えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

渋谷のラスト・ワルツというライブ・ハウスにNON BANDを見に行った。
なんて、久しぶりなんだろう。決して昔懐かしいなんてことはないのだけど、心のどこかのかけらがあのころにもどっていく。あのころとは多分、1977年ごろから1982年ぐらいまでのあのころで、東京のライブハウスのミュージック・シーンはなんでもありで燃えていた。ただ型にはまったものは忌避され、みんな、きまりきった何かから抜け出したり、ずれたり、はみ出そうとしたていたのだ。ぼくは、だから、Rock'n' Rollっていうミュージックはとてもいいものだと思ったのだよ。
今、渋谷に屋根裏もないし、西口を出て新大久保に歩いていく途中の地下に新宿ロフトもないのだけど、寂しいとも思わない。二十一世紀にNON BANDを見れて、しかもあのころよりさらにワイルドで、しかもナチュラル。あー、このリズムを聴きと、日本にも昔からお囃子というごきげんな心も体も躍らせるバックビートがあったのだと思う。などど書くと、評論家みたいなこと言ってんじゃねーってあのころみたいにどつかれるな。音楽は頭で聴くもんじゃないっていうのはドラマーの玉垣くんの至言です。

この記事にコメントする