエーと歓声をあげていた。キューバの人たちがローリング・ストーンズのヒット曲の多くを知っていて、目の前のストーンズといっしょにコンサートで声を張り上げて歌っていたことは、別に不思議なことではない。多分、マイアミからのラジオ局からの音楽が、がんがんに入って来ているのだろう、と思う。思えば、バラク・オバマ政権下の最後の年のつかの間の春の時であった。
イギリスのロック・ミュージシャンはそこそこいいとこ出の、半分、赤い貴族みたいな人がけっこういたりする。「地の塩」という労働者階級を讃えた曲もあるローリング・ストーンズのミック・ジャガーとキース・リチャーズ、「ビコ」を歌ったピーター・ガブリエル、クラッシュのジョー・ストラマーのお父さんは世界中を飛び回る外交官だったりする。そうだ、このライブでの一番いいシーンは、おれの生涯の同志だよ、とミックがキースを紹介して、キースが「You Got The Silver」を歌い始めるところだな。
確か、1970年代の半ば頃、ストーンズのパリのライブをNHKで放映していて、三十何歳かのミック・ジャガーにステージに出る直前にフランス人がインタビューしていた。ミック、あなたも、四十歳が近いのだけれど、いつまで、腰を振ってロックンロールを歌っているんですか、と訊かれて、ミック・ジャガーは、ふざけるな、おれは死ぬまで、ロックンロールを歌う、と言って、ステージに飛び出していった。
今でも半世紀近く前のあの頃と同じく、ローリング・ストーンズはかっこいい。不滅のロックンローラーだ。
The Rolling Stones - Havana Moon - HD (2017)
昔、ここにあったらーめん屋さんによく行っていたのだけれど、いつの間にか行かなくなっていた。久しぶりに入って玉子とメンマとノリをトッピングした醤油らーめんを食べたらとても美味しい。お店が変わったのか、店長が変わったのだろうか、それとも、同じお店で味が進化したのだろうか? 雑味がなく深くしかもしつこくないスープとこしのある手打ち麺が絶品です。昔、来ていたころは醤油らーめんだけだったのだけれど、メニューも増え、味噌や塩、さがみブラックというのもある。全部の種類、食べてみたい。
Sagamihara欅
ブレイディみかこさんの著した『ブロークン・ブリテンに聞け Listen to Broken Britain』を読了しました。ブレイディみかこさんの本は新しいのが出されると、いつも読んでしまう。この本は最新の内部から見た英国事情についての6ページの30篇のエッセイ集でした。今の英国って、かつての19世紀の栄光は去り、貧しいものと富めるものの差はさらに激しくなり、右と左のイデオロギーの対立はねじ曲がり、どとらがどちらだかわけが分からなくなり、まさに「Broken」していて、そうか、アメリカ合衆国も同じような気がして、これは世界で同時進行しているようなのだ。
日本の政府も、公助よりも自助をまっさきに挙げ、次に共助といい、それは政府自らの責任をまっさきに放棄しているようにも思われて、恐ろしい。日本政府の政策の消費税の増税はあからさまに企業の減税に使われているのは、明白な気もし、その企業減税は、内部留保と役員報酬の増額ぐらいにしか使われていないというようにも思われ、働く人はすぐにクビにされる派遣の一時契約社員となり、社会の血流ともいえるお金の流通は細く細くなっていく。今、英国ではフード・バンク(包装の傷みなどで、品質に問題がないにもかかわらず市場で流通出来なくなった食品を、企業から寄附を受け生活困窮者などに配給する活動およびその活動を行う団体)が盛んで、日本では子ども食堂が盛んなのだ。ついに何年か後の日本は英国のように「Broken」しているかもしれない。この『ブロークン・ブリテンに聞け』から英国の映画監督、巨匠ケン・ローチの言葉を紹介します。
「大企業が派遣を争っている間は、物事はどんどん悪くなっていくだろう。彼らはどんな風に競っているのだろう? 最高のサービスと商品を少しでも安く提供することによってだ。どうやっ価格を安くするんだろう? 賃金を削ってだ。組合は弱体化し、労働者は保護されない。つまり、労働者階級の力は弱くなり、水道の蛇口のように簡単にひねったり止めたりされる。これがシステムの中に組み込まれているんだ」
世界中、ぶ厚い雲の肌寒い風が吹き荒れていて、ブレイディみかこさんの「あとがき」でのメッセージは、分断され、分裂していたのでは誰もサヴァイブできない、ということだとも思うのです。この本の中からみかこさんの自分自身への力強いメッセージの引用でこの項を締めたいと思います。
「Keep thinking. Keep writing. Keep talking to each other.」
ドライブして宮ヶ瀬湖と震生湖に行ってまいりました。最近、よくドライブをしています。ギアボックスとクラッチペダルのあるマニュアル・トランスミッション車が楽しい。
宮ヶ瀬湖にはたくさんの親子連れが遊んでおりました。犬といっしょに遊びに来ている人も多い。平和な光景がいいですな。
清川村の道の駅で自然薯を買ったりもしました。
震生湖はなんか絵になります。今風にいうとフォトジェニックとかインスタばえとかっていうのかしら?
震生湖のほとりに本当に小さな神社、秦野福寿弁財天社があって、お参りをし、御神籤をひいてみましたよ。「大吉」でした。
「運勢 大吉
一時はあぶないが再生して、安心できる運です。
なにごとにも正直に他人をうらまずに仕事にはげむことです。
第 9 番
おみくじ
「言」
他弓挽く莫れ
他馬騎る莫れ
他非弁ずえう莫れ
他事知る莫れ」
ゆめゆめうたがふことなかれ
宮ヶ瀬湖にはたくさんの親子連れが遊んでおりました。犬といっしょに遊びに来ている人も多い。平和な光景がいいですな。
清川村の道の駅で自然薯を買ったりもしました。
震生湖はなんか絵になります。今風にいうとフォトジェニックとかインスタばえとかっていうのかしら?
震生湖のほとりに本当に小さな神社、秦野福寿弁財天社があって、お参りをし、御神籤をひいてみましたよ。「大吉」でした。
「運勢 大吉
一時はあぶないが再生して、安心できる運です。
なにごとにも正直に他人をうらまずに仕事にはげむことです。
第 9 番
おみくじ
「言」
他弓挽く莫れ
他馬騎る莫れ
他非弁ずえう莫れ
他事知る莫れ」
ゆめゆめうたがふことなかれ
馳星周さんの著した「少年と犬」を読了しました。直木賞受賞のエンターテイメント小説です。
近所の本屋で平積みとなっていたこの本の表紙を見て、あっ、レオだと思い、手が伸び、買ってしまっていた。レオとは昔、わが家で飼っていた犬のことです。この本は一匹の同じ犬を主人公とした「男と犬」、「泥棒と犬」、「夫婦と犬」、「娼婦と犬」、「老人と犬」、「少年と犬」の六篇で、犬の飼い主の一人称で物語られていく。一匹の犬は日本列島を南西へと何年もかけて旅をしていき、その中での六つのエピソードの連作となっています。映画にしたら、一級のロードムービーとなるのではないかしら? おもしろい。そして、読み進めていくうちに、本当にこの本の主人公の多聞の性格やら佇まいやらのすべてが、まるでレオのようだと思ってしまう。
連作をしめくくる「少年と犬」では少し泣いてしまいました。
犬は神が遣わした動物で、人は少年と少女に戻ってしまう。
(写真の犬はレオです。レオ、おまえは神が人に遣わしたオオカミか? 今でもレオの写真を見ると胸がしめつけられように感じてしまう)
ダニエル・ロアー監督の「ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった」を渋谷のホワイト・シネクイントで見た。
ザ・バンドとはカナダ人とアメリカ人の混成ロックバンドで、1968年から1978年に活躍した5人編成の最も偉大なロックバンドだと思う。アルバムはすべて持っているけれど、ぼくはやはりファーストの"Music From Big Pink"とほぼラストの"Northern Lights - Southern Cross"が大好きです。"Northern Lights - Southern Cross"の後に"Islands"があるけれども補遺集のような気もするのです。
15歳ぐらいのころから、ギターのロビー・ロバートソンとドラムスのリヴォン・ヘルムは高校もやめて、ロニー・ホーキンスのバンドで巡業していたことに驚く。その後、ベースのリック・ダンコ、ピアノのリチャード・マニュエル、キーボードのガース・ハドソンが加わり、ロニー・ホーキンスの元を離れると、バンドに化学反応が起こり、今までのロックンロールやサイケデリックでもない渋く深い音楽を奏で始める。そして、そのころから、シンガーでもあった3人、リヴォン・ヘルム、リック・ダンコ、リチャード・マニュエルに、ジミ・ヘンドリックスやジャニス・ジョプリン、ジム・モリソンを死に追いやったアレの魔の手が入り込み、蝕み始める。
このロビー・ロバートソンからの視点のザ・バンドの物語に、ぼくはロビーとリヴォンの対立の話はもういいだろうとも思う。ビートルズの4人のように、ザ・バンドはこの5人で、誰ひとり欠けてもザ・バンドではないではないかしら?
この映画を見終わって、昔、20年近く、ほぼ同じメンバーでバンドをしてきた経験のあるぼくは、やはり弾き語りではなくバンドがしたいなと思うのだった。にもかかわらず、今のぼくがバンドができていないのは、すべて因果応報、自業自得のなせることでもあるのだけれども。
さて、ぼくの大好きなザ・バンドのGeorgia On My Mindを紹介します。崩壊寸前のザ・バンドが演奏した1976年のハローウィン前夜のサタデーナイトライブというアメリカの人気番組でのライブです。
映画「ザ・バンド かつて僕らは兄弟だった」公式サイト
今のアメリカって南北戦争の時のようだな、とふと思う。南北戦争というのは、奴隷解放を掲げたアメリカ合衆国の北軍が南軍と戦い勝利したのだけれども、その底流には産業の構造の変化、生産様式の変化があって、北と南の間のその亀裂による戦争でもあって、北部は南部の奴隷とされていた黒人の労働力を欲していた、というのは世界史の教科書にも確か載っていた。その上の流れと底流での構造的な変化のあり様が今も昔も変わらない。
日本では、明治維新の後、アメリカの南北戦争をなぞるかのように戊辰戦争から西南戦争が同じように起こり、今、アメリカの白人の特権に異議が唱えられているように、薩摩と長州以外の武士の特権が日本では無くされていった。
21世紀のアメリカでは、国境線にトランプ氏によって壁が築かれてきたのだけれども、国の境を越えてきた彼らは、いっしょに働き、この国を支えている親しい隣人だと思う人もたくさんいるのではなかろうか?
次期大統領とされるバイデン氏は環境問題の対応を重視する新しい産業を興すべく、グリーン・ニューディール政策を主張し、個人の税負担を軽減し、企業への課税を増す考えだそうだ。バイデン氏の次期大統領のニュースを受け、企業増税の政策にも関わらず、アメリカの株式市場の株価は上昇していった。
いまだに原発を稼働すると言っている既得権者がいて、まずは自助だ、共助だ、という政府ではあるのだけれど、あとを追って、日本にも変化の時がやってくるような気もします。
日本では、明治維新の後、アメリカの南北戦争をなぞるかのように戊辰戦争から西南戦争が同じように起こり、今、アメリカの白人の特権に異議が唱えられているように、薩摩と長州以外の武士の特権が日本では無くされていった。
21世紀のアメリカでは、国境線にトランプ氏によって壁が築かれてきたのだけれども、国の境を越えてきた彼らは、いっしょに働き、この国を支えている親しい隣人だと思う人もたくさんいるのではなかろうか?
次期大統領とされるバイデン氏は環境問題の対応を重視する新しい産業を興すべく、グリーン・ニューディール政策を主張し、個人の税負担を軽減し、企業への課税を増す考えだそうだ。バイデン氏の次期大統領のニュースを受け、企業増税の政策にも関わらず、アメリカの株式市場の株価は上昇していった。
いまだに原発を稼働すると言っている既得権者がいて、まずは自助だ、共助だ、という政府ではあるのだけれど、あとを追って、日本にも変化の時がやってくるような気もします。