えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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「会津と長州、幕末維新の光と影」を読んだ。幕末とか維新って何だろうと最近思い、何にも知らないぞとも思い、この本を本屋で立ち読みしていたらおもしろそうだったのだ。二人の幕末史研究家、星享一さんと一坂太郎さんの対談集。

会津と長州、今で言えば、福島県と山口県には大きなわだかまりがあると聞いたことがあるのだが、本当だろうかと思っていた。一度、どこか旅した時、電車の中で、知らない人から東北地方の言葉で話かけられて、若いころはじめて関西方面に出張した時は本当に嫌だった、なにか、関西の方では田舎ものだと思われているような気がして落ち着かなく、戻ってきて東京のあたりに来て、ほっとしたと言っていた。その人の心の奥の深い無意識のどこかにに戊辰戦争や奥羽越列藩同盟の記憶があるのだろうか?

この前、「おーい! 竜馬」という漫画を読んだのだが、美化されていない歴史とは何だろうとも思ったのだった。何が正義で、何が悪なのだろう? 人の人生が、歴史の力学に吸いとられていってしまうのが、はがゆい。昔、歴史は勝者によって作られ、歌は敗者によって歌われ、物語も敗者によって語られるのではないかと思ったことがある。この本の共感できるところは、敗者の視点を通低として常に、底のところにどこか持っているところと、同時に歴史学者として客観の視点、複眼の視点を持っているところ。

歴史について概括したような本を読むたびに、こういう鳥からの視点って、何か嫌だなぁと思うけれど、歴史という学問の持つ限界なのだろうか? 屍の累々としている日本近代史。この本に書かれている時代、幕末から明治維新あたりまでの歴史、そして、もう一つ、世界恐慌から第二次世界大戦までの歴史は、同じ過ちを繰り返さないために(!!)、もっと研究されるべきだろうと思う。今の時代、やばい空気がぷんぷんしないか? Hey, politcian, stop lying!

そういえば、千円札の野口英世って会津、福島県でしたね。Respect!

戦争反対!

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歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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