えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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車で朝霧高原を通過する。富士山がとても大きく見えます。こんなのが爆発したり、噴火したりしたら、とっても怖い、と思いました。

http://mohsho.image.coocan.jp/asagirifuji03.html
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下部温泉の湯につかろうと、旅にでました。車で富士宮に向かいそこから北に向かう。新東名高速を初めて走る。新しい道路が気持ちいいのだが、道はほとんだがらすき。また自然を壊して無駄なものを作ったのだろうか、と思う。そういう自分も車で旅しているのだから、これも天に唾して、自分に落ちてきます。

http://www.c-nexco.co.jp/shintomei/
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下部温泉にはよく行くのだけど、そのあたりの観光地には足をのばしたことがないと思い、身延山久遠寺まで出かけてみた。

日蓮宗の総本山は人里離れた、山奥にあって、まわりには山村しかないような地なのであった。長く急な石の階段を息を切らせながら登ると、そこに大きな寺があって、日蓮上人の入滅のところだという。寺の中に入れば華美な黄金の伽藍が数人のアメリカ人かイギリス人の観光客と数人の参りに来たおばあさんのみいて、静かさが広がっていた。

日蓮上人というと、その生きた鎌倉時代でも一種の異端と呼ばれていて、その理由は他宗を批判、攻撃していたこと、もう一つは現世の社会改革というようなことを積極的に唱えていた、ということらしい。畢竟、日蓮は時の権力と鋭く対立し、弾圧を受け、佐渡ヶ島への流刑の話は有名で、そのような人がこのようなひっそりとした山奥で最期の時を迎えたことが、不思議なことでとともに、何か納得できるようなこととも感じた。そして、寺の脇の古びた社務所のようなところで、おばあさんから御札を授けてもらったのだけど、その物腰のやわらかい、やさしくおだやかな表情に数百年の時の流れも感じたのです。

さて、日蓮宗というと、「銀河鉄道の夜」を著した宮澤賢治の信心した宗教でもあるわけだけど、賢治の入会した日蓮の教えから端を発した国柱会の説いたは「八紘一宇」は日本のアジアへのある人は進出といい、ある人は侵略ともいい、ある人はアジアの欧米からの防衛ともいう、それを後押しした思想めいたものの大きな一つであることに、驚いたりもする。賢治のコスモポリタニズムと国粋主義は賢治自身の中でどう矛盾し、統合されもするのだろうか。

鎌倉時代の仏教といえば、日蓮上人よりも一遍上人に惹かれたりするのだけど、一遍や時宗、踊り念仏の話は、いつかまた別項に。

そんなことを考え、思い、山寺を歩いていたのです。
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山梨県早川町の三里にある町営の温泉宿「ヘルシー美里」に泊りに行ってきました。身延線からバスに乗り一時間、何もない村にやってきたのではなく、人の暖かさと宿になった中学校と森や木、鳥たちのさえずりはあったのです。

ここは昔は三里中学校、のちの早川北中学校であったところで、古い木造の学校の外観がそのまま残っています。子ども連れの家族がたくさん来ていて、ちらほら、校庭だったところで子どもたちが遊んだりしています。夜には星空観察会、朝には餅つき大会などが催されていました。

夕食は猪鍋やら山女魚やらさしみこんにゃくやら、ここでとれたものがおいしかったです。そして、ここの温泉が素晴らしい。本当は鉱泉なのですが、その沸かし湯に入るのです。それが知られざる極上の湯でした。穴場見っけ!

http://www.hayakawa-eco.com/hmis
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昔、日本テレビで「祭ばやしが聞こえる」というドラマを放映していて、傑作だったと思う。萩原健一主演の事故を起こした競輪選手が再起をかけけて、山梨の富士吉田のあたりで練習に励み、その回りの人たちとのやりとり、などが描かれていた。今、思いおこせば、遠く聞こえる祭ばやしを聴いている趣がなんとも喧騒が過ぎ去った時代を切り取っていたようにも思え、スタイリッシュな映像はもっとも早いロード・ムービーのようでもあった。

そのロケに使われた民宿があると聞き、いつかは泊まってみたいと思った。その民宿、鱒の家に偶然、泊まることができた。茅葺きの古い民宿は、富士山を景色に構えた陽光に照らされ、明るくて懐かしい陽だまりのようにそこにあった。宿に着いて荷物を置き、外に出かけた。宿に向かう道の通りがかった小学生の女の子にこんにちはと声をかけられ、こんにちはとぼくは返した。そして、観光地にもなっている忍野八海のそのあたりを散策してみた。手垢についた言葉で恐縮だが、なんとも癒しの気が満ち溢れているようなのだ。この空気は以前にどこかで経験したことがあるなと思い、思い出をたぐり思い出した。一つは長野県の安曇野にある大王わさび農園、一つは同じく長野県の戸隠神社とその参道。この忍野八海を含めてどこも清き水のせせらぐところだったのだ。ぼくがいやされるところはそのような清き水の地であるらしいことを発見しもした。ぼくは忍野八海を三番目の小さな清き水の聖地であると位置づけた。

さて、宿に戻り、風呂に入り、そのあと宿でぼーっとしていると、どこからともなく、ピアノの音が聞こえ、それはベートーベンの「エリーゼのために」を練習しているようなのだ。多分、さっき挨拶した女の子がピアノの練習をしているのだろう。泊まるところは二階になっていて、一回が食事をするところとなっていた。大広間にいくつかのちゃぶ台が置かれ、そこで鱒料理をいただいた。おいしかった。食事をした大広間は田舎の大広間そのままで、その広間にに神棚や仏壇も置かれ、賞状や、富士山の絵や写真、代々の御父堂、御母堂の写真も飾られている。子どものころ夏休み遊びに行った、父、母の田舎の生家が思い出され、むしょうに懐かしい空気がそこにあった。部屋に戻りテレビを付けたのだけど、そのテレビがやはりとてもつまらなく、今いる宿にも合っていないと思って三十分ほどでテレビを消してしまった。簡素な照明に照らされた池で小さな鯉の泳ぐ庭園を眺める。眠くなり、早々と眠ってしまった。

翌朝、目覚めると、また「エリーゼのために」が聞こえた。忍野八海と鱒の家の小さな旅でした。
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この前の日曜日、近所の鹿沼公園に咲く桜の花を見に行った。大きな池のある公園、見過ごかされがちな癒しのスポットかもしれない。鯉とか亀の住む水に白鳥が涼しげに泳いでいる。人通りもそれほど多くない。あぁ、久しぶりに昼から酒を飲んでしまったよ。極楽、極楽。

その足で自転車をこいで、市民祭りが開かれているという市役所のあたりにまで行ってみる。祭りの人ごみにワクワクし、そこにいるだけで元気をもらいます。そこでは、いくつもの和太鼓の音が響きわたっていた。相模原市だけで、こんなにたくさんの太鼓の連があるのなんて知らなかった。しかし、辛辣なことを言ってしまうと、たかが叩くだけの太鼓ではなくて、そこにはピンからキリまでありましたよ。しょぼいなぁみたいなのから、これは凄いってものまで、いろんな和太鼓の連を聴いてまわる。すると、ふと昔が甦り、NON BANDの玉垣くんのドラムが聴きたくなったのです。最近、また活動しているらしい。あと、フェラ・クティーのバンドのドラマー、トニー・アレン、最高です。両者とも、お祭り系、お囃子系なのです。


NON baNd
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山梨の湯村温泉街の近くの居酒屋「碁八」でお酒を飲みました。あくまでの素材を活かし一品一品ていねいに調理された肴がおいしかったです。それから、山梨県なのに、あの静岡のあまり見ることのない銘酒「磯自慢」があった。この静岡のお酒、大好きです。ここの板前さん、お酒といい、肴といい、かなりこだわり人だと思う。また来たい。しかし、居酒屋に入ること自体が久しぶりのだなぁ。

碁八の店長さんのブログ
http://ameblo.jp/gohachi-yumura/
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プロフィール
HN:
えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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