えいちゃん(さかい きよたか)
えいちゃんのぶろぐ

ETCが付いてる車だと、土日や祝日の高速料金が安いという。ぼくの放浪癖が刺激されてしまう。
東北道をぶっ飛ばした。けれど、慎重に慎重に。今度、捕まると免停だよ。日本にもドイツのアウトバーンみたいフリーウェイができるといいなぁ。フリーウェイっていうのは、料金がただで、制限速度のない道のこと。東京から仙台まで千七百円。
仙台に着いた。都会だなぁ。なぜか川崎を思いだす。ホテルの駐車場のおじさんに、桜も散っちゃったし、面白くないよと言われるけど、かまうもんか。へんてつもないアメリカの町を旅するジム・ジャームイッシュの映画の中の主人公みたいな気分なのさ。夜の街をぶらぶら。ビルばっか。風情がないねー。けど、いいさ。
ふらりと入った「らくだ」という居酒屋か当り。沖縄民謡が流れていた。座ったカウンターのその目の前に徳利とお猪口が飾られている。
「しあわせとっくり」
「あなた」
「わたし」
すると、居酒屋に喜納昌吉の「アリラン峠」が聞こえた。
「アリラン アリラン アリアリラン アリラン峠を越えてゆく」
次に、同じく喜納昌吉の「テンサグの花」。歌に聞こえる紅の花の色が痛いなぁ。
ここはどこだろう? 知らない町の夜。
仙台は元気です。




まちぼうけの駅でぼんやりしてると、モップスの「迷子列車」という歌をなぜか思い出し、ぼくの耳に鳴り始める。まいごれっしゃ~まいごれっしゃ~まいごれっしゃ~・・・、この歌を歌ったすずきひろみつは、もう空の向こう。胸に響くこの歌にならって、もう帰らない? ケータイデンワを駅のごみ箱に投げ捨て、失踪届が出されるのよ。
次の列車を逃すと、あと4時間も西に向かうどん行は来ないんだ。乗り遅れるなよ。原野みたく稲の刈られた田んぼが続くぜ。
やっぱ、なんか、やり残したことがある気がして・・・列車に乗りこんだ。
青空が見えるのに、雨がふったり、やんだりしている。天気雨だ。どこかで、狐が嫁入りしているよ。けれど、見ちゃいけない。見てはいけないものを見たら、狐たちに手刀をわたされて、死んでお詫びしろと言われるんだ。
車掌さんの切符拝見しますの声。すると、ひょうが降ってきた。いつの間にかひょうは雪に変わった。よこなぶりの雪が吹雪いている。
雪国だなぁ。ぼくのよく知らない世界。感動するよ。


新年早々、不気味な夢を見た。こんな夢でした。
「未明に目が覚めると、自分の部屋の隅から知らない男が起きだし、部屋を去るのを見る。誰なんだろう(?)と思い、後をつけると3人の異様な風体の男たちがいた。どんな男たちかというと、ローリング・ストーンズのアルバム「メイン・ストリートのならずもの」のジャケットにある写真から抜けだしたようなのだ。怖い。ぼくは、3人にどうしてここにいるのだ(?)と聞いても答えない。通じているのか? 仕方なく、この家にいてもいいけど、ぼくの部屋に勝手に入って、寝たりしないで欲しいと言ったけど、通じているか分からない」
・・・
新年早々、YouTubeで動画を見た。RCサクセションの「あきれてものがいえない」とタイマーズの「宗教ロック」。忌野清志郎のロック魂はハンパじゃねぇなぁ。
・・・
新年早々、犬の散歩をした。レオを連れて、近所の神社に初詣をしようかと思ったけど、その行列に引いてしまい、しなかった。並ぶのは好きくない。またの機会にしようっと。
・・・
新年早々、立寄り湯に行った。若さとバカさの秘訣にはいろいろあるけど、その一つがお風呂だね。あとは(ミッキ先生にいじめられたり、バンドのみんなにバカにされながら)歌うこと。寝ること。あー、昨日も朝ご飯食べたあと、また寝てしまって、よく寝た、寝た。それに、過度の飲酒。昼ビー、最高。100人いれば、100通りの健康があるのではなかろうか?
・・・
新年早々、テレビを見た。サッカーの天皇杯。最近、テレビとか全然見ない人間になってしまった。子供のころはテレビ見るの、好きだったなぁ。飽きたのかな?
・・・
新年早々、自分のことをちょっと考えた。いろんなことが起こって動いているだけの空っぽ。タマネギみたく皮を剥いでいくとなんにもなくなるのじゃないか?
・・・
新年早々、誓いみたいなことを思った。それは、昨日のことを思わず、明日のことを考えない。何が残るんでしょう?
・・・
新年早々、旅立った。
・・・


2008年も最後の日、よくいっていたお店が2軒、幕を閉じた。1つはラシエットで、1つはレモンパイ。ラシエットの方はは4年後、新しいテナントで再開するというけれど、4年近く、このあたりは工事が続き、おおきなビルができる。箱もの行政とはこういうことなんだろうか? これが良かったことなのかどうかは、その答えはビルが完した後の数年後、早くても10年後ぐらいにしかわからない。
数年前に雑誌の「ぴあ」で相模大野がジャズの街として紹介されていた。もんじぇ祭りという音楽の祭りも立ち上がった。その紛れもない中心にラシエットがあった。ラシエットママのどこにこんなパワーが?
レモンパイのマスターのいとうジョニーさんも、音楽好きのバーテンダーで毎日曜、バンドや弾き語りのドンチャン騒ぎが開かれていた。
祭りが一旦、おひらきとなり、思い出が人の胸の中どころか、その土地のかしこにも消すことのできない何かとして残るのではないか? けれど大野銀座ってなくなるんだなぁ。
みんな、おつかれちゃん。




桜木町の野毛ジャンクにメイちゃんの歌を聴きに行く。すしずめのバーの中でハッピーで愁いをおびた歌を聴いた。
野毛ジャンクに初めて来たのが一年前。開店間もないころで、こんなにたくさんお客さんは、いなかったと思う。すっかり常連客も居着いたもよう。よかったのー。
このあたりの町、横浜あたりは不思議でおもしろい。平岡正明氏のいう中音量主義でいこうというのが、もっともだと思う。お客さんの会話と港の気配が消えぬほどの音量でジャズやリズム・アンド・ブルースが流れる時、もっとも後衛に位置するこれらの音と場所が、なぜか、もったも過激だというのも、なるほどだと思い、平岡氏の文を思い出し、半世紀以上も前のチャーリー・パーカーこそ、最前線の音であるかもしれないとも思う。中心もなく、いろんな音楽スポットが霜降り状態に点々とつづいて、特別な場所としてではなく、あたりまえにある。
近代以降の例えば基地があったように異物によって蹂躙されつづけてきたこの町の記憶がノスタルジーとないまぜとなって、また、新しい何かを引き寄せるのだろうか?
この町のよそ者のぼくは、今度、オリジナルジョーズにでもふらりと入り、スパゲッティとか食べようかなぁ。品川ナンバーの車を駐車したら、ボコボコにされるというのは、ベトナム戦争まっさかりのころ、本当によくあった話らしいけど、ぼくの車は相模ナンバーで、同じ基地と米軍の町だから、大丈夫でしょう。しかし、横浜の人って、何となく、あきっぽくて、まとまりがないんだよなぁ。でも、なんか、いざとなったら、パワーありそうで・・・


カテゴリー


最新コメント
[05/19 Pg Soft]
[05/04 ペコ]
[12/23 ロンサム・スー]
[07/27 gmail account]
[08/29 えいちゃん]


最新記事
(07/17)
(07/17)
(07/16)
(07/15)
(07/14)
(07/14)
(07/11)


プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。


ブログ内検索


最新トラックバック
