えいちゃん(さかい きよたか)

えいちゃんのぶろぐ

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最近めっきりギターでの弾き語りばかりしているぼくなのですが、日本人のギター弾き語りをするミュージシャンに三人ばかり大好きな人がいる。友部正人、高田渡、友川かずきの御三人。この御三人の素晴らしいライブ・アルバムを紹介しながら、語ってしまう。

友部正人のライブ・アルバム「ブルースを発車させよう」はよく聴いた。自伝的な死んだ友だちを歌った「フーテンのノリ」、表題曲の詞が現代詩のような「ブルースを発車させよう」、おもしろおかしな「ゆうれいなんていかしてる」などどれも素晴らしいけれど、このアルバムの中での決定的な歌はアルバムをラストを飾る、なぜか一曲だけ入っているスタジオ録音の「放浪者」です。一回だけ友部さんのライブを生で見たことがるのは、横浜の寿町での夏のフリー・コンサートでもある夏祭りで弾き語りをしていた。その時、ボ・ガンボズとかも見たな。

高田渡の「Best Live」も本当に良く聴いた。このライブ・アルバムに入っている「ブラザー軒」という歌が最高なのです。菅原克己さんという詩人の詩、シンプルなコード進行を付け、語るように高田渡さんは歌っています。ある時から高田渡は自分で作詞をしなくなった。インタビューに答えて曰く、この世界には自分で作る詩や詞よりもいい詩や詞がたくさんあるからということだ。なるほどね。友部正人は、アコースティック・ギターを弾き歌うさすらいのロックンローラーなのだと思い、高田渡は本物のブルースマンだとも思う。今ごろ、やっぱり天国で歌っているのですね。

友川かずきの「ライブ 2005 大阪バナナホール」を聴きながら、いつまでも変わらぬ人だと驚き、その昔に初めて友川の歌をレコードで聴いた時の衝撃の感動が蘇る。この人、歌う時も秋田弁なまりで、絶叫するように歌います。ある雑誌か何かのインタビューでJanis Joplinが好きだとかと答えていた。なるほど。魂の叫びです。それから、彼の歌にあるメランコリーは、詩の心の塊です。中原中也とか村山槐多とか住宅顕信とか、言葉や絵の芸術家のことを、この人の歌をきっかけに知りもしました。友川さん、また生で見てみたいな。

2011年1月29日にスクールオブロック(http://blog.goo.ne.jp/ryusisekine)でまたぼくも弾き語ります。NAOKIさん、オグリ昌也くんらも出ます。よろしくね。













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えいちゃん
性別:
男性
職業:
S.E.
趣味:
音楽
自己紹介:
音楽を演奏したり聴いたりするのが好きです。
歌ってしまいます。そしてギターも少々。
Sam CookeやOtis Reddingなど古いR&Bが好きです。
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