えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ
渋谷のこじゃれたライブハウスで内田勘太郎を見た。二部構成の一部はブルースばっか。たった三つのコードでブルースは限りなしだよ。なにせ、加川良の反戦歌「教訓」をブルースアレンジで歌っていた。この前、見た三上寛さんも「教訓」を歌っていた。「教訓」、おいらも歌おうかなと思う。みんな、戦争なんかいやだと歌おうぜ。
二部はジャズや往年の映画音楽をおりまぜつつ、やっぱの憂歌団のナンバー「いやになった」。勘太郎さんの歌もいい感じ。ぼくの大好きなスタンダードナンバー"Stardust"も最高。
でもこのギターに合わせて、やっぱあの人の歌を聞きたくなってしまう。あの人の名前とは木村充揮さん。今夜の勘太郎さんのギターとおしゃべりを聞いて、三度、木村くんとのソウル・ブラザーのコンビが復活するよような気もしたのはあたりまえのことさ。
友だちだったわけではないのですが、がまんしきれずに、伊藤耕について書いてみます。ライブに足を運んで遠くで見ていただけなのですが、そんなやつもきっといっぱいいるだろう。
そうだ、ぼくが高校に入った頃、パンク・ロックというやつがイギリスのロンドンやアメリカのニューヨークからやってやってきていたのです。ある時、友だちと新宿の輸入レコード屋さんでぶらついて、レコ―ドを見て暇つぶししている時、レコード屋さんの掲示板にライブのお知らせのチラシ(当時はフライヤーなんてしゃれた言葉はありませんでした)があったのです。そのチラシには、パンクロックのライブとあり、ぼくは日本にもパンクロックをやっている人がいるのかと思い、行ってみようよと友だちにもちかけたのでありました。そうか、行ってみようとなり、出かけたのであります。もう遠い昔のんころ、出かけたそこは新宿の三丁目、バーのようなところで、ギターアンプとかベースアンプとかドラムセットがあり、そこで高校生の二人はロックの洗礼を受けたのであります。耳をつんざく大音量で。バンドは三つ、SPEEDと自殺とSYZE。一番初めに登場したSYZEのヴォーカルが伊藤耕さんでした。MCはほとんどしゃべらなく、一曲ごとに煙草の火を付けようと、お客さんのそばに近よって、煙草をさしだすと、お客さんはライターで煙草に火を付けます。その煙草に火を付けてもらう伊藤耕は忘れらませんわ。(あとになってそこはゲイバーみたいなところだったのを知った。)
そしてSYZEはいつのまにかFOOLSと名前を変え、伊藤耕のバックで演奏するメンバーも少し変わっていたのだけど、そのころ、ぼくは本当にFOOLSのライブには何度も足を運びました。Sly & Family StoneとRolling Stonesを足し算したのではなく、掛け算したような強烈なダンス・ビートで伊藤耕はMCでわけのわからないおもしろいことをしゃべくりまくり、歌を歌って、みんなを踊り狂わせておりました。ぼくは、なんというか、日本にもこんなMick Jaggerみたいなかっこいいヴォーカリストがいて、こんなFUNKYなビートで踊らせてくれるバンドがいるんだと思って、ちょくちょくライブに通っていたのです。すごかった。バンドの演奏も興にのった後半のころ、オーディエンスがみんな、ステージにかけ上り、いやなことを笑い飛ばしながら数えきれない男女がいつも踊り狂っているのです。1980年代の初めのころでしょうか。FOOLSのライブはいつもそんなパーティー。それから、ある時期、FOOLSはライブ・シーンから姿を消しました。
ある時、お茶の水の楽器店街をぶらぶらしていて、とあるレコード屋さんに入ると、FOOLSの真新しいレコード"Silly Blues"が目に入りました。買って聴いてみると、すごくかっちょいい。別荘のこととかもリアルに歌っている。ある時、大晦日の渋谷クアトロかどこかのライブを見に行った時もすげえかこよかった。主催はじゃがたらだったけな。けれども、それから数年後、FOOLSはほどんど、ライブをしなくなってしまった。
21世紀になり数年後、伊藤耕がブルース・ビンボーズというバンドでまた、歌を歌っているという噂を聞き、静岡のどっかの町にまで聞きに行ったのさ。すこし齢を取った耕がそこにいて、半分以上が新曲で、どの曲もすばらしくて、まだRock'n' Rollは転がりつづけているぞと思ったのです。それからのFOOLSの再結成でのクロコダイルでのライブもかっこよかったなぁ。何度も見にいったさ。
遠くからしか知らないけれど、おいらはさ、伊藤耕は長生きすると思っていた。別荘の中では規則正しい生活でそこで健康を回復してとか、おめでたいこととか思ったりしていた。ところが、二年ぶりの耕が高円寺に帰って来て、みんななぜか、泣いているのかもしれない。おいらも泣く。
今夜、伊藤耕の歌を聴いて踊っていたみんなは仲間だって気がするよ。献杯!
そうだ、ぼくが高校に入った頃、パンク・ロックというやつがイギリスのロンドンやアメリカのニューヨークからやってやってきていたのです。ある時、友だちと新宿の輸入レコード屋さんでぶらついて、レコ―ドを見て暇つぶししている時、レコード屋さんの掲示板にライブのお知らせのチラシ(当時はフライヤーなんてしゃれた言葉はありませんでした)があったのです。そのチラシには、パンクロックのライブとあり、ぼくは日本にもパンクロックをやっている人がいるのかと思い、行ってみようよと友だちにもちかけたのでありました。そうか、行ってみようとなり、出かけたのであります。もう遠い昔のんころ、出かけたそこは新宿の三丁目、バーのようなところで、ギターアンプとかベースアンプとかドラムセットがあり、そこで高校生の二人はロックの洗礼を受けたのであります。耳をつんざく大音量で。バンドは三つ、SPEEDと自殺とSYZE。一番初めに登場したSYZEのヴォーカルが伊藤耕さんでした。MCはほとんどしゃべらなく、一曲ごとに煙草の火を付けようと、お客さんのそばに近よって、煙草をさしだすと、お客さんはライターで煙草に火を付けます。その煙草に火を付けてもらう伊藤耕は忘れらませんわ。(あとになってそこはゲイバーみたいなところだったのを知った。)
そしてSYZEはいつのまにかFOOLSと名前を変え、伊藤耕のバックで演奏するメンバーも少し変わっていたのだけど、そのころ、ぼくは本当にFOOLSのライブには何度も足を運びました。Sly & Family StoneとRolling Stonesを足し算したのではなく、掛け算したような強烈なダンス・ビートで伊藤耕はMCでわけのわからないおもしろいことをしゃべくりまくり、歌を歌って、みんなを踊り狂わせておりました。ぼくは、なんというか、日本にもこんなMick Jaggerみたいなかっこいいヴォーカリストがいて、こんなFUNKYなビートで踊らせてくれるバンドがいるんだと思って、ちょくちょくライブに通っていたのです。すごかった。バンドの演奏も興にのった後半のころ、オーディエンスがみんな、ステージにかけ上り、いやなことを笑い飛ばしながら数えきれない男女がいつも踊り狂っているのです。1980年代の初めのころでしょうか。FOOLSのライブはいつもそんなパーティー。それから、ある時期、FOOLSはライブ・シーンから姿を消しました。
ある時、お茶の水の楽器店街をぶらぶらしていて、とあるレコード屋さんに入ると、FOOLSの真新しいレコード"Silly Blues"が目に入りました。買って聴いてみると、すごくかっちょいい。別荘のこととかもリアルに歌っている。ある時、大晦日の渋谷クアトロかどこかのライブを見に行った時もすげえかこよかった。主催はじゃがたらだったけな。けれども、それから数年後、FOOLSはほどんど、ライブをしなくなってしまった。
21世紀になり数年後、伊藤耕がブルース・ビンボーズというバンドでまた、歌を歌っているという噂を聞き、静岡のどっかの町にまで聞きに行ったのさ。すこし齢を取った耕がそこにいて、半分以上が新曲で、どの曲もすばらしくて、まだRock'n' Rollは転がりつづけているぞと思ったのです。それからのFOOLSの再結成でのクロコダイルでのライブもかっこよかったなぁ。何度も見にいったさ。
遠くからしか知らないけれど、おいらはさ、伊藤耕は長生きすると思っていた。別荘の中では規則正しい生活でそこで健康を回復してとか、おめでたいこととか思ったりしていた。ところが、二年ぶりの耕が高円寺に帰って来て、みんななぜか、泣いているのかもしれない。おいらも泣く。
今夜、伊藤耕の歌を聴いて踊っていたみんなは仲間だって気がするよ。献杯!
今日、見た映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」からBillie Holidayの"God Bless the Child"を思い出しました。みんな、神の子。つたなくも意訳してみました。おやすみZZZzzz.....
♪♪♪
得ようとしたものを得て
失おうとしたものを失います
聖書は語り、福音は告げています
父さんも持っていて、母さんも持っている
神は子どもを祝福しています
自分で何かをつかもうとする子どもに
自分で何かをつかめるように
もっともっとの強さを与えてくれるのです
からっぽのポケットで
いつまでものぼっていけなくても
いつのまにか痛みは去り
母さんは得られますよ
父さんも得られますよ
神さまは子どもを祝福している
自分でつかもうとする子どもを
自分でつかもうとする子どもを
あなたがお金持ちになって
たくさんの友だちにもかこまれて
ドアのまわりにも人がいっぱい
けれど、いつかはすべてなくなって
ついにすっからかん
なんにもまわりになくなって
もうこれ以上なにもなくて
するとお金持ちがやってきて
パンの一切れをくれるでしょう
じぶんではどうにも
できないようなこと
そんなことだってあるかもしれない
母さんも持っているかな
父さんも持っているかな
神さまは自分で得ようとする子を
祝福している
自分で得ようとする子を
自分で立ちあがって
自分で得ようとする子どもを
祝福している♪♪♪
♪♪♪
得ようとしたものを得て
失おうとしたものを失います
聖書は語り、福音は告げています
父さんも持っていて、母さんも持っている
神は子どもを祝福しています
自分で何かをつかもうとする子どもに
自分で何かをつかめるように
もっともっとの強さを与えてくれるのです
からっぽのポケットで
いつまでものぼっていけなくても
いつのまにか痛みは去り
母さんは得られますよ
父さんも得られますよ
神さまは子どもを祝福している
自分でつかもうとする子どもを
自分でつかもうとする子どもを
あなたがお金持ちになって
たくさんの友だちにもかこまれて
ドアのまわりにも人がいっぱい
けれど、いつかはすべてなくなって
ついにすっからかん
なんにもまわりになくなって
もうこれ以上なにもなくて
するとお金持ちがやってきて
パンの一切れをくれるでしょう
じぶんではどうにも
できないようなこと
そんなことだってあるかもしれない
母さんも持っているかな
父さんも持っているかな
神さまは自分で得ようとする子を
祝福している
自分で得ようとする子を
自分で立ちあがって
自分で得ようとする子どもを
祝福している♪♪♪
昨日は相模大野のアコパで柳田ヒロさんにキーボードを弾いてもらってオリジナルを歌ってしまいました。わしの歌もよかったが、ヒロさんのキーボードが本当に素晴らしかった。けれど、記録としての音は残っておらないのです。
エリック・ドルフィーの言葉を思い出したりする。
When music is over, it’s gone in the air. You can never capture it again.(音楽は終わったら消えてなくなってしまう。二度と取り戻すことはできない。)
あー、楽しかったねと思い、せめてものと、歌った二曲「ぼくはそのむかし」と「あのスロウなブギウギが」の歌詞を書きとめておくのです。
♪♪♪
ぼくはそのむかし、王様だったのさ
いろんな国に進軍していって
宝ものの山を築いたものだけど
いつだって、わかっていたさ
そんなものも、いつかは、消えちまうのさ
ぼくはそのむかし、カサノバだったのさ
いろんな町に彼女をつくって
おもしろおかしく、やってたけれど
いつだって、知ってもいたさ
そんなことも、いつかは、終わっちまうのさ
だから、baby、いまは、恋のうたってのをうたってる
どこにでも、ありふれた、ちんけなうただけど
毎晩毎晩、歌わずにはいられないさ
だって、きみのこと、愛しているのさ
きみとの、愛が、消えちまわないように
二人の愛はここにある♪♪♪
♪♪♪
あのスロウなブギウギが
最高潮にたっすると
もうそこには誰もいない
お星さま、揺れているだけさ
お月さま、揺れているだけさ
一晩中、揺れているさ
あのスロウなブギウギが
最高潮にたっすると
もうそこには誰もいない
窓ガラスがガタガタ揺れ始めて
ベッドがどこどこいい始める
そのころには、ぼくはきみといっしょさ
胸に降り積もった悲しい気分なんか
いますぐにでもぶっとばしちまえば
お星さま、揺れているだけさ
お月さま、揺れているだけさ
一晩中、揺れているさ
あのスロウなブギウギが
最高潮にたっすると
もうそこには誰もいない
もうそこにはおれもいない
もうそこにはきみもいない
もうそこには誰もいない♪♪♪
エリック・ドルフィーの言葉を思い出したりする。
When music is over, it’s gone in the air. You can never capture it again.(音楽は終わったら消えてなくなってしまう。二度と取り戻すことはできない。)
あー、楽しかったねと思い、せめてものと、歌った二曲「ぼくはそのむかし」と「あのスロウなブギウギが」の歌詞を書きとめておくのです。
♪♪♪
ぼくはそのむかし、王様だったのさ
いろんな国に進軍していって
宝ものの山を築いたものだけど
いつだって、わかっていたさ
そんなものも、いつかは、消えちまうのさ
ぼくはそのむかし、カサノバだったのさ
いろんな町に彼女をつくって
おもしろおかしく、やってたけれど
いつだって、知ってもいたさ
そんなことも、いつかは、終わっちまうのさ
だから、baby、いまは、恋のうたってのをうたってる
どこにでも、ありふれた、ちんけなうただけど
毎晩毎晩、歌わずにはいられないさ
だって、きみのこと、愛しているのさ
きみとの、愛が、消えちまわないように
二人の愛はここにある♪♪♪
♪♪♪
あのスロウなブギウギが
最高潮にたっすると
もうそこには誰もいない
お星さま、揺れているだけさ
お月さま、揺れているだけさ
一晩中、揺れているさ
あのスロウなブギウギが
最高潮にたっすると
もうそこには誰もいない
窓ガラスがガタガタ揺れ始めて
ベッドがどこどこいい始める
そのころには、ぼくはきみといっしょさ
胸に降り積もった悲しい気分なんか
いますぐにでもぶっとばしちまえば
お星さま、揺れているだけさ
お月さま、揺れているだけさ
一晩中、揺れているさ
あのスロウなブギウギが
最高潮にたっすると
もうそこには誰もいない
もうそこにはおれもいない
もうそこにはきみもいない
もうそこには誰もいない♪♪♪
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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