えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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人生の中で、昔聴いた曲が耳のなかで聞こえて、頭の中で歌ってしまうことがある。これはどういうことなんだろう? 昔、日本テレビで「祭ばやしが聞こえる」というのを放映していて、視聴率はまったくふるわなかったらしいが、引き込まれて毎週見ていた。柳ジョージの歌ったそのテーマ曲をなぜか、最近思い出して、頭の中で歌ってしまう。東海林良の作詞、大野克夫の作曲だった。早すぎた日本のR&Bだったのか? 柳ジョージはこの歌の数年後、自身のバンドRainy Woodを率いて大ブレイクしていた。"Weepin' In The Rain"とか、日本語で歌った人だったが、徹底した洋楽への憧れが音と歌に出ていた。「「祭ばやしが聞こえる」のテーマ」。

「そこにおまえが BABY いるだけで あー
哀しみは 消えていく
幸福とは おまえのことさ Oh BABY
身体の傷も癒される

ひとりが似合う奴もいる
だけど俺には 似合わない
だからこの手で 抱きしめる Oh BABY

背中を吹き抜ける Oh BABY
この淋しさは 何だろう BABY

朝の陽ざしも BABY 両手かざして
心に影落とす
あれほど バラ色に輝いた Oh BABY
おまえの青春の日を 忘れたのか

明日が似合う奴もいる
だけど俺には 明日もない
故郷なんか どこにもない Oh BABY

あてもなく旅立つ BABY
きっと誰かに 逢えるさ BABY」

早すぎたロードムービーのような、説明のない外面描写が新鮮だったということもあるし、映像の美しさとあい余って、起伏の少ないストーリーが深くてかっこ良かった。

萩原健一演じる競輪選手が事故を起こして、山梨の温泉地にリハビリに来る、その淡々とした日常が描かれていた。いしだあゆみ演じる温泉宿の娘、内気で婚期を逃しつつある人との恋模様が描かれ、レースに復帰するが、また落車事故を起こし、今度は相手を再起不能にしてしまい、まったくレースに勝てないスランプになってしまう。生き方に迷い、自転車を下りて、温泉町の運送業でアルバイトをはじめたりする小さなエピソードの積み重ね。年老いた両親に代わって温泉宿を必死に切り盛りしていたいしだあゆみ演じる人が過労で倒れ、愛する人のため、守るべき人のため、自分にはやはりレースしかないんだと、競輪の世界に戻ろうとする決意をするのが最終回。
You Tubeにその最終回の意味深長なエンディングーロールがアップされていた。


http://www.youtube.com/watch?v=SqxpAa3ShD4
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えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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