えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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地元の相模大野の食と音楽の祭り、「もんじぇ祭り」でボランティアをした。みんな、テキパキとよく仕事、できるなぁ。なんか、要領を得なくて、ぼくは戸惑ったり、まごまごしたりする。だめだなぁ。来年もすると、今年の経験が生きて、少しはまともなボランティアになれるかしら?

主な仕事はテントの設営とゴミ袋回収でした。そんなことをしながら大江健三郎の「河馬に噛まれる」という小説があったのを思い出した。話の筋を少しだけ思い出した。それは連合赤軍事件でトイレ係(山中のアジトを転々としながら、多分、仲間のもっとも嫌がる仕事、トイレの設営と始末みたいなこと)をしながら、友だちのリンチによる悲惨な死を目の当たりにし、なぜか生き延び、その青年が刑期を終え、心に深く傷を負いながら、アフリカにボランティアに行き、そこで事故で河馬に噛まれるという話であった。

ぼくは地味な下働きをする人を尊敬する。みんな、偉い。
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きっと二枚あったら、日本国本州を一周できそう。

ぼくはてっちゃんの味方です。
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京都の園部の駅で乗り継ぎの列車を待ちながら思った。

軟弱な恋の歌を聴いたり、歌ったりするのが好きなぼくだが、そこには高邁な理想も社会性もないような気がするけれど、本当だろうか? 友だちの友だちのある本物のブルーズマンは、おれはあたり前の日常しか歌わないと言う。きっとそれでもいいんだ。

恋の歌は愛にその手を差しのべて、とても明るくて強い。軟弱なんかあるもんか。

北西に向かう。
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長野の方に旅をしました。戸隠神社に行ってきた。奥者の森の中の長い参道が、やさしくしかも凛とした自然の霊気に満ちていて、とても良かった。大好きなモネの絵「サンジェルマンの森の中で」を思い出したりした。歩いていると気持ちいい。
長い参道を歩いていくと、九頭竜さまが祭られており、その信仰の源が戸隠であるという。こんな山奥に龍の神さまがと思うと神秘的で、改心したこの荒ぶる神さまは、人を苦しめることはもうぜず、生き物の幸福を深い水の中、地の底、天の高みから祈っているのではあるまいか。



長野で一泊。munchという居酒屋で飲んだ。若い人の営む創作料理の居酒屋。おいしかった。梅酒の品揃えが多くて、梅酒というのもいいなぁ。お店でかけるCDがカウンターのすみに置かれていて、Jack Johnsonなんてありました。形を変えて、ブルーズやゴスペルは受け継がれていきソウルやロック、いろんな音楽になったけど、居酒屋もそうではあるまいか、などと思った。

・・・



次の日、車で木曽を抜け、伊那まで走らせる。地元の人はこのあたりを「伊那谷」と呼ぶ。町をぶらつき本屋さんに入り、この地に移り住んだ詩人であり、フォークナーの翻訳者でもある加島祥造さんの「LIFE」という本を買った。

夜、田楽屋という居酒屋で飲んだ。酔いが早く来て、不覚にも記憶はしどろもどろ。宿に戻り、ぐらぐらする頭で、昼間、買った「LIFE」を読む。本の中のこんな言葉に今の自分に対して答えのヒントがあるような気がした。

「花は虫のために咲く 虫は喜び花の願いに報いる 人はただ見ているだけだ」

「草木の行先は大地 水の行先は海 いずれも静かなところだ」

「濁った水はそのまま静かにしておくと いつしか澄んでいる」

「高い山の美しさは深い谷がつくる」

「生まれるものは何であれ みんな あなたより深いところからくる 起こるものは何であれ みんな あなたより高いところからくる」

「愛とは いまここにおいてのみ可能なのだ」

「いま生きずしていつ生きる」

「ひとは夢の出てきたところに戻るのだ」

この人ももう一冊の本に「求めない」というのがあったけれど、ぼくは求めようと思う。
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静岡に多可能という居酒屋があると聞いて、きてしまったなり。昭和を香りとして売っているというより、昭和がそのまま残っていて、そこにあったなり。創業は大正十二年。店には大きな時計が飾ってある。どのぐらい長い長い時を刻んでいるのだろう? たくさんのお客さんの笑い声。




知らない町をふろつくのが好き。思い出は忘れさられ、ぼくもその中にいる。

・・・

来る途中、交通違反でマイナス1点の反則切符を切られてしまった。累積で免停かもしれない。トホホ。
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また、旅に出ました。
たどり着いたら野口英世の町でした。

喫茶店でコーヒーを飲みに入ったら野口英世の本がたくさんありました。その喫茶店で野口英世について書かれた新書を読みました。実はDr. Noguchiはむちゃくちゃな人だったみたい。あぁ、生き急いでたのかなぁ。宵越しの銭は持たない人。心の中の何かに追われていたのか? でも世界中の人に感謝され、ガーナには野口英世記念研究所もあるよ。

通りは小さな祭り。子どもたちが道路にたくさんの落書き。

夜はやっぱり居酒屋へ。「麦とろ」というお店で呑んだ。お客さんが持ってきてくれたたくさんの野草の天ぷらを頂きました。おいしいとあったかい。
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栃木県の川俣温泉というところに行ってみた。泊まったのは渓山荘という国民宿舎。朝、その渓山荘から電話がかかってきた。なんと、向こうでは、雪が降っているとのこと、車のチェーンの装備をお忘れなくとのこと。
着くころには雪は雨になっていて、チェーンは要らなかった。ものすごく辺鄙な山間。こういう温泉地を秘湯というのかな?
夕食の岩魚の塩焼きがおいしかったよん。露天風呂がかなりいい。雪が残っている山を見ながら、渓流の流れる音を聴きながらの温泉。透明な湯は硫黄の香り。自然の中にそのまま湯船がある感じ。癒されたぁ。
たくさん部屋があるのに泊まっているのは、数人。夜中、人の気配を感じないロビーでぼーっとしていて、大きな柱時計を見ていると、不思議に現実感がなくなり、誰かの夢とか思い出の中に入り込んだような妙な気持ちになった。柱時計が静かに時をきざんでいた。チクタク・・・
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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